オリヴァー・プラット
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オリヴァー・プラット
Oliver Platt
2010年撮影
本名Oliver James Platt
生年月日 (1960-01-12) 1960年1月12日(64歳)
出生地オンタリオ州ウィンザー
国籍 カナダ
職業俳優
活動期間1988年 -
配偶者Camilla Campbell (1992 - )
主な作品
映画
ドクター・ドリトル
カサノバ』テレビドラマ
HUFF?ドクターは中年症候群
『キャシーのbig C -いま私にできること-』
シカゴ・メッド
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オリヴァー・プラット(Oliver Platt, 1960年1月12日 - )は、カナダオンタリオ州出身の俳優。
来歴

1960年カナダオンタリオ州ウィンザーに生まれる。両親はアメリカ人であり、母シエラは社会福祉援助技術のソーシャル・ワーカーとして働き、父親のニコラスは外交官だった[1]。父はパキスタンザンビアフィリピンにおいて大使も務めた。そのこともあり、プラットはアジア諸国を中心に12個もの学校を転々とした。また一時期父親が日本にも外交官として赴任したことがあり、プラット自身もごく短い間ではあるが日本で過ごした。日本滞在中はアメリカンスクール・イン・ジャパンに在籍した[2]。家族が帰国後も父はまだ日本にいたため、夏休みになると東京へ遊びに来ていたという。なお、インタビューにおいてかつて住んだことのある国で最も好きだったのは「東京」と答えており、日本限定で発売されていたバスキン・ロビンスの“抹茶アイスクリーム”が大好物だったと語っている[3]

その後家族はワシントンD.C.へ移り、9歳の時にジョン・F・ケネディ・センターで見た舞台をきっかけに役者を目指すようになる。その舞台には若き日のモーガン・フリーマンが立っていた。高校卒業後は本格的に役者を目指してタフツ大学へ進学して演技を専攻。同期にはハンク・アザリアがおり、現在も親交があるという。さらにボストンのShakespeare & Companyに参加して舞台に立つようになる。ニューヨークへ移った後は、オフ・ブロードウェイなどで着々とキャリアを重ねていった。少ししてビル・マーレイと知り合い、マーレイがプラットを映画監督ジョナサン・デミに紹介したことから『愛されちゃって、マフィア』で映画デビューを果たした。その後も様々な話題作に出演を続け、コメディからシリアスな映画まで様々な役柄を演じる個性派俳優としての地位を築いた。1992年にはカミーラ・キャンベルと結婚。現在は3児の父親でもある。

プラットの家族構成ではアダムという名の弟がおり、『ニューヨーク・マガジン』でレストラン評論家として活躍している。アダムもオリヴァーと共にアジア各国に住んだことがあり、オリヴァーと同様、日本滞在中にはアメリカンスクール・イン・ジャパンへ在籍した。

母方の遠い親戚にダイアナ妃がいる[4]
主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考
1988クルーソー
Crusoe ニュービー
愛されちゃって、マフィア
Married to the Mobエド
ワーキング・ガール
Working Girlラッツ
1990フラットライナーズ
Flatlinersランディ
ハリウッドにくちづけ
Postcards from the Edgeニール
1992ベートーベン
Beethovenハーヴェイ
ミッドナイト・スティング
Diggstown フリッツ
1993派遣秘書
The Temp ジャック
幸福の条件
Indecent Proposalジェレミー
三銃士
The Three Musketeersポルトス
妹の恋人
Benny & Joonエリック
1995トール・テイル/パラダイス・ヴァレーの奇跡
Tall Taleポール
ファニー・ボーン/骨まで笑って
Funny Bones トミー
ネオナチへの潜入/あるジャーナリストの闘い
The InfiltratorYaronテレビ映画
1996エグゼクティブ・デシジョン
Executive Decisionデニス・ケイヒル
評決のとき
A Time to Killハリー
1998娼婦ベロニカ
Dangerous Beautyマフィオ・ベニエ
ブルワース
Bulworthデニス・マーフィー
インポスターズ
The Impostorsモーリス
ドクター・ドリトル
Doctor Dolittleマーク・ウェラー
サイモン・バーチ
Simon Birchベン・グッドリッチ
1999U.M.A レイク・プラシッド
Lake Placidヘクター・サイア
スリー・トゥ・タンゴ
Three to Tangoピーター
アンドリューNDR114
Bicentennial Manルパート・バーンズ
2000ガンシャイ
Gun Shyフルヴィオ
ヘッド・ロック GO!GO!アメリカン・プロレス
Ready to Rumbleジミー・キング
2001サウンド・オブ・サイレンス
Don't Say a Wordルイス・サックス医師
2002スナイパー
Liberty Stands Stillヴィクター・ウォレス
ロード・トゥ・ヘル
Ash Wednesdayモラン
2003エイプリルの七面鳥
Pieces of Aprilジム
スプリング・ガーデンの恋人
Hope Springsダグ・リード
2004愛についてのキンゼイ・レポート
Kinseyハーマン・ウェルズ
2005バイバイ、ママ
Loverboy ミスター・ポメロイ
アイス・ハーヴェスト 氷の収穫
The Ice Harvestピート
カサノバ
Casanovaパプリッツィオニューヨーク映画批評家協会賞 助演男優賞 受賞
2007幸せになるための10のバイブル
The Tenマーク
2008フロスト×ニクソン
Frost/Nixonボブ・ゼルニック
2009紀元1年が、こんなんだったら!?
Year One司祭長
2012
2012カール
2010ジュリエットからの手紙
Letters to Juliet雑誌編集者ボビークレジットなし
ラブ & ドラッグ
Love and Other Drugsブルース
2011X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class黒服の男
2012ライジング・ドラゴン
十二生肖ローレンス
ジンジャーの朝 ?さよなら、わたしが愛した世界


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