エーオース
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「エオス」はこの項目へ転送されています。小惑星については「エオス (小惑星)」をご覧ください。

エーオース
???
の女神
ウィリアム・アドルフ・ブグロー1811年の絵画『暁の女神』。バーミングハム美術館所蔵。
位置づけティーターン
住処天空(雲の上)
シンボル雄鶏,
配偶神アストライオス
ヒュペリーオーン, テイアー
兄弟ヘーリオス, セレーネー
子供アネモイ, アストライアー, ポースポロス, ヘスペロス
ローマ神話アウローラ
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エーオース(古代ギリシア語イオニア方言: ???, ??s)またはヘオース(アッティカ方言: ???, He?s)は、ギリシア神話に登場する女神である。その名は古典ギリシア語で「暁」を意味し、暁の神格化である。ティーターンの系譜に属し、様々な恋の物語が彼女をめぐって存在する。聖鳥、聖虫は雄鶏日本語では長母音を省略してエオスとも呼ぶ。
概説

エーオースはその名の通り、暁の女神である。ティーターンであるヒュペリーオーンテイアー女神のあいだに生まれた。兄弟には、同じく自然現象や天体の神格化と言える、ヘーリオス(太陽)とセレーネー(月)がいる[1]。また、同じくティーターンの系譜にあるアストライオスとの間で、三柱のアネモイ)、すなわちゼピュロス(西風・春風)、ボレアース(北風)、ノトス(南風)、そしてすべての星々を生んだとされる[2]
神話
ティートーノスとの恋と定めメムノーンを抱き上げるエーオースを描いたアッティカの赤絵式杯。紀元前490年-480年頃(ルーヴル美術館蔵)

エーオースはイーリオスラーオメドーンの子ティートーノスとの間に、英雄メムノーンエーマティオーンをもうけた。エーマティオーンはヘーラクレースに討たれた。メムノーンは、父ティートーノスがイーリオス王プリアモスの兄弟だったため、エチオピア勢を率いてトロイア戦争に参加した。
ケパロスとの恋.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

オーリーオーンとの恋

オーリーオーンに恋をしたエーオースはその当時盲目であった彼の目を兄であるヘーリオスに治してもらう。その後、晴れてオーリーオーンと恋仲となったエーオースだったが、彼と会いたいがために自身の仕事を早く切り上げるようになったため、その交際中、夜明けの時間が短くなってしまったという。
ローマ神話での対応と別名

ローマ神話では、アウローララテン語: Aur?ra)が対応する女神である。

アッティカ方言では、ヘオースというが、これも「暁」の意である。叙事詩での定型修飾称号に、「薔薇色の指持つ(古代ギリシャ語: ?οδοδ?κτυλο?, ラテン文字転写: rhododaktylos)」や「黄金の腕持つ」あるいは「黄金の御座にまします(古代ギリシャ語: χρυσ?θρονο?, ラテン文字転写: khrysothronos)」などがある。


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