オオカバマダラ
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オオカバマダラ
オオカバマダラ
分類

:動物界 Animalia
:節足動物門 Arthropoda
:昆虫綱 Insecta
:チョウ目 Lepidoptera
:タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科:マダラチョウ亜科 Danainae
:マダラチョウ族 Danaini
:オオカバマダラ属 Danaus
:オオカバマダラ
D. plexippus

学名
Danaus plexippus
(Linnaeus1758)
和名
オオカバマダラ王族
英名
Monarch
亜種


D. p. plexippus

D. p. megalippe

生息域

オオカバマダラ(大樺斑・学名Danaus plexippus )は、タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの一種。北アメリカでは渡り鳥のように渡りをするチョウとして有名。
特徴

成虫の前翅長は5センチメートルほど。翅は橙色で翅脈と縁が黒い。黒の縁取りの上には小さな白い斑点がある。オスとメスを比較すると、オスは後翅の腹部に近い部分に黒い斑点がある。メスにはこの黒い斑点がなく、黒い翅脈がオスよりも太い。ゆっくりと飛ぶが飛行能力にはすぐれていて、あまり羽ばたかずに気流に乗って遠距離を飛び続けることができる。

おもに北アメリカカナダ南部から南アメリカ北部にかけて分布するが、西インド諸島太平洋諸島オーストラリアニュージーランドなど)、カナリア諸島マデイラ諸島にも分布する。日本では小笠原諸島南西諸島で発見された記録があるが、これらは定着しておらず、季節風台風などに乗って日本へやってきた「迷蝶」とみられる。なお、ロシアアゾレス諸島イギリススウェーデンスペインでも、迷蝶としてしばしば記録される。

メスを見つけたオスは尾部から毛の束を出し、この毛の束からフェロモンを放出しながらメスの周囲を飛び回る。交尾の終わったメスは幼虫食草であるトウワタなどのキョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)植物の上に産卵する。幼虫は白黒の横しま模様で、頭部付近と尾部付近に黒い突起を持つ。また、は青緑色で、羽化間近になると金属光沢のある灰黒色となる。

交尾

オオカバマダラの卵

卵と幼虫



上♂ 下♀

幼虫はトウワタの葉を食べることによって、トウワタのもつアルカロイドを体内に蓄えて化する。この毒は蛹や成虫も持ち続けているので、鳥などがオオカバマダラを捕食すると間もなく苦しみはじめ、ついには吐き出してしまう。オオカバマダラは幼虫、蛹、成虫どれも鮮やかな体色をしているが、これは捕食者に毒を持っていることを知らせる警戒色といえる。カバイロイチモンジ (Viceroy、Limenitis archippus)など、 オオカバマダラの翅色に似せた擬態ベイツ型擬態)をすることで身を守るチョウも知られている。また、分布域の南部では同属の他のチョウと分布が重なるため、ミューラー型擬態も起こっている。


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