オホーツク_(列車)
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オホーツク
大雪
特急「オホーツク」
(2023年3月18日 網走駅
概要
日本
種類特別急行列車
現況運行中
地域北海道
前身急行「大雪」
特急「おおとり」
運行開始1972年10月2日(オホーツク)
2017年3月4日(大雪)
運営者北海道旅客鉄道(JR北海道)
運営者日本国有鉄道(国鉄)
路線
起点札幌駅(オホーツク)
旭川駅(大雪)
終点網走駅
営業距離374.5 km(札幌 - 網走)
237.7 km(旭川 - 網走)
平均所要時間約5時間30分(札幌 - 網走)
約3時間50分(旭川 - 網走)
運行間隔4往復(オホーツク・大雪各2往復)
列車番号70D+号数(オホーツク)
6080D+号数(大雪)
使用路線函館本線(オホーツクのみ)
宗谷本線石北本線
車内サービス
クラス普通車
身障者対応2号車
座席普通車指定席:1・2号車
普通車自由席:3号車
技術
車両キハ283系気動車苗穂運転所
軌間1,067 mm
電化交流20,000 V・50 Hz(札幌 - 新旭川間)[注 1]
非電化(新旭川 - 網走間)
最高速度110 km/h[1](札幌 - 旭川 - 新旭川
95 km/h(新旭川 - 網走)

路線図



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オホーツクは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が札幌駅 - 網走駅間を函館本線宗谷本線石北本線経由で運行する特別急行列車である。

本項では旭川駅 - 網走駅間で運行される大雪(たいせつ)のほか、石北本線で運行されていた優等列車の沿革についても記述する。
概要
オホーツク

愛称自体は、1959年(昭和34年)9月に旭川駅 - 網走駅間で運行を開始した準急列車として使われ始めたもので、1960年(昭和35年)7月に札幌発着に変更、1961年(昭和36年)10月のダイヤ改正急行列車に格上げされて函館発着となった。1964年(昭和39年)10月の改正で札幌発着に戻されたが、1968年(昭和43年)10月の改正からは名寄本線経由(旭川駅 - 遠軽駅 - 興部駅 - 名寄駅間)の急行列車として運行されるようになった。

現在の列車種別・運行経路となったのは、1972年(昭和47年)10月2日のことで、札幌駅 - 網走駅間の「大雪」のうち1往復を特急列車(31D/32D)に格上げするにあたり、「オホーツク」の名称を転用したことによるものである。これ以降、特急「オホーツク」は急行「大雪」の格上げ・特急「おおとり」の再編・吸収によって増発され、1992年(平成4年)3月に昼行4往復・夜行1往復の5往復となった。

しかし、2006年(平成18年)3月17日には、同日発の列車をもって夜行の9・10号の定期運転が終了(臨時運行は2008年(平成20年)3月16日発まで運行)し、昼行のみ4往復の体制となり、2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正では4往復のうち、日中の2往復を旭川駅で系統分割し「ライラック」「大雪」として分離したため、以降2往復の運転となっている[報道 1]

列車名は北海道北東部に広がるオホーツク海に由来する。日本国有鉄道JRを通じ、唯一ロシア語を由来とする名称が愛称となっている列車である[注 2]
大雪旭川駅で同一ホームで接続する「大雪」と「ライラック」

愛称自体は、かつて石北本線系統の急行列車として長く起用されていたものである。

1951年(昭和26年)4月に函館駅 - 網走駅間(小樽駅経由)の夜行急行列車(旭川駅 - 網走駅間は普通列車)が「大雪」と命名されたのが始まりである。1961年(昭和36年)10月までは函館駅 - 旭川駅間を小樽駅経由で結ぶ列車という性格が強く、石北本線への直通はたびたび廃止され、直通していた時期も石北本線内は普通列車扱いとなっていた。1961年(昭和36年)10月から1963年(昭和38年)6月までは運行区間がさらに短縮されており、函館駅 - 札幌駅間(小樽駅経由)の運転であった。しかし、1963年(昭和38年)6月からは札幌駅 - 網走駅間の気動車急行に「大雪」の列車名が使用されるようになり、「大雪」は石北本線系統の急行列車名として定着する。1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正では、石北本線経由の急行の列車名をすべて「大雪」に統合したため全6往復体制となり、釧網本線を経て釧路へ直通する列車や夜行客車列車なども含む多彩な陣容となっていた。しかし、「オホーツク」への格上げ等により、1985年(昭和60年)3月14日には昼行の1・2号(旭川駅 - 遠軽駅 - 名寄駅間、名寄本線経由)、夜行の3・4号(札幌駅 - 網走駅間)の2往復となり、翌年11月には夜行列車のみが残っていたが、1992年(平成4年)3月14日ダイヤ改正で、「オホーツク」9・10号として格上げ・編入され、愛称が消滅した[2]

その後、2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で、「オホーツク」4往復のうち、2往復を旭川駅 - 網走駅間に短縮した際に再び「大雪」の愛称が起用されることとなった[報道 1]

2020年(令和2年)からの新型コロナウイルス感染症拡大による利用客の減少を受け、2021年(令和3年)3月13日のダイヤ改正以降、全便が閑散日に曜日運休する臨時特急列車に変更された。JR北海道は利用客が回復してくれば、地元自治体と協議しながら運休を取りやめるか判断するとしている[3]

列車名は北海道中央部にそびえる大雪山に由来する。
運行概況

2017年3月4日から、「オホーツク」が札幌駅 - 網走駅間に1日2往復、「大雪」が旭川駅 - 網走駅間に1日2往復での運行体制が始まった。2021年3月13日のダイヤ改正より「大雪」の毎日運行が取りやめとなり、大型連休を除いた特定期間(年度により異なる)の火・水・木曜日に運休する(2022年6月現在)。列車番号は2021年(令和3年)3月13日以降、「オホーツク」が70D+号数[4][注 3]、「大雪」が6080D+号数である[注 4]


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