エレメンタル_ジェレイド
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EREMENTAR GERAD
ジャンル冒険ファンタジー
漫画
作者東まゆみ
出版社マッグガーデン
掲載誌月刊コミックブレイド
レーベルブレイドコミックス
発表号2002年4月号 - 2010年2月号
発表期間2002年2月28日 - 2009年12月28日
巻数全18巻
話数全96話
漫画:EREMENTAR GERAD -蒼空の戦旗-
作者東まゆみ
出版社マッグガーデン
掲載誌コミックブレイドMASAMUNE
月刊コミックブレイドアヴァルス→
月刊コミックアヴァルス

コミックアヴァルス
レーベルブレイドコミックス
ブレイドコミックスアヴァルス
マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ
発表号2003年夏季号 - 2007年初夏号
(コミックブレイドMASAMUNE)
2007年10月号 - 2014年8月号
(月刊コミックブレイドアヴァルス→
月刊コミックアヴァルス)
2014年8月15日掲載 -
(コミックアヴァルス)
発表期間2003年6月 - 2007年6月
(コミックブレイドMASAMUNE)
2007年9月15日 - 2014年7月15日
(月刊コミックブレイドアヴァルス→
月刊コミックアヴァルス)
2014年8月15日 - 2014年11月17日
(コミックアヴァルス)
巻数既刊8巻(2018年5月現在)
その他休載中
アニメ:エレメンタル ジェレイド
原作東まゆみ
監督うえだしげる
シリーズ構成荒川稔久
キャラクターデザイン堀たえ子
メカニックデザイン桝田浩史
音楽梶浦由記
アニメーション制作XEBEC
製作テレビ東京創通映像、XEBEC
放送局放送局参照
放送期間2005年4月5日 - 9月27日
話数全26話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『EREMENTAR GERAD』(エレメンタル ジェレイド)および『EREMENTAR GERAD -蒼空の戦旗-』(エレメンタル ジェレイド あおのせんき、-FLAG OF BLUESKY-)は、東まゆみによる日本漫画作品。

本稿では、この二作品を原作とするアニメ「エレメンタル ジェレイド」と、コンピュータゲーム、書籍などの関連作品についても説明する。
概要

本作は中世を思わせる世界を舞台に魔法に似た特殊な能力を操る少年少女が迫り来るさまざまな敵と戦いながら旅を続ける、といういわゆるRPG風の冒険ファンタジー作品。ただし、魔法や神話といったファンタジー要素だけではなく、や飛空艇などの近代科学的要素も登場する。
『紅』と『蒼』

本作は2002年2月28日株式会社マッグガーデン刊行の漫画雑誌月刊コミックブレイド』4月号(創刊号)にて連載が開始された『EREMENTAR GERAD』と、2003年6月にコミックブレイド増刊『コミックブレイドMASAMUNE』夏季号にて連載が開始された『EREMENTAR GERAD-蒼空の戦旗-』の2作品が存在する。単行本のカバーの色から、前者は「紅」(あか)、後者は「蒼」(あお)と呼んで区別される。2007年10月時点でシリーズ累計部数は400万部を記録している[1]

2つの作品は同じ世界を舞台としており、「蒼」は「紅」の2年後の時代の物語である。「紅」がヨーロッパ風の地域を舞台としているのに対し、「蒼」は中東・アラブ風の地域を舞台としており、それぞれ別の主人公による別の物語が展開されている。従って、どちらか一方のみでも物語を理解し、読み進めることが可能である。本記事においては、「蒼」のあらすじ、及び登場人物については#蒼空の戦旗にてまとめて記載する。

「紅」はアニメ化、ゲーム化などメディアミックス展開されている。また、「蒼」もショートアニメ化作品がDVDデジタルコミックブレイド』に収録されている。イメージソングはMarieの「背中」。また、ドラマCD化もされている(雑誌上の応募による期間限定の通信販売)。

2009年9月25日よりウェブコミック誌ブレイドコミックアーカイブ』にて「紅」の無料配信が開始。2010年9月17日まで行なわれていた。

「紅」は『月刊コミックブレイド』2010年2月号をもって連載が終了した。「蒼」は掲載誌の『コミックブレイドMASAMUNE』が2007年6月15日発売の初夏号をもって刊行を終了したため[2]月刊コミックブレイドアヴァルス』へ移籍し2007年10月号から2014年8月号まで連載された(2010年10月号より誌名が『月刊コミックアヴァルス』に変更されている)。その後はウェブコミック配信サイト『コミックアヴァルス』に移籍し2014年8月15日より連載[3]

「蒼」は現在、作者の緑内障治療のため2014年11月17日の第64話掲載を最後に休載中となっている[4][5]。なお『コミックアヴァルス』は休載中の2015年12月に開設した『MAGCOMI』に他のウェブコミック配信サイトともに統合されたが『MAGCOMI』には「蒼」の情報は掲載されていない。「蒼」の第58話から第64話は単行本未収録となっている。
名称について

この作品のタイトル表記は原作漫画ではアルファベットで『EREMENTAR GERAD』だが、アニメ版・ゲーム版は専らカタカナで『エレメンタル ジェレイド』(または『エレメンタルジェレイド』『エレメンタル・ジェレイド』)と書かれる。以下の記述では原作漫画およびその関連商品に関する事項のみが『EREMENTAR GERAD』で表記されている。なお、北米版の漫画およびアニメーションでは"Elemental Gelade"と英語風の表記である。

略称は「EG」「エレメ」「エレジェ」など。なお、紅の第一巻初版の背表紙だけ『EREMENT「E」R GERAD』と誤表記になっている。
用語
エディルレイド

特定の人間(もしくはエディルレイド)との「同契」により、己の肉体を武器へと変える種族。武器化したエディルレイドの形態、特殊能力は多種多様だが、一般的に銃火器などでは武器化したエディルレイドには対抗できないとされる。武器化などにより一旦消費したエディルレイドの力は単純に睡眠や食事、休息をとるだけでは回復せず、特定の行動をとって回復する必要がある(ただし、睡眠や食事が力の回復方法であるエディルレイドもいる)。近代兵器を凌ぐその力や、元々エディルレイド自体の個体数が少ない(作中では頻繁に登場するが)ことから、裏の世界では高値で売買されることも珍しくない。一方、ある地方では都市国家の王族に仕え、その不思議な力によって儀式を執り行うなど国を支える源ともなっている。

武器化していないエディルレイドの外見は人間と同じだが、肉体のどこかに「核石」と呼ばれる宝石が埋め込まれるようにして存在しており、これが人間との外見上の唯一の相違点と言える。また、内部構造も人間と異なるため、エディルレイドの疾患や外傷等を診るためには専門知識が必要で、エディルレイド専門医は世界に10人(内アークエイルに3人)しかいないと言われている。非常に寿命が長く老化してからもなお数百年間生き続けるが、老年のエディルレイドは外傷の治癒能力が衰えているため多少の傷でも致命傷に至る。

エディルレイドには女性しかおらず、誕生の方法は次の2つ。1つはエディルレイド単体から誕生するもので、エディルレイドの寿命が近付くと核石だけが身体から遊離し、その核石を元に長い年月をかけて新たな身体が形成されていく。もう1つは人間の男性との間に子供を産むことであるが、その場合子供は人間との混血となるため、エディルレイドとしての力は薄れてしまう。この誕生原理はオフィシャルガイドブックで作者が自らそう語っている。
同契(リアクト)
エディルレイドがその姿を戦闘形態(武器)へと変え、人間と融合すること。各エディルレイドが同契できるのは特定の1人の人間(もしくはエディルレイド)とだけであり、その人間が命を落とすまで別の者と同契することはできない。彼女達にとって、複数の人間との同契は禁忌である。しかし人間にはこの制約は当て嵌まらず、複数のエディルレイドと同契が可能。エディルレイドと同契した者を「同契者」(プレジャー)と呼ぶ。エディルレイドが同契できるのは常に1人の人間に限られるため、誰かと同契したことのあるエディルレイドを「○○のエディルレイド」と表現することもある(レンならクーのエディルレイド、キーアならローウェンのエディルレイド)。武器化したエディルレイドが自らの力を充分に発揮できるか否かは同契者との同調(シンクロ)率が重要で、同契の経験が浅いエディルレイドと同契者では力を出し切ることはできず、余程の信頼関係が無ければ真の力を発揮することは不可能である。また、同契者の側がある程度力加減をしなければ直ぐにエディルレイドのスタミナが切れ、同契が解けてしまう。従って、高い能力のエディルレイドと同契したからと言って、必ずしもそれ相応の力を発揮できるわけではない。
謳(うた)
エディルレイドがその力の数々を発揮するために必要な、エディルレイド及び同契者が唱える和歌に似た呪文。エディルレイドの個体や発揮しようとする力によって文の内容、長さは様々。謳はエディルレイドが本能のように自然と知識として身に付くものであり、誰かに教わったりするものではなく、自分がいつ謳を歌えるようになったのか覚えていない者もいる。謳は以下の3種類に大別される。エディルレイドが同契者と同契し武器化するときに歌う謳を「同契の謳」(どうけいのうた)と呼ぶ。2度目以降の同契の際は短縮して歌うことも可能。同契したエディルレイドが特別な技を発動するための謳を「朋誦の謳」(ほうしょうのうた)と呼ぶ。発動する技によって文章の内容や長さが異なり、一般的に強力な技ほど文章が長い。また、1つの朋誦の謳の後半部分の行を朋誦の謳の前半部分として、2つの謳を並行して歌うことで連続攻撃を可能とする「併唱謳」(オブリガーズ)と言う技術もある。「併唱謳」(オブリガーズ)を歌えるエディルレイドは極わずかしかいない。エディルレイドの中には同契せずとも特殊な力を発揮する事のできる者がおり、そういったエディルレイドが単独で力を発揮する際に歌う謳を「響応の謳」(きょうおうのうた)と呼ぶ。同契の謳と饗応の謳はエディルレイドが単独で歌えるが、朋誦の謳はエディルレイドと同契者が同調して歌う必要がある。
真名(まな)
エディルレイドの本名。エディルレイドの本名を知る事は、そのエディルレイドの封印などにも深く係わっており、エディルレイドは基本的に短縮した名を名乗り、常時から本名を名乗る者は少ない。
七煌宝樹(しちこうほうじゅ)
エディルレイドの中でも最強の力を持つといわれる7つのエディルレイドの血統。その力故に七煌宝樹を狙う人間も少なくなく、エディルレイドの中には七煌宝樹を恐れる者もいる。
核石

「核石(かくいし / エレメンタルジェレイド)」は、エディルレイドたちの体のどこかに埋め込まれるようにして存在している宝石。エディルレイドの力の源であり、能力を発揮するときにまばゆい光を放つ。また見る者によっては色合いなどでエディルレイドの能力の高さがわかるらしい。破壊、剥されるなどして核石を失ったエディルレイドはエディルレイドとしての力を失い、寿命が極端に短くなってしまう。さらにオルガナイト達と契約している強化改造を受けたエディルレイド達は、改造の副作用によるものなのか、核石を失うだけで死んでしまう。

エディルレイドの核石にはある1つの属性が宿っており、武器化したエディルレイドがどのような技を使えるかは核石の属性に依存する。現在確認されているのは21の属性で、その内の18属性は図式として表した時に円環状になる「煌環(グリタリング)」と呼ばれる3種類の優劣関係が判明している。理論的にはあと3つの属性が存在するとされ、劇中でもエディルレイドマニアを自称するロンブルが全24種類であると明言しているが、現段階では委細不明である。煌環が判明していない3つと合わせて計6つの優劣関係は「第四煌環」と呼ばれているが、環ではない可能性もあるという。なお、同じ属性でも武器化時の形状や能力が全く異なる場合もある。

以下は属性の優劣関係とその特徴。それぞれ、直下に記されている属性に対して強く、直上に記されている属性に対して弱い(第四煌環を除く)。地属性は風属性に強く智属性に弱い。虚属性は美属性に強く愛属性に弱い。各々の属性は自らが優位に立つ属性に対し効果的にダメージを与え、その攻撃を容易に防ぐことができる。

第一煌環(ファースト・グリタリング)

地属性(ジン=ソイル)…地面を操る力を持つ。

風属性(ジン=ウィンズ)…風を操る能力を持つ。個体数が少ない希少属性。

火属性(ジン=フレイム)…火を操る力を持つ。

水属性(ジン=カレント)…水を操る力を持つ。

緑属性(ジン=ルート)

智属性(ジン=ウィット)


第二煌環(セカンド・グリタリング)

美属性(ジン=アーツ)

音属性(ジン=サウンズ)…音を操る力を持つ。

盾属性(ジン=ディフェンダー)…武器化時の形状や技など全体的に防御に優れた能力を持つが、攻撃能力は低い。

剣属性(ジン=エッジ)…全体的に攻撃に優れた能力を持ち、盾属性以外の多くの属性に対し高い攻撃力を発揮する。

愛属性(ジン=ハーティ)

虚属性(ジン=バーチュアル)


第三煌環(サード・グリタリング)

光属性(ジン=ブレイズ)…光を操り、その光で翼を形成できる。風属性と同様に希少属性である。

闇属性(ジン=ダークネス)…光属性を苦手とするだけでなく、単純に強烈な光なども苦手で、暗い場所を好む。

動属性(ジン=ステアー)

静属性(ジン=サイレント)

生属性(ジン=アライブ)

死属性(ジン=ドゥーム)


第四煌環(フォース・グリタリング)

現在明かされておらず、リング状ではないとさえ言われている。


煌環不明の属性

陽属性(ジン=ソウラー)

月属性(ジン=ルーナー)

門属性(ジン=ゲート)


組織
アークエイル
エディルレイド完全保護協会。「エディルレイドを保護する翼(Adilraid Conservation Aile)」の名のとおり人間に迫害を受けたり虐げられているエディルレイドを保護するため組織されたヴィストリア公国の国家機関。世界各地に支部を持ちエディルレイドに危害を加えた人間や組織の拘束権や捜査権も持っている。シスカ、ローウェン、サンウェルドなどはその一員。彼ら保護官のパートナーとして任務を行なうキーア、シャルロのようなエディルレイドもいる。なお、「シスカ」「ローウェン」「サンウェルド」は組織から与えられたコードネームであり、彼らの本当の名は未だ不明。
オルガナイト
エディルガーデンに根付く闇組織。エディルガーデン総統(白い悪魔)に仕える。紋章は十字型の短剣。どれだけの人数がいるのかは不明だが、大陸ごとに幹部がおり、その下に何人も刺客がいる模様。またさらにその他に刺客の手足となる、擬煌珠達が無数に製造されている。フアジャールに来襲したエディルガーデン軍にも同様の紋章が見られることから、軍の特務機関だという可能性が高い。エディルレイドを除く人間の構成員はなぜか全員、片方の目が金色の
オッドアイカラーコンタクトレンズではない)。「紅」「蒼」共に七煌宝樹を執拗に狙ってくる。また、彼らと契約しているエディルレイド達は皆改造を受けている(来蕾とルールローゼは不明だが、ココウェット、イドゥイ、ロンブルが契約している12人は改造を施されていることが判明している)。また、任務を失敗したものに対しては「掟」に則り厳しい制裁が待っている。
ジークフォーゲル
エディルレイド審理捕護協会。オルガナイトと共にエディルガーデン総統に仕え、エディルレイドを捕護(保護ではない)することを目的としている。ディロイ曰く、「七煌宝樹を捕らえるには彼らが適任」らしいが、オルガナイトとの具体的な違いは不明。ジークフォーゲルの男性はアークエイルの制服を白黒反転させたような黒衣を身に纏い、左頬には「Z」と「V」の文字を組み合わせた刺青を持つ(スペルについては蒼のコミックス第2巻の初回特典の設定資料集に掲載されている)。アークエイルとの関係は不明だが、アークエイルのブラックリストに入っていることから、決してよい間柄ではないことが窺える。


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