オジサンズ11
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オジサンズ11
OJISANS ELEVEN
ジャンル
バラエティ番組クイズバラエティ番組
演出福士睦(総合演出)
出演者羽鳥慎一(当時日本テレビアナウンサー)
徳光和夫
福留功男
小倉智昭
薬丸裕英
中山秀征
峰竜太
露木茂
鈴木史朗
テリー伊藤
ほか
ナレーター垂木勉
製作
プロデューサー加藤幸二郎環真吾遠藤正累
安岡喜郎(CP)
制作日本テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2007年10月15日 - 2008年9月8日
放送時間月曜日 22:00 - 22:54
放送分54分
日本テレビ
特記事項:
初回は30分拡大(22:00 - 23:24)。
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『オジサンズ11』(オジサンズ・イレブン、英字表記:OJISANS ELEVEN)は、2007年10月15日から2008年9月8日まで日本テレビ系列で毎週月曜22:00 - 22:54(JST)に放送されたバラエティ番組。一部局では遅れ放送であったが、詳細は下記参照。日本テレビ系列局のない沖縄県でもTBS系列の琉球放送が2007年12月から放送開始。

ハイビジョン制作。字幕放送が実施されている。なお、字幕放送は、収録スケジュールの都合上字幕放送用の字幕編集が間に合わない場合があるため、喋った内容が数秒遅れで表示されるリアルタイム字幕放送形式を採っている。

タイトルは、ハリウッド映画の『オーシャンズ11』から引用。新聞での表記は『オジサンズイレブン』と全てカタカナで表記されている。
概要
特番からレギュラーへ

2007年3月3日、13:30 - 14:55(サタデーバリューフィーバー枠)でプレビュー版が放送され、系列局の読売テレビでも同年4月29日、鹿児島読売テレビでは9月22日に遅れて放送された。その後10月15日より月曜22時台でレギュラー化された(初回は30分拡大)。在京放送局の元メインアナウンサーら11人、通称オジサンズが集まり、今のニュースやテレビについて議論や取材を行うのが当初の主な内容であった。

単発時とほぼ同じだが、レギュラー放送に昇格したため、視聴者からネタを募集していた。また、それと同時に出演者の中から派遣してほしいリポーターのリクエストも募集していた。

出演者が独自取材しプレゼンする「ジャーナル・アイ」が番組の基本形態。そのときの「ジャーナル・アイ」担当者はMC席と言われるテーブルのような簡易台のある位置まで自動的に席ごと移動(円状に着席しているので回転)する形式である。

レギュラー出演者の羽鳥慎一(当時日本テレビアナウンサー)が、朝起きられずに悩んでいる女性の家を訪問して、わざわざたたき起こす企画も行われる。

同じくレギュラー出演者の徳光和夫が、かつて『ウルトラクイズ』で国内予選敗退組がくやしさを徳光にピコハンでぶつける企画が復活。第1回では新橋のサラリーマンたちの社会への不満を、第4回ではキャバクラ嬢の不満をぶつけられた。徳光が同情するような不満なら、ゴールデンピコハンで叩かれる。

テロップフォントや効果音、提供クレジットなどは、『世界一受けたい授業』とほぼ同じものを使用している。この番組のスタッフは、一部『世界一受けたい授業』『世界の果てまでイッテQ!』にも携わっている。

企画によっては相当体を張った過激な企画も行われる。第2回では、生島ヒロシが逆浸透膜濾過機で濾過した自分の尿を飲んだり、辻よしなりが番組のためにプチ整形を行った。

テレビ三面記事 ウィークエンダー』のジングルが時折使われる。流れるのは主に席の移動開始?終了の時。

毎週、今「旬」なお笑い芸人を1組または1人を呼びネタを披露させ、出演者達のリアクションを見せるコーナーがある。

ジャーナル・アイの内容によっては週またぎ方式を取る事がある。これは、編集に莫大な時間を費やしていることや編成上、延長放送が出来ないことや後続の番組の遅延が出来ないための措置である。

この番組の視聴率は第1回は10%でギリギリ2桁ではあったが、2回目以降はほとんどが1桁台であった。

11月になってから、ロケよりスタジオトークに費やす時間が増え、ジャーナル・アイも初回に比べると数は少なめになっている。また取り上げるネタの鮮度により優先順位が変わるため前週予告していた内容が半分以上差し替えられることもある。そのため次回予告は流れなくなった。

2008年1月14日はオジサンVS新成人100人と題して討論形式になった(収録は1月9日)。かつてTBS系で放送していた『ここがヘンだよ日本人』とフォーマットが類似している。

2008年1月28日(福留功男66回目の誕生日)は、「タイムリミットーク」という、お題と制限時間をルーレットで設定して制限時間内にしゃべりきり、その内容を観客に判定してもらうゲームを行った。

2008年1月からは逆に、羽鳥に対して他のオジサンズの面々が食事で接待してフリーへ勧誘(番組終了後に実際に羽鳥はフリーに転身した)する「オジミシュラン」等のロケ企画も多くなり、さらに「ジャーナル・アイ」も廃され、ひな段上にオジサンズが着席してトークやVTRの鑑賞をする形となった。

「オジミシュラン」の中では、徳光がTBS局内に嫌がる羽鳥を無理矢理入れたり、テリーが流れでニッポン放送局内に入れるだけでなく『テリー伊藤のってけラジオ』に出演させる等、羽鳥が他局に足を踏み入れることが多々あった。小倉の接待では、利きワインを間違えて、普段は『ぐるぐるナインティナイン』で芸能人の自腹を見届けている羽鳥アナが、他番組ながら逆に自腹の餌食となった。


生放送スペシャル

2007年12月24日には、初の2時間スペシャルが21:00からの生放送として実施され、当時は通常6日遅れネットだったFBCでも同時ネットで放送された。レギュラー出演者のうち、福留だけは欠席。準レギュラー出席者は山中、峰、薬丸、中山、大和田。また辻が秋葉原から、梶原が沖縄から中継レポーターとして出演した。進行役は博士ではなく羽鳥だった。

ラストでは徳光を進行役に据え、翌日命日を迎える逸見政孝の話題が取り上げられた。存命ならば当番組にレギュラー出演していてもおかしくないということから、出演者の計らいで逸見の席も用意されており、また生前逸見と親交が深かったIKKOもゲスト出演。このスペシャルでの視聴率は10.5%と、久々の2桁を記録した。
クイズ番組へ

2008年4月から正式にクイズ番組として全面的にリニューアルされた。それと併せて福井放送も同時ネット化されることとなった。

リニューアルに先立ち、2008年2月18日に放送された2回目のスペシャル(21:00 - 22:48)では「オジサンVS芸能人30人クイズ対決」が放送された。この回のみオジサンズ側に当時宮崎県知事東国原英夫が参加。優勝はブラックマヨネーズ吉田敬

リニューアル初回である2008年4月28日には22:00からの1時間半枠で3回目のスペシャルを放送した。これにより、今まで進行役を務めていた博士が解答者側へ、羽鳥アナが進行役へそれぞれ異動。更にスタジオ出演するオジサンズの人数も、徳光・福留・小倉らを初めとした7人に減り、梶原、徳光正らは主にロケVTRで出演する形となった。

2008年9月8日放送分の「総集編」をもって本番組は終了。10月からは『しゃべくり007』が土曜17時台後半より移動する形でスタートすることとなった。
出演者

※出演者全員司会者という設定になっているが、各自担当する「ジャーナル・アイ」出番まではコメンテーターという位置付けに変化する。
※名前下に書いてあるのは登場時のクレジットに書かれている司会番組。
2008年3月以前
レギュラー

全体進行

水道橋博士浅草キッド)※

リポーター兼コメンテーター(年齢順)

鈴木史朗(元TBSアナウンサー)

露木茂 (元フジテレビアナウンサー)

徳光和夫(元日本テレビアナウンサー)
THE・サンデー」(2008年9月終了)司会


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