オヤマ!菊之助
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オヤマ! 菊之助
ジャンルエロコメディ学園漫画
漫画
作者瀬口たかひろ
出版社秋田書店
掲載誌週刊少年チャンピオン
レーベル少年チャンピオン・コミックス
発表期間1996年20号 - 2001年30号
巻数全25巻
話数全245話
テンプレート - ノート
ポータル漫画

『オヤマ! 菊之助』(オヤマ! きくのすけ)は、瀬口たかひろによる日本漫画秋田書店刊行『週刊少年チャンピオン』にて、1996年20号から2001年30号まで連載された。サブタイトルは『THE HIGHSCHOOL LOVE2 COMEDY』で、単行本第1巻のみサブタイトルが『学園ラブラブ・コメディー』と書かれている。単行本は全25巻。1997年にはドラマCD化された。

続編となる『オヤマ!キクノスケさん』が『ヤングチャンピオン烈』にて2016年11号から[1]2018年4号まで連載。
概要

名門女子高「黒髪学園」に女形の勉強という名目でやって来た主人公の藤井菊之助が次々とトラブルを巻き起こす学園コメディ

少年誌としてはかなり過激な性描写があり、乳首や下着の露出はおろか愛液を垂れ流す様子や、見える寸前の女性器も頻繁に描かれた。また、しばしば(異物ではあるが)挿入や絶頂を迎えたらしき描写も見受けられる。

登場する女性キャラクターは生徒のみならず、外国人や様々な職業に就く成人女性も存在した。レギュラー化する女性キャラクターは稀で、ほとんどのキャラクターは1話限りの「主演」となり、以後は出番があってもモブ扱いとなることが大半であった。

2009年11月19日発売の『週刊少年チャンピオン』51号で、「創刊40周年記念名作読み切りシリーズ」として読み切り掲載された。
あらすじ
黒髪編(第1話から第166話まで)

歌舞伎の名門・藤井一座の跡取り藤井菊之助は、父親の命により巨大女学校・黒髪学園に編入することになった。目的は女生徒たちと身近に接し過ごすことによって女形の技術に更なる磨きをかけるという崇高なもの。しかしスケベが取り柄の菊之助、ただ修行のためだけに茫漠と日々を過ごすなどということができようはずもない。何かと理由を付けては美少女たちと「より身近に接し」ようと跳梁するのであった。
健軍編(第167話から最終話)

様々な理由によりついに黒髪学園を去らねばならなくなった菊之助。次に目指すは田舎町にある健軍女子高校。学校に向かう道すがらさっそく美少女と知り合い前途洋々の菊之助であったが、健軍女子高校でも数多くの騒動(と美少女)が待ち構えているのだった。
登場人物
主要人物
藤井 菊之助(ふじい きくのすけ)
主人公。名門
歌舞伎一座の跡取り息子。3年生。物腰穏やかで礼儀正しく、女性に対しては常にレディーファースト的な姿勢で接し、困っている女性を放っておけない好青年。一方で芸事に対する情熱やプライドは高く、歌舞伎を侮辱されたり冒涜に等しい行為をされると怒る。身体能力が高く、頭の回転も早く機転が利く。外国語も話すこともでき、腹話術も習得しているなど多芸。弱点は泳げないこと。筋金入りのスケベな性格で、下着泥棒や覗きの常習犯。口八丁手八丁で学園内外の女性に手を出し、持ち前の技術で絶頂させることもしばしば。最後は必ずあおいに見つかりお仕置きされるのが序盤のお約束となっていた。以前に転入していた学校でも多くの女性を手にかけており、男子生徒から相当な恨みを買っていた様子。着物を日常的に着用しており清潔感のある外見だが、自室は非常に散らかっており汚い。また、エロ本を大量購入して金欠になったこともあるなど、私生活はだらしない様子。下着は派。規格外の巨根の持ち主で、意図的に勃起させることで危機を脱することもあった。全寮制女子校である黒髪学園では男子生徒の入寮は想定されておらず、菊之助には物置として使われていた空き部屋が宛がわれている。健軍女子高校では当初屋上に住み着いていたが、遙日たちに追い出されてからは河原に住んでいる。あおいに対しては好意を抱いているような素振りもあったが、あおいと兄妹であることが発覚し恋愛対象ではなくなってしまう。しかし、健軍編終盤で兄妹ではなく従兄妹だったことが判明する。人気投票では2位[2]
時巻 あおい(ときまき あおい)
風紀委員長として学園の秩序を守るため、菊之助を追い続ける。3年生。ショートカットの髪型と凛々しい性格で女子生徒から人気があるが、同時に風紀番長などとも呼ばれ、畏怖の対象ともなっている。


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