イタリアの政治家エンリコ・レッタEnrico Letta
エンリコ・レッタ(2013年6月)
生年月日 (1966-08-20) 1966年8月20日(57歳)
出生地 イタリア トスカーナ州ピサ県ピサ
出身校ピサ大学
サンタンナ大学院
エンリコ・レッタ(イタリア語: Enrico Letta, 発音 [en?ri?ko ?l?t?a]、1966年8月20日 - )は、イタリアの政治家。代議院(下院)議員(4期)。
第83代閣僚評議会議長(首相)、通商産業技術相、欧州問題担当相、首相府次官(官房長官)、欧州議会議員(1期)などを歴任した。2015年9月より、パリ政治学院 Paris School of International Affairs学部長[1]。 トスカーナ州ピサ出身。父のジョルジオは数学者でピサ大学数学科教授(専門は確率論)。高校時代はフランスのストラスブールで過ごし、ピサ大学で政治学と国際法を専攻。サンタンナ大学院でEU法を専攻し博士号を取得。キリスト教民主主義に入党し、1994年の解党後はイタリア人民党、2002年からはマルゲリータに所属した。1998年マッシモ・ダレマ政権で欧州問題担当相として初入閣。イタリアでは戦後最年少の閣僚となる。以後、通商産業技術相、欧州議会議員を経てロマーノ・プロディ政権で首相府次官(日本の内閣官房長官に相当)を務めた。 2007年には民主党の結党に参加した。2009年、地方選挙敗北の責任を取って党書記長を辞任したワルテル・ヴェルトローニの後継となったダリオ・フランチェスキーニ体制で副書記長に就任した。書記長選挙でフランチェスキーニを破ったピエル・ルイジ・ベルサーニの下でも副書記長を務めた。 2013年、民主党を軸とする中道左派連合が下院選挙で勝利するものの、上院選では過半数獲得に失敗。その後の大統領選挙で党内に造反が続出したことより、ベルサーニと共に執行部を退任する。 しかし、大統領に再選したジョルジョ・ナポリターノより首班指名され[2]、4月27日に閣僚名簿を提出。翌28日に就任宣誓を行い、戦後3番目に若い首相となった[3][4]。 2014年2月、自らが所属している民主党から政権運営への批判が起こり、党内の支持を失ったことから辞任を決意し、2月14日にナポリターノ大統領に辞表を提出[5][6]、大統領もこれを受理して僅か10ヶ月で首相を退任することとなった[7]。2014年2月17日、ナポリターノ大統領は、レッタの後任として民主党のマッテオ・レンツィ書記長を次期首相に指名、組閣を要請した[8]。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important} シルヴィオ・ベルルスコーニの側近であるジャンニ・レッタ 仕事で訪日する事が多く、歴代首相の中で日本での知名度は高い。
経歴
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合外務・安全保障政策上級代表と(2016年10月6日)
ジョルジョ・ナポリターノ元大統領と(2021年3月12日)
左からジュゼッペ・コンテ元首相、フィンランドのサンナ・マリン首相、レッタ(2022年5月18日)
人物
著作
『世界論』( ⇒土曜社、安倍晋三、朴槿恵ほかとの共著、2014年1月)
脚注^ “ ⇒Enrico Letta, New Dean of PSIA” (英語). Sciences Po. 2018年6月5日閲覧。