エンタープライズ_(スタートレック)
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この項目では、スタートレックシリーズ全体に登場する艦船(宇宙船)について説明しています。2001年に放映を開始した同名のテレビドラマシリーズについては「スタートレック:エンタープライズ」を、同作を基にしたロールプレイングゲームについては「エンタープライズ (TRPG)」をご覧ください。
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出典検索?: "エンタープライズ" スタートレック ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年3月)
宇宙大作戦』に登場したスポック(左)とカーク(右)、下部に写っているのが初代エンタープライズの模型

エンタープライズ(: Enterprise)またはU.S.S.エンタープライズ(: U.S.S. Enterprise)は、アメリカのSFテレビドラマスタートレック』シリーズに登場する架空の恒星間宇宙艦である。1966年放送開始の『宇宙大作戦』にて、主人公のジェームズ・T・カーク船長が指揮する宇宙艦として初登場した。その後、続編にあたる劇場版第1作にてデザインをリファインして再登場を果たし、続く作品でも同名の宇宙艦が主役艦として登場、活躍している。

なお、作中では同名の宇宙艦が複数登場するため、同名の各宇宙艦を区別するため登録番号を併記したり、艦名の後ろにアルファベットを付けて呼称されることが多い[注 1]。当記事では、『宇宙大作戦』の主役艦を「初代エンタープライズ」、その登録番号を受け継いだ宇宙艦をアルファベットで「○型艦」、それ以外の宇宙艦を登録番号で呼ぶものとする。
概要

1966年、『宇宙大作戦』に登場した初代エンタープライズは、宇宙探検をするジェイムズ・T・カーク船長、スポック副長、レナード・マッコイ船医らを数々の未知の世界の冒険へといざなった。船は移動手段であると同時に人間ドラマの舞台でもあり、登場人物とは切り離せない存在であった。

「エンタープライズ」は宇宙艦隊の初のワープ5での航行が可能となった深宇宙探査船「エンタープライズNX-01」に由来する名でもあることから、カーク船長の前任のクリストファー・パイク船長時代から惑星連邦宇宙艦隊の切り札、象徴的な宇宙艦と位置づけられていた(『スタートレック:ディスカバリー』)。

老朽化など何らかの原因でエンタープライズが廃船となった場合、「エンタープライズ」の名とその登録番号"NCC-1701"を受け継ぐ新たな最新型宇宙艦が建造され、襲名継承されていく(劇場版第4作劇場版第7作)。これは、アメリカの原子力航空母艦エンタープライズが第二次世界大戦中の航空母艦エンタープライズの名を襲名しているのと同様である。宇宙艦隊にはエンタープライズ以外にも艦名を襲名している宇宙艦は存在するが、登録番号まで受け継いでいるのは特殊な例であり、エンタープライズのみの措置であるとされてきた[注 2][注 3]。ただし、『スタートレック:ディスカバリー』第3シーズンではU.S.S.チホフ NCC-1067-M、U.S.S.ヴォイジャー NCC-74656-J、U.S.S.ディスカバリー NCC-1031-A、『スタートレック:ピカード』第3シーズンではU.S.S.タイタン NCC-80102-Aが就役しており、エンタープライズに限定した措置という制約はなくなっている[注 4]

登録番号の"NCC-1701"は初代エンタープライズをデザインしたマット・ジェフリーズが所有する小型飛行機の機体番号NC-17740にちなんだものとされている。接頭辞のNCCについては、アメリカ所属の民間航空機の接頭辞NCとソビエト所属の航空機の接頭辞ССССを組み合わせたもので[注 5]、ジェフリーズは「宇宙で何かをするのであれば我々(アメリカとソビエト)は一緒にやる必要がある」と述べている[1]。数字部分の1701については、ジェフリーズは当時の粗いテレビ画面で読み間違えやすい「3、6、8、9」は意図的に避け、残った数字で決定したと述べている。登録番号を決めた後、ジェフリーズはNCC-1701を「17番目の設計に基づいて建造された宇宙船の最初の1隻」という意味であると説明した[2]。なお、後の作品では宇宙艦のメンテナンスシャフトのことを「ジェフリーチューブ(Jefferies tube)」と呼ぶが、これもジェフリーズにちなんだものである。また、「U.S.S.」とは「United Federation of Planets Starship」(惑星連邦宇宙艦)を略した艦船接頭辞である。
共通の特徴

すべてのエンタープライズに共通する特徴として、その時代の最新鋭宇宙艦である点が挙げられる。エンタープライズという名の宇宙艦が登場するシリーズは、22世紀を舞台とする『スタートレック:エンタープライズ』のNX-01、23世紀を舞台とする『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』、『宇宙大作戦』、『まんが宇宙大作戦』の初代エンタープライズ、24世紀を舞台とする『新スタートレック』のD型艦等があるが、いずれもその時代の最先端技術が投入された宇宙艦隊の旗艦となっている。
船体構造

船体構造は円盤形の第1船体(Primary hull, 円盤部 Saucer section)と、紡錘形の第2船体(Secondary hull, 機関部 Engineering hull)に区分できる。

第1船体内部には居住区、会議室、科学実験室、貨物室、バーラウンジなどがあり、司令室であるブリッジは第1船体の中央最上部に置かれている。船内の階層は上層階から順に第1、第2デッキと呼ばれ、第1デッキはブリッジとその隣に艦長室、会議室が設置されている。第1船体外部の船尾には反動推力を得るためのインパルスエンジン(通常エンジン)が設置されている。円盤表面にはビーム兵器を発射するフェイザーバンク、リム部分には姿勢制御スラスターが置かれている。

第2船体は内部に主要動力源であるワープコアを中心とした機関室、燃料である重水素タンク、外部にはセンサー兼スペースデブリ除去装置のデフレクター盤など、宇宙艦のワープ航法に重要な機関が詰め込まれている。ワープコア内の反物質反応で得られた莫大なプラズマは、ワープコア背面から伸びるワーププラズマコンジットというチューブを通り、超光速推進力を生み出すワープナセルへと運ばれる。なおワープコアは恒星に匹敵するパワーを持ち危険でもあるため、第1船体と第2船体は緊急時には切り離すことができる。船尾にはシャトルベイのシャッターがあり、短距離用小型艇のシャトルクラフトを搭載している。


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