オウギバト
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オウギバト
オウギバト Goura victoria
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
 ワシントン条約附属書II類
分類

:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:鳥綱 Aves
:ハト目 Columbiformes
:ハト科 Columbidae
亜科:カンムリバト亜科 Gourinae
:カンムリバト属 Goura
:オウギバト G. victoria

学名
Goura victoria
(Fraser, 1844)
和名
オウギバト
英名
Victoria crowned pigeon

オウギバト(扇鳩、Goura victoria)は、ハト目ハト科カンムリバト属に分類される鳥類
目次

1 分布

2 形態

3 生態

4 人間との関係

5 関連項目

6 参考文献

7 外部リンク

分布

インドネシアパプア州北部、ビアク島ヤーペン島)、パプアニューギニアニューギニア島
形態

全長66cm。体重2.5kg。全身は濃い青灰色の羽毛で覆われる。嘴の基部から眼を通り後頭へ続く筋模様(過眼線)は黒い。喉は黒い。胸部の羽毛は赤紫色。翼と尾羽の先端に灰青色の斑紋が入る。

頭部に大型の扇状の冠羽があり、和名の由来になっている。冠羽の先端は白く、扇状に広がる。虹彩は赤い。
生態

標高600m以下の森林(乾燥林や浸水林、湿地林)に生息する。ペアもしくは小規模な群れを形成し生活する。地表棲で、主に林床で生活する。危険を感じると短距離を飛翔して逃げる。

食性は植物食で、果実種子を食べる。採食は地表で行う。

繁殖形態は卵生。樹上に木の枝や葉、茎等を組み合わせた皿状の巣を作り1回に1個の卵を産む。雌雄とも抱卵し、抱卵期間は30日程。雛は4週間程で巣立つ。
人間との関係

開発による生息地の破壊や、羽目的や食用、ペット用の乱獲等により生息数は激減している。そのためインドネシアのパプア州およびパプアニューギニアでは法的な保護の対象とされている。
関連項目

カンムリバト属

参考文献

黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科8 鳥類II』、平凡社1986年、65頁。

小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社2000年、58-59、180頁。

『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、144頁。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、オウギバトに関連するメディアがあります。

ウィキスピーシーズにオウギバトに関する情報があります。


CITES homepage

Appendices I, II and III


2007 IUCN Red List of Threatened Species

BirdLife International 2004. ⇒Goura victoria. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species.


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更新日時:2018年3月5日(月)06:17
取得日時:2019/08/04 15:46


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