エレクトロプランクトン
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エレクトロプランクトンジャンルメディアアート
対応機種ニンテンドーDS[DS]
開発元
任天堂
インディーズゼロ
発売元任天堂
デザイナー岩井俊雄
人数1人
メディア16MbitDSカード
発売日 2005年4月7日
2006年1月9日
2006年7月7日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRB: E
売上本数 約2.3万本
その他Touch! Generations
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『エレクトロプランクトン』(ELECTROPLANKTON)は、2005年4月7日に任天堂より発売されたニンテンドーDSソフトウェア。開発にインディーズゼロが携わっている。
概要

メディアアーティストである岩井俊雄が制作。この作品の特徴として、画面内に生息している10種類の小さな「電子プランクトン」に触れたりDS本体のマイクに音声を吹き込むことに反応して、プランクトンが様々な動きや音を出す、というメディアアート作品と位置付けている。従って達すべき目標や時間制限、ハイスコアなどが存在せず、一般的なコンピューターゲーム作品とは考えられていない。

パッケージにはオリジナルヘッドフォンを同梱。日本Touch! Generationsシリーズ第1号[1]
プランクトン

10種のプランクトンがおり、それぞれ異なる遊び方ができる。

トレーシー(DSi版ではトレーピー)三角形に似た形の生物。黄色、緑、水色、藍色、桃色、赤色の6種類が存在する。タッチペンで書いた線の上を走る。

ハネンボウ(DSi版ではハネンボン)
オタマジャクシのような生物が草花の上を飛び回る。葉に乗ると葉の色が変わり、角度を調整して全部の葉を赤くすると花が咲く。

ルミナリア(DSi版ではルミナリアン)四角形を二つ組み合わせたような生物。赤、黄色、水色、黄緑、の四種類が存在する。タッチすると矢印の向きにそって動く。色によって速さが異なり、早い順に赤、黄色、黄緑、水色となる。

タイヨウチュウ名の通り太陽の姿を模した生物。タッチペンで卵をおくと音を発しながら育っていく。ある程度時間が経つと画面内が夜になり、タイヨウチュウの代わりに三日月を模した「ミカヅキモ」が登場する。姿は実在の単細胞生物太陽虫ミカヅキモがモデル。

レックレック魚のような生物。ピンク、黄色、水色、黄緑、の4種類が存在する。音を録音し、リズムにあわせて再生する。

ナノカープクリオネのような姿の生物。全部で16匹おり、手拍子や声に反応してアーティスティックスイミングのように円やウェーブなどの形に整列する。

ヒカリノワ丸い輪のような生物。タッチペンでまわすと音が鳴る。回す方向や回すヒカリノワにより、赤、黄緑、水色、紫、などの色に変わる。

マリンスノー雪の結晶のような生物。六角形、三角形、四角形、五角形の四種類が存在する。種類によって音が異なり、六角形はピアノの様な音で、三角形は鉄琴の様な音、四角形はオルゴールの様な音、五角形は金属系のやわらかく高い音がする。

ツリガネムシファミリーコンピュータ時代の任天堂ソフトのBGM・効果音を使って演奏できる。BGMは『スーパーマリオブラザーズ』『パルテナの鏡』『ファミコンコレクション』『ロボット』の4種類。ツリガネムシは頭が三角、四角、十字、ひし形、六角形の5種類が存在し、体をタッチすると効果音を4回繰り返す。姿は実在の単細胞生物のツリガネムシがモデル。

ボルボイス5秒間でマイクに録音した声を様々に変化させて楽しめる。全部で16種類の姿があり、姿によって声質やスピードなどが変化する。

ニンテンドーDSiウェア版

エレクトロプランクトンジャンルメディアアート
対応機種
ニンテンドーDSiニンテンドーDSiウェア
開発元任天堂
インディーズゼロ
発売元任天堂
デザイナー岩井俊雄
人数1人
メディアダウンロード販売(本体内蔵メモリに保存)
発売日2009年7月8日
2009年11月9日
2010年2月22日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRB: E
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ニンテンドーDSiニンテンドーDSiウェア用ソフトとして、各種のプランクトンを個別のソフトにした簡易版がダウンロード販売された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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