エンブリヨ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、1976年のアメリカ映画について説明しています。その他の類似するタイトルの作品については「エンブリオ」をご覧ください。
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "エンブリヨ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2021年6月)

エンブリヨ
Embryo
タイトル
監督ラルフ・ネルソン
脚本ジャック・J・トマス
アニタ・ドーハン
原案ジャック・J・トマス
製作アーノルド・H・オルゴリーニ
アニタ・ドーハン
製作総指揮サンディ・ハワード
音楽ジル・メレ
撮影フレッド・コーネカンプ
配給 ジョイパック
公開 1977年10月8日
上映時間104分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
テンプレートを表示

『エンブリヨ』(Embryo)は、1976年に製作されたアメリカ合衆国SF映画。104分、カラー。著作権標記欠落によりパブリックドメインとなった。
あらすじポール役のロック・ハドソン

冒頭に医学博士チャールズ・ブリックマン3世により、「この映画は根拠のない絵空事のSF物語ではない。子宮外で胎児を育てる際に実際に応用する医療技術を元にしてるからである。今日明日にも起こりうる現実の物語なのだ。」との前説字幕がつく。

深夜、雨の中を車で帰宅中の医学者ポール・ホリストンは、飛び出してきた犬を車で撥ねてしまう。急いで傷ついたその犬を自宅に連れて帰ったポールは、自宅の実験室で彼の亡き妻ニコールの妹のマーサ・ダグラスと共に治療するが、その甲斐も空しく犬は死亡。だが犬の腹の中には3匹の胎児がいる事が分かり、何とか胎児だけでも救おうと考え、ポールの息子のゴードンと彼の身重の妻ヘレンに輸血用血液や薬を持ってくるよう連絡し、ゴードン夫婦が頼まれた物を届けて家路に着いた後、ポールは母犬が完全に死ぬ前に胎児を十分成長させようと、へその緒が付いたまま摘出した胎児を人工子宮の容器の中に移植し、やがて、1匹だけが奇跡的に一命を取り留める。早速、ポールはニコールと共同で開発していた成長ホルモン剤を投与した。数時間後、立派な子犬にまで成長した胎児を保育器に移し、調査したところ全く異常は無く、ポールは子犬に試薬の投与を続行し、胎児だった子犬は3日足らずで生後6週間相当にまで成長。試薬を投与している間、成長は加速し、投与を止めると成長は正常の速度に戻り、更に細胞に異常はない事も確認されるがポールは他に副作用が無いか確認出来るまで公表を控える事にし、母親だった犬と同じサイズにまで成長した子犬を「胎児は全部死に母親だけが生き延びた」と偽って、周囲には普通の飼い犬を装って、経過を観察し始める。

犬は驚異的に高い知性を持ち、自分で餌を準備し皿の後片付けまでこなしていた。同時にこの犬は凶暴性を持ち合わせており、無論ポールがそれに気付くはずは無く、この実験に自信を持ち、人間の胎児の実験準備にとりかかろうと彼の友人のジムに頼んで絶対にジムが院長を務める病院に迷惑はかけないという条件で流産寸前の胎児を提供してくれるよう頼み込む。数日後、ジムより自殺未遂の女性の妊娠4か月目の胎児がいるとの連絡が入ったポールは、マーサにも内緒で胎児を手に入れ、実験を開始する。実験4日目、人工子宮の容器の中で、胎児は赤ん坊の産ぶ声を上げた。

赤ん坊に何ら異常は確認されなかったためポールはこの実験結果を医師会に公表する事を決意。だが、成長ホルモン剤の投与を止めても、赤ん坊の急速な成長は止まらなかった。1日で1年分、2日で2年分と、急速な成長が続く。ついに4週間半ばにして成人女性となったところで成長は止まったが、今度は細胞が急速に老化を始め、代謝拮抗剤を投与するも効果は3時間しか持続せず、ほぼ劇薬としか言えない薬剤を投与した結果、漸く老化を抑制し通常レベルに安定させる事に成功した。

ポールは彼女にヴィクトリア・スペンサーと名付け、マーサが旅行に出かけている間に様々な教育を施し始める。彼女の理解力、記憶力は抜群だが、道徳的なものが理解できない。ある日、自らの出生の秘密を知ったヴィクトリアが、「私、人間じゃないのネ」と呟いているのを聞いたポールは返す言葉もなかった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:16 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef