オルリーのサンバ（葡：Samba de Orly）は、1970年、ブラジルの音楽家・シコ・ブアルキ、トッキーニョ、ヴィニシウス・ヂ・モライスの共作によるボサノヴァの歌曲である。
概要

作詞はシコ・ブアルキによるとされる。ブラジルに軍事政権が成立すると、シコはこれに反抗して1969年にヨーロッパへ亡命。亡命中のシコをブラジルから訪ねてきた友人（トッキーニョ）が、リオデジャネイロへの帰国の途につく際、シコがフランス・パリのオルリー空港で見送ることになる。歌詞の内容は、その時にシコが友人に託した言葉ということになっている。

軍事独裁政権を批判する「プロテスト・ソング」の一つとされる。
関連項目

ボサノヴァ

シコ・ブアルキ

トッキーニョ

ヴィニシウス・ヂ・モライス

ブラジルの歴史#軍事独裁政権時代（1964年-1985年）

オルリー空港

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更新日時:2014年3月5日(水)18:27
取得日時:2016/09/28 17:43