オムロン
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オムロン株式会社
OMRON Corporation

オムロン京都センタービル(左、本社)と
啓真館(右、展示・研修・保育施設)
種類株式会社
市場情報東証プライム 6645大証1部(廃止) 6645
本社所在地 日本
600-8530
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801番地
設立1948年5月19日
(立石電機株式会社)
業種電気機器
法人番号1130001016824
事業内容制御機器
FAシステム
電子部品
代表者辻永順太(代表取締役執行役員社長CEO
宮田喜一郎(代表取締役執行役員副社長CTO
資本金641億円
(2021年3月末現在)
発行済株式総数2億624万5千株
(2021年3月末現在)
売上高連結:8760億82百万円
単体:3694億98百万円
(2023年3月期)
純利益連結:738億6百万円
(2023年3月期)
総資産連結:9981億60百万円
(2023年3月末現在)
従業員数連結:28,034名
単体:4,621名
(2023年3月末現在)
決算期3月
会計監査人有限責任監査法人トーマツ
主要株主日本カストディ銀行(信託口) 5.85%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 4.44%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 3.37%
京都銀行 3.37%
三菱UFJ銀行 2.45%
(2018年9月30日時点[1]
主要子会社オムロン ソーシアルソリューションズ
オムロン ヘルスケア
オムロン エキスパートリンク
関係する人物立石一真(創業者)
立石信雄(元会長)
立石義雄(名誉会長)
外部リンクオムロン
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オムロン株式会社(: OMRON Corporation)は、日本京都府京都市に本社を置く大手電気機器メーカー。

創業者は立石一真。センシング&コントロール技術を核とした産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品等を展開する「オムロングループ」の中核企業の役割を担っている。東京証券取引所プライム上場(証券コード:6645)、米国預託証券上場(証券コード:OMRNY)。日経平均株価及びTOPIX Large70の構成銘柄の一つ[2][3]
概要

制御機器・ファクトリーオートメーション(FA)システム事業、健康医療機器・サービス事業、社会システム事業、電子部品事業、データソリューション事業、の主要5事業を、一部分社化を含め、カンパニー制で展開している。

世界初の無接点近接スイッチを開発するなど産業用オートメーション機器に強みを持つが、一般消費者には健康医療機器で知られる。家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇る。また、自動改札機ATM(現金自動支払機)の開発のほか、近年では、液晶テレビバックライトが知られる。かつてはプリントシール機の開発の大手でもあり、グループ会社だったオムロンエンターテインメント(現・フリュー)OEMおよび自社ブランドで販売を行っていた。なお、現在はグループを離脱している。

社名は、立石電機株式会社時代に本社を置いていた京都市右京区花園の通称「御室」(おむろ)から。創業地としても知られる。なお、現在その跡地は住宅地となっているが、創業記念碑が建立されている。

世界7極に地域統括本社を設置(日本アメリカオランダ中国シンガポールインドブラジル)。中国を中心とした海外へのビジネス展開に積極的で、既に連結での海外売上比率は5割を超えている。
沿革オムロン三島事業所(静岡県三島市

1930年 - 立石一真が京都市下京区で「彩光社」を設立。

1933年5月10日 - 大阪市都島区東野田に「立石電機製作所」を創業。レントゲン撮影用タイマの製造開始。

1936年7月 - 大阪市西淀川区に工場を新設して移転。

1945年6月 - 工場を京都市右京区花園土堂町に移転。

1948年5月19日 - 株式会社に改組し「立石電機株式会社」を設立。

1955年1月 - 販売部門・研究部門を分離・独立して「立石電機販売株式会社」「株式会社立石電機研究所」を設立。同時期に生産子会社「株式会社西京電機製作所」を設立。

1959年

1月 - 商標を「OMRON」と制定する。社憲制定。

2月 - 「株式会社立石電機研究所」を合併。


1960年2月 - 世界初の無接点近接スイッチを開発。

1960年10月 - 京都府乙訓郡長岡町(現・長岡京市)に中央研究所を竣工。

1962年4月 - 京都証券取引所大阪証券取引所(両市場とも現在は市場統合)第二部に上場。

1964年

4月 - 世界初の電子式自動感応式信号機を開発。

10月 - 生産子会社を「株式会社西京電機立石製作所」に一本化する。


1965年

4月 - 「立石電機販売株式会社」および「株式会社西京電機立石製作所」を合併。

8月 - 大阪証券取引所第一部へ指定替え。


1966年9月 - 東京証券取引所名古屋証券取引所各第一部に上場。

1967年3月 - 世界初の無人駅システムを開発。

1968年11月 - 英文社名をOMRON TATEISI ELECTRONICS CO.に決定。

1969年3月 - 世界最小の卓上電子計算機「CALCULET-1200」を発表。

1971年6月 - 世界初のオンライン現金自動支払機を開発。

1972年2月 - 日本初の福祉工場である「オムロン太陽株式会社」を設立。

1974年9月 - 立石ライフ・サイエンス研究所を設立[4]

1983年 - 電子体温計「けんおんくん」を発売。

1987年7月 - 世界初の超高速ファジィコントローラを開発。

1988年

9月 - オランダに欧州地域統轄会社「OMRON EUROPE B.V.」を設立。

10月 - シンガポールにアジア・パシフィック地域統轄会社「OMRON ASIA PACIFIC PTE.LTD.」を設立。


1989年4月 - アメリカに北米地域統轄会社「OMRON MANAGEMENT CENTER OF AMERICA,INC.」を設立。

1990年1月 - 「オムロン株式会社」に商号変更。

1991年3月 - 本社事務所を京都市下京区[注釈 1]に移転。インライン検査機器「画匠」を開発。

1994年5月 - 中国に地域統轄会社「OMRON(CHINA)CO.,LTD.」を設立。

1995年 - 車間距離警報装置を開発。

1999年4月 - 事業部制からカンパニー制へ移行。

2000年8月 - 本店と本社事務所を現在の「オムロン京都センタービル」に移転。

2003年

5月 - 京都府相楽郡木津町(現・木津川市)の関西文化学術研究都市区域内に「京阪奈イノベーションセンタ」を開設、中央研究所他の研究部門を集約。


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