エレコム株式会社
ELECOM CO.,LTD.
種類株式会社
市場情報東証プライム 6750
エレコム株式会社(ELECOM CO.,LTD.)は、大阪市中央区に本社を置く大手コンピュータ周辺機器メーカーである。東証プライム上場。 創業者の葉田順治は大学卒業後に家業である製材所を継いだが、主力製品となった矢板の需要が新工法の登場により激減し倒産に追い込まれた後に起業した[1]。 バッファローやアイ・オー・データ機器と並ぶ日本におけるIT機器大手。マウス、キーボードをはじめとする13部門において業界トップシェアを誇っており、スマホ関連にも強い。近年はBtoCからBtoBへ大きく経営の舵を切っており、M&A巧者で法人向けを強化。中国、東南アジアを中心に海外展開も積極的に行っている。 当社グループは自社で生産設備を持たないファブレスメーカーである。国内外から7,000点以上の製品を調達し、特に海外調達を積極的に推進している。仕入先の選定においては、品質、コスト、供給体制を総合的に勘案して選定し、特に品質に厳しい基準を設け、一定のレベル以上の「売れる商品」を供給し続けている。 販売している商品数は、型番ベースで約1万7000点。年間で4200?4300点が新規開発され、3?4年でほぼ全商品が入れ替わる。これは「市場の変化に合わせてビジネスモデルを作っていく」という考えによるものである[1]。 2010年代後半からは直営店「Elecom Design Shop」を本社のある大阪市内をはじめとする日本各地に展開しており、2020年7月現在では以下のような店舗展開を行っている。
概要
大阪市内
難波(ekimoなんば)- 1号店
梅田(グランフロント大阪)- ekimo梅田にも出店していたが、グランフロント大阪店との統合に伴い2019年1月31日をもって閉店した。
新大阪(アルデ新大阪)
神戸市:神戸駅(プリコ神戸)
東京都:新宿区(西武新宿PePe)
名古屋市:久屋大通(セントラルパーク)
沿革
1986年(昭和61年)
5月 - 家電量販店を販路とするOA家具メーカーとして大阪市都島区に設立(資本金300万円)。パソコンラックの販売を開始[1]。
11月 - 東京都板橋区に東京営業所を開設。