「ウスターソース」とは異なります。
発音記号
標準中国語
漢語?音haoyou
注音符号??? |??
粤語
粤?hou4jau4
オイスターソース[1]100 gあたりの栄養価
エネルギー448 kJ (107 kcal)
炭水化物18.3 g
食物繊維0.2 g
脂肪0.3 g
飽和脂肪酸0.03 g
一価不飽和0.02 g
多価不飽和0.06 g
タンパク質7.7 g
ビタミン
チアミン (B1)(1%) 0.01 mg
リボフラビン (B2)(6%) 0.07 mg
ナイアシン (B3)(5%) 0.8 mg
パントテン酸 (B5)(3%) 0.14 mg
ビタミンB6(3%) 0.04 mg
葉酸 (B9)(2%) 9 μg
ビタミンB12(83%) 2.0 μg
ビタミンE(1%) 0.1 mg
ビタミンK(1%) 1 μg
ミネラル
ナトリウム(300%) 4500 mg
カリウム(6%) 260 mg
カルシウム(3%) 25 mg
マグネシウム(18%) 63 mg
リン(17%) 120 mg
鉄分(9%) 1.2 mg
亜鉛(17%) 1.6 mg
銅(9%) 0.17 mg
他の成分
水分61.6 g
コレステロール2 mg
水溶性食物繊維0.2 g
ビタミンEはα─トコフェロールのみを示した[2]。別名: かき油
単位
μg = マイクログラム (英語版)
オイスターソース(英: oyster sauce)は、カキを主原料とする調味料の一種。日本語では牡蠣油(かきあぶら)ともいう[3]。 本来は生がきを塩漬けにすることで発酵熟成してできる調味料である[3]。市販品は生がきから煮汁を抽出し、砂糖、塩、でん粉、酸味料等を加えて調味した製品である[3]。メーカーによって、風味や粘度にかなりの違いがある。 独特の風味とアミノ酸、核酸のうま味、コク味を持ち、広東料理をはじめとする中華料理に広く用いられる。炒め物、煮込み料理などによく用いられる。冷凍食品、レトルト食品、インスタント麺など、中華風の加工食品や合わせ調味料にも利用が広まっている。 精進料理が普及している台湾では、カキの代わりにシイタケを用いて製造した精進オイスターソースというものがある。 1888年に、清国香山南水郷の李錦裳は、「??」を作る際の「?水」と呼ばれる煮汁にうま味が多く含まれていることに着目して、これを濃縮し、砂糖などで味を調整して、濃厚な液体調味料を作る方法を発明したとされる。 1902年に、南水の工場が村の火事で延焼したのを機に、李錦裳がマカオに渡り、製造販売店を設立、現在の李錦記の元となり、マカオでの普及が始まった。 1932年には香港に李錦記が支店を設立し、香港での本格普及につながった。 その後、李錦記以外のメーカーも増え、李錦記もタイラギの貝柱を加えた製品など、いくつかのグレードの商品を揃え、香港工場をはじめ中国広東省江門市新会区の主力工場のほか、マレーシアなどにも工場をもち、世界各国で販売されている。逆に都市化が進んだマカオでは製造が衰退し、2012年現在、1902年創業の榮??油荘がカキのゆで汁を輸入して製造しているだけとなった[4]。 広東料理の調味料として、ゆで野菜や炒め野菜にかける、焼きそばやゆで麺に和える、煮物やスープの汁やでん粉を加えた餡に加える、などの用い方をする。
概要
歴史(繁体字)/??(簡体字)(ハオチー haoch?)、広東語 ホウシー」という調味料がある。
利用カイランのオイスターソース炒め