オロシリアン
[Wikipedia|▼Menu]

地質時代区分
(原生代)顕生代
原生代新原生代エディアカラン
クライオジェニアン
トニアン
中原生代ステニアン
エクタシアン
カリミアン
古原生代スタテリアン
オロシリアン
リィアキアン
シデリアン
太古代(始生代)
冥王代

オロシリアン(Orosirian; PP3)は原生代(原生累代古原生代の三番目のリィアキアンの終わりからスタテリアンの始まりまでの20億5000万?18億年前に当たり、層位学に基づかず時間計測的に定義された。紀名はギリシャ語で「山脈」を意味するorosiraに由来。日本語名は決定されていないが、中国語での漢字表記は「造山?」(造山紀)となる。

紀の後半は急激な造山運動が実質上全大陸に相次いだ。シアノバクテリア光合成による大気中の酸素量の増大がこの時代に起きたといわれる。

二回の最大級の小惑星衝突による大災害(インパクトイベント)が知られる。紀の初頭20億2300万年前の一回目の小惑星の激突はフレデフォート・ドームを形成し、終盤18億5000万年前の二回目はサドベリー隕石孔を作った。
参考文献

James G. Ogg (2004). ⇒
“Status on Divisions of the International Geologic Time Scale.”. Lethaia 37: 183–199. ⇒http://www.stratigraphy.org/precambrian/Ogg_2003.pdf

関連項目

地質時代 - 先カンブリア時代 - 原生代 - 古原生代

外部リンク

“ ⇒
Orosirian Period”. GeoWhen Database. 2006年1月5日閲覧。

仲田崇志 (2009年10月29日). “ ⇒地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月15日閲覧。










地質時代
冥王代

-
太古代

原太古代

古太古代

中太古代

新太古代

原生代

古原生代

シデリアン

リィアキアン

オロシリアン

スタテリアン

中原生代

カリミアン

エクタシアン

ステニアン

新原生代

トニアン

クライオジェニアン

エディアカラン


古生代

カンブリア紀

テレヌーブ

フォーチュニアン

第二期

第二世

第三期

第四期

第三世

ウリューアン

ドラミアン

ガズハンジアン

フロンギアン

ペイビアン

ジャンシャニアン

カンブリア紀第十期


オルドビス紀

前期

トレマドキアン

フロイアン

中期

ダーピンジアン

ダーリウィリアン

後期

サンドビアン

カティアン

ヒルナンシアン


シルル紀

ランドベリ

ラッダニアン

アエロニアン

テリチアン

ウェンロック

シェイウッディアン

ホメリアン

ラドロー

ゴースティアン

ルドフォーディアン

プリドリ

-


デボン紀

前期

ロッコヴィアン

プラギアン

エムシアン

中期

アイフェリアン

ジベティアン

後期

フラニアン

ファメニアン


石炭紀

ミシシッピアン

トルネーシアン

ビゼーアン

サープコビアン

バシキーリアン

ペンシルバニアン

モスコビアン

カシモビアン

グゼリアン


ペルム紀

シスウラリアン

アッセリアン

サクマーリアン

アーティンスキアン

クングーリアン

グアダルピアン

ローディアン

ウォーディアン

キャピタニアン

ローピンジアン

ウーチャーピンジアン

チャンシンジアン



中生代

三畳紀

前期

インドゥアン

オレネキアン


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef