オリンピックのイラン選手団
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オリンピックのイラン選手団

イランの国旗
IOCコード:IRI
NOC:イランオリンピック委員会
公式サイト
オリンピック
メダル

24銀
23銅
29計
76
夏季オリンピックイラン選手団
1900 • 1904 • 1908 • 1912 • 1920 • 1924 • 1928 • 1932 • 1936 • 19481952195619601964196819721976 • 1980 • 1984 • 198819921996200020042008201220162020
冬季オリンピックイラン選手団
1956 • 1960 • 1964 • 1968 • 1972 • 1976 • 1980 • 1984 • 1988 • 1992 • 1994 • 1998 • 2002 • 2006 • 2010 • 201420182022

オリンピックのイラン選手団(オリンピックのイランせんしゅだん)は、王朝時代およびイラン・イスラーム共和国のオリンピック選手団。イラン選手団はガージャール朝時代の1900年パリオリンピックに1人が参加したことに始まる。これ以降一時参加が途絶えたが、第二次世界大戦の後、パフラヴィー朝が国内統治権を回復した1948年ロンドンオリンピックから再び参加が始まり、1956年コルチナ・ダンペッツオオリンピックでは冬季オリンピックへも初参加を果たした。

イラン革命を経て1979年に成立したイラン・イスラム共和国アメリカ合衆国と激しく対立し、さらにソビエト連邦との関係も悪かったため、両国で行われた1980年モスクワオリンピック1984年ロサンゼルスオリンピックはボイコットしたが、1988年ソウルオリンピックからは復帰し、その後も継続して参加している。
概要

これまで最も多くメダルを獲得した夏季オリンピックは、2012年ロンドンオリンピックの13個、また最も多くのメダルを獲得した夏季オリンピック競技はレスリングの47個である。ただし、冬季オリンピックでのメダル獲得はまだない。

また、合計76個のメダルのうち、75個までが男子競技で獲得している。2016年リオデジャネイロオリンピックではテコンドーの女子57キロ級でキミア・アリザデが3位となり、イラン史上初となる女子競技でのメダルを獲得したが、2020年1月に自国の政治体制を批判して国外へ亡命し、2021年に開催された2020年東京オリンピックでは難民選手団の一員として参加した(4位入賞)。

IOC加盟以来、長らくイラン(Iran、IOCコードはIRN)の名で参加していたが、1979年イラン革命後、選手団の名称は公式国名のイラン・イスラム共和国(Islamic Republic of Iran)となり、IOCコードも1992年バルセロナオリンピックからIRIに改められた。
メダル獲得数一覧1948年から2016年までのイラン選手団のメダル獲得数と国別順位のグラフイランに初めてメダルをもたらしたジャフャル・サルマスィー


近代オリンピックでの国・地域別メダル総獲得数一覧」も参照
夏季オリンピック

大会名金銀銅計
1900 パリ0000
1904 セントルイス不参加
1908 ロンドン
1912 ストックホルム
1920 アントワープ
1924 パリ
1928 アムステルダム
1932 ロサンゼルス
1936 ベルリン
1948 ロンドン0011
1952 ヘルシンキ0347
1956 メルボルン2215
1960 ローマ0134
1964 東京0022
1968 メキシコシティ2125
1972 ミュンヘン0213
1976 モントリオール0112
1980 モスクワ不参加
1984 ロサンゼルス
1988 ソウル0101
1992 バルセロナ0123
1996 アトランタ1113


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