エンター・ザ・ボイド
[Wikipedia|▼Menu]

エンター・ザ・ボイド
Enter the Void
監督
ギャスパー・ノエ
脚本ギャスパー・ノエ
製作ブラヒム・シウア
ヴァンサン・マルヴァル
オリヴィエ・デルボス
マルク・ミソニエ
ピエール・ブファン
ギャスパー・ノエ
製作総指揮スザンヌ・ジラルド
音楽トーマ・バンガルテル
撮影ブノワ・デビエ
配給 コムストック・グループ
公開 第62回カンヌ国際映画祭
第34回トロント国際映画祭
第25回サンダンス映画祭
2010年5月5日
2010年5月15日
上映時間163分 (カンヌ国際映画祭)[1]
155分 (トロント国際映画祭)[1]
143分 (日本劇場公開版)
製作国 フランス
ドイツ
イタリア
言語英語
日本語
テンプレートを表示

『エンター・ザ・ボイド』(Enter the Void)は、2009年フランス映画(日本公開は2010年)。『アレックス』以来、7年ぶりとなるギャスパー・ノエの長編監督作品。

第62回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に出品され、163分のバージョンが上映された[1]。第34回トロント国際映画祭では155分版が公開された[2]
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

1.冒頭シーン

オスカー(ナサニエル・ブラウン)は、妹のリンダ(パス・デ・ラ・ウエルタ)と歌舞伎町に住んでおり、オスカーの興味を「チベット死者の書」(輪廻転生について記されたチベット仏教の書物)に向けようとする友人のアレックス(シリル・ロイ)のアドバイスに反し、ドラッグを摂取することで精神を保っている。

冒頭シーンは、リンダがオスカーとの口論の後、歌舞伎町のストリップバーへの仕事に出かけることから始まり、その後DMT(ジ・メチル・トリプタミン)の摂取によって引き起こされる内省的な思考を表す映像がオスカーの視点で描かれる。ビクター(オリー・アレクサンデル)からの電話により、オスカーは目を覚まし、「THE VOID」という行きつけのバーで待つビクターまでDMTを届ける約束をする(オスカーのアパートのベランダからは、「THE VOID」の看板のネオンサインが真正面になる)。


次のシーンでは、アレックスがオスカーのアパートを訪ね、二人で「THE VOID」まで歩く。道中、アレックスはオスカーに「チベット死者の書」を解説する(んだ人間の精神が、悪夢を体験するまでの時間に、生者の世界に留まり、輪廻転生を果たすことがある)。

「THE VOID」を嫌うアレックスは店の外で待ち、オスカーが一人で入店する。窓際の席で待つビクターの前に座ると、ビクターは「ごめんなさい。」と告げる。直後、警察官が「THE VOID」に大挙し、DMTを所持するオスカーはトイレに逃げ、DMTをトイレに流そうとする。トイレの中から「自分は銃を持っている」と叫ぶと、警察官が扉の外から発砲し、オスカーは命を落とす。

ここまでのシーンは、全てオスカーの目線で映像が描かれる。

オスカーの絶命後、カメラがトイレ内で倒れるオスカーを俯瞰する映像に移行し、以後は精神となったオスカーの視点で、俯瞰映像及びオスカーの記憶によって映画が構築される。


ビクターは泣き叫びながら警察に連行されるが、「奴ら、殺しやがった!」と叫ぶのを聞いたアレックスは、その場から逃走し、アレックスも警察から追われる身となる。すぐにアレックスはリンダに電話をするが、リンダはストリップバーの支配人であるマリオ(丹野雅仁)との性行為の最中であり、電話に出ることができない。行為後、リンダはアレックスからの留守電を確認し、オスカーが命を落としたことを知り、泣く。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef