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オリン・キープニュース
Orrin Keepnews
生誕 (1923-03-02) 1923年3月2日
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク・ブロンクス区
死没 (2015-03-01) 2015年3月1日(91歳没)
ジャンルジャズ
職業音楽プロデューサー、作家
活動期間1952年 - 2015年
レーベルリバーサイド、マイルストーン、ファンタジー、ランドマーク
オリン・キープニュース(Orrin Keepnews、1923年3月2日 - 2015年3月1日)は、ブロンクス[1]出身の作家・音楽プロデューサー。リバーサイド・レコード(1953年-1964年)などのレーベルで、数多くの作品に関わったことにより広く知られている。 1943年、コロンビア大学を卒業し、英文学学位取得[2]。その後、第二次世界大戦末期の東京大空襲に参加した。 1946年、コロンビア大学院を経て、サイモン・シャスター出版社で編集者を務め、コロンビアの同級生ビル・グラウアー (Bill Grauer)が1948年にオーナーになった雑誌『The Record Changer』でも活躍した。 1952年、グラウアーとともにRCAビクター傘下のXレーベルの再発シリーズを担当し、翌年にふたりはリバーサイド・レコードを設立した。当初、このレーベルはスイング・ジャズの再発盤ばかり出していたが、ピアノのランディ・ウェストンと契約し、ようやく同時代のシーンに興味を抱いた。 1955年、プレスティッジ・レコードとの契約が切れたセロニアス・モンクを獲得したのを皮切りに、ビル・エヴァンス、キャノンボール・アダレイとナット・アダレイ、ウェス・モンゴメリー、ジョニー・グリフィン、ジミー・ヒースなどと契約し、プリスティッジやブルーノートの対抗馬となる。1961年にはビル・エヴァンス・トリオのアルバム『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』と『ワルツ・フォー・デビイ』をライブ録音した。 この時期、グラウアーはビジネスに専念していたが、1963年末に心臓発作で急死。リバーサイドも1964年夏に倒産した。 キープニュースはピアニストのディック・カッツ
生涯
プロデューサー業
リバーサイド倒産後
1972年、サンフランシスコに引っ越し、リバーサイドの権利を買ったファンタジー・レコードでジャズのA&Rを担当した。マイルストーンもファンタジーが買収し、リバーサイドで一緒だったソニー・ロリンズと契約し、リバーサイドの再発盤を連発した。ビル・エヴァンスがファンタジーと契約したのはこの頃である。
1980年にキープニュースは「どんな最高の条件であれ、もう誰かのために働くのは嫌だ」と話し、フリーランスに戻った。
1985年、ランドマーク・レコードを設立し[3][4]、クロノス・カルテットがビル・エヴァンスやモンクの曲を録音し、ボビー・ハッチャーソンは後期の傑作アルバム群を録音した。1993年、ランドマーク・レコードはミューズ・レコードとなる。
CD時代にも再発盤を担当。デューク・エリントンの24枚組CDボックス『RCA Centennial set』を1999年に制作。リバーサイドの『Keepnews Editions series』も担当。 ルシル・カウフマン (Lucile Kaufman)と1948年に結婚。1989年に妻が亡くなり、衣装デザインのマーサ・イーガン (Martha Egan)と再婚。 息子のピーター・キープニュースは「ニューヨーク・タイムズ」紙の編集者で、ジャズなどについての本をいくつか出している[5]。 もう一人の息子、デヴィッド・キープニュースはニューヨーク市立大学ハンター校で看護学を教えている。 2015年3月1日に91歳で死去[2]。 数字 A B
私生活
制作作品(252枚)
10 to 4 at the 5 Spot:ペッパー・アダムス1958
13th House:マッコイ1981
2 Horns / 2 Rhythmケニードーハム1957
5 by Monk by 5セロニアス・モンク1959
Abbey Is Blueアビー・リンカーン1959
African Waltzキャノンボール1961
Afro-Jaws:Eddie "Lockjaw" Davis1960
The Alternative Wes Montgomeryウェス・モンゴメリー1963
Anthenagin アート・ブレイキー1973
Atlantis (McCoy Tyner album)マッコイ・タイナー1974
Bags Meets Wes!ウェス・モンゴメリー1961