オビチュアリー
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この項目では、音楽バンドについて説明しています。人の死を伝える文章については「死亡記事」をご覧ください。

オビチュアリー
Obituary
フランス・クリソン公演 (2017年6月)
基本情報
別名Executioner (1984-1986)
Xecutioner (1986-1988)
出身地 アメリカ合衆国
フロリダ州タンパ
ジャンルデスメタル[1][2][3]
ヘヴィメタル[3]
活動期間1984年 - 1997年
2003年 - 現在
レーベルロードランナー・レコード
キャンドルライト・レコード
リラプス・レコード
公式サイト ⇒obituary.cc

メンバージョン・ターディ (ボーカル)
トレヴァー・ペレス (リズムギター)
ケニー・アンドルース (リードギター)
テリー・バトラー (ベース)
ドナルド・ターディ (ドラムス)

旧メンバーマーク・ヴィト (ギター)
アレン・ウェスト (リードギター)
ジェリー・ティッドウェル (ギター)
JP・シャルティエ (ギター)
ジェームズ・マーフィー(リードギター)
ラルフ・サントーラ (ギター)
ジェローム・グレイブル (ベース)
ダニエル・タッカー (ベース)
フランク・ワトキンス (ベース)

オビチュアリー(Obituary)は、アメリカ合衆国出身のデスメタルバンド

同スタイルの形成初期から活動する、先駆的グループの一つ。一度解散したが、2003年より活動を再開した。
概要

デスモービッド・エンジェルディーサイドらと共にフロリダを中心に活動を行い、カンニバル・コープスサフォケイションマルヴォレント・クリエイションニューヨーク勢と共に、1990年代初頭のアメリカにおけるデスメタル・シーン創生期を支え、世界中のデスメタル・バンドに影響を与えた。

また彼らがレコーディングに使用したタンパのモリサウンドと、そこを拠点に活躍していた音楽プロデューサーのスコット・バーンズが作り出すサウンドは、世界中のデスメタル・バンドの憧れになり、各国のデスメタル・バンドが次々とレコーディングに訪れるようになった。

グルーヴィなミドルパートを基本とし、曲の半ばでスラッシュメタル風のファスト・パートになだれこむスタイルが特徴。
略歴カナダ・トロント公演 (2009年4月)

1984年に「Executioner」(エクゼキューショナー)の名前で結成。1986年、更に綴りを「Xecutioner」に変更。

1988年ロードランナーと契約するが、その際にバンド名を現行のオビチュアリー (Obituary)に改名する(ボストンに同名のスラッシュメタル・バンドが存在したため)。

1992年、初来日公演。

1997年に解散するが、2003年から活動を再開。

2008年、HR/HMフェス『LOUD PARK』にて来日公演[4]

2013年、5年ぶりの来日公演[5]

2017年、10作目の節目となるセルフタイトルのオリジナル・アルバム『Obituary』を発表[6]

2023年、11枚目約6年振りとなるオリジナルアルバム『DYING OF EVERYTHING』を発表。
備考

今まで出たどのアルバムにも歌詞カードがついていない。ボーカルのジョン・ターディによれば意味の無い言葉で構成されているとのこと。

1992年に海外の
デスメタル・バンドとして初めて来日公演を行った。(川崎クラブチッタ、サポートはSHELLSHOCK)。ただし1989年にグラインドコア・バンドの「ナパーム・デス」が来日公演を行っている。

メンバー
現ラインナップ

ジョン・ターディ (John Tardy) -
ボーカル (1984年-1997年、2003年- )

トレヴァー・ペレス (Trevor Peres) - リズムギター (1984年-1997年、2003年- )

ケニー・アンドルース (Kenny Andrews) - リードギター (2012年- )

テリー・バトラー (Terry Butler) - ベース (2010年- )デスシックス・フィート・アンダー、マサカー等で活動。

ドナルド・ターディ (Donald Tardy) - ドラムス (1984年-1997年、2003年- )オビチュアリー解散時はアンドリューWKのバックバンドに参加していた。ボーカルのジョン・ターディとは兄弟である。


ジョン・ターディ(Vo) 2017年

トレヴァー・ペレス(G) 2017年

ケニー・アンドルース(G) 2017年

テリー・バトラー(B) 2017年

ドナルド・ターディ(Ds) 2017年

旧メンバー

マーク・ヴィト (Mark Vito) - ギター (1984年)

アレン・ウェスト (Allen West) - リードギター (1984年-1989年、1992年-1997年、2003年-2006年)オビチュアリー在籍中にカンニバル・コープスクリス・バーンズと共にサイド・プロジェクト、シックス・フィート・アンダーを結成したが現在は脱退している。その後、Lowbrowというプロジェクト・バンドを結成し、2枚アルバムをリリースしている(日本未発売)。

ジェリー・ティッドウェル (Jerry Tidwell) - ギター (1985年)

JP・シャルティエ (JP Chartier) - ギター (1986年-1987年)

ジェームズ・マーフィー (James Murphy) - リードギター (1990年)エージェント・スティール、デステスタメントなど数多くのバンドに参加。セカンド・アルバム『コーズ・オブ・デス』に参加。

ラルフ・サントーラ (Ralph Santolla) - ギター (2007年-2011年)ディーサイド、デス(ライブ・セッション)、アイスド・アース(ライブ・セッション)などに参加。2018年5月30日心臓発作を起こし昏睡状態となったが、6月6日夜に生命維持装置が外され死去した[7]。51歳没。

ジェローム・グレイブル (Jerome Grable) - ベース (1984年-1988年)

ダニエル・タッカー (Daniel Tucker) - ベース(1988年-1989年)

フランク・ワトキンス (Frank Watkins) - ベース (1989年-1997年、2003年-2010年)2015年逝去[8]

ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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