(国旗)(国章)
国歌: Heil dir, o Oldenburg
ドイツ帝国内におけるオルデンブルク大公国
首都オルデンブルク
君主
1108年 - 1108年エリマール1世
1774年 - 1785年フリードリヒ・アウグスト1世
1815年 - 1823年ヴィルヘルム
1900年 - 1918年フリードリヒ・アウグスト2世
変遷
成立1108
公国へ昇格1774年
フランス帝国に併合1805年
大公国として独立1815年
ドイツ統一1871年
滅亡1918年
オルデンブルク(ドイツ語: Oldenburg, 低ザクセン語: Ollnborg)は、中世から近代にかけてのドイツに存在した領邦国家。首都であるオルデンブルク(現在はニーダーザクセン州の都市)、およびそれに由来する領主・君主の爵位によりこの名称で呼ばれる。
中世にオルデンブルク伯領(Grafschaft Oldenburg)の領主(オルデンブルク伯)であったオルデンブルク家からは、のちにデンマーク王家(オルデンブルク朝)が出た。またオルデンブルク家の分家にあたるホルシュタイン=ゴットルプ家は、ロシアのロマノフ家(ピョートル3世以後)にもつながっている。それゆえにオルデンブルクは、神聖ローマ帝国に属する領邦でありながらデンマーク王が領主となっていた時代(1667年 - 1773年)があり、また短期間ながらロシア皇帝が領主になっていた(1773年)。1777年にはホルシュタイン=ゴットルプ家のもとでオルデンブルク公国(Herzogtum Oldenburg)となるが、ナポレオン戦争中にはフランス帝国による支配を受けている(1810年 - 1813年)。ウィーン会議の結果オルデンブルク大公国(Grosherzogtum Oldenburg)となり、1871年にドイツ帝国の構成国の一つとなった。