エルヴィス_(映画)
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

1968年のテレビ番組「ELVIS」とは異なります。

エルヴィス
Elvis
シドニー・プレミア上映会場に設置されたタイトルロゴ
監督バズ・ラーマン
脚本バズ・ラーマン
クレイグ・ピアース
サム・ブロメル
ジェレミー・ドネル(英語版)
原案バズ・ラーマン
ジェレミー・ドネル
製作バズ・ラーマン
キャサリン・マーティン
ゲイル・バーマン(英語版)
パトリック・マコーミック
スカイラー・ワイス
製作総指揮トビー・エメリッヒ
コートニー・ヴァレンティ
ケヴィン・マコーミック
出演者オースティン・バトラー
トム・ハンクス
オリヴィア・デヨング
音楽エリオット・ウィーラー
撮影マンディ・ウォーカー
編集マット・ヴィラ(英語版)
ジョナサン・レドモンド
製作会社ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
公開 2022年6月24日[1][2]
2022年7月1日
上映時間159分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$85,000,000[3]
興行収入 $151,040,048[4]
$286,040,048[4]
6億5800万円[5]
テンプレートを表示

『エルヴィス』(Elvis)は、2022年アメリカ合衆国伝記映画エルヴィス・プレスリーの生涯を描いている。監督はバズ・ラーマン、出演はオースティン・バトラートム・ハンクスなど。バトラーがプレスリーを演じる[6]

長年ラッド・カンパニー(英語版)の創業者を担当していたアラン・ラッド・Jr(英語版)は同年3月2日に死去したため、この作品を彼に捧げている[7][8]
ストーリー「エルヴィス・プレスリー」も参照

1997年エルヴィス・プレスリーの元マネージャーであるトム・パーカー大佐は、脳卒中で死の床に就きながら、エルヴィスとの日々を追憶して行く。

1954年、カントリー歌手のマネージャーだったパーカーは、ツアー先で新人歌手のエルヴィスと出会った。化粧をし、腰をくねらせて踊る若者に、女性ファン達は熱狂した。人種分離が合法化されていた当時のアメリカでは、黒人歌手と白人歌手では歌唱法も違ったが、黒人居住区で育ったエルヴィスは、黒人のように歌える白人だったのだ。

エルヴィスの才能に目を付け、専属マネージャーとなるパーカー。パーカーの手腕で、エルヴィスはロックンロールの王者の座に登り詰めた。大豪邸を購入し、家族やスタッフを住まわせるエルヴィス。だが、卑わいなエルヴィスのスタイルは"骨盤ダンス""黒人の真似"と揶揄され、白人の権力者たちから敵視された。踊らずに歌う約束で立ったコンサートで反抗的に歌い踊り、逮捕されるエルヴィス。刑務所送りを回避する為にパーカーは、徴兵令に応じてエルヴィスを入隊させた。

2年間の兵役を終え、映画に主演するも評判の悪いエルヴィス。そこへパーカーが、ラスベガスでの豪華ショーの企画を持ち込んだ。1970年、白いジャンプスーツ姿でステージに立ち、大喝采を浴びるエルヴィス。だが、舞台外でのエルヴィスは麻薬に溺れ、結婚生活も破綻した。稼ぎの50%を搾取し、口実を設けて海外公演を妨害し続けるパーカー。実はパーカーには海外に出られない事情があった。オランダからの密入国者のパーカーは、大佐という肩書きも、名前すら詐称だったのだ。

パーカーとの縁を切ろうとするエルヴィス。だが、贅沢三昧を続けて来たエルヴィスは、パーカーから多額の借金をしており、返済を迫られれば破産は免れなかった。パーカーの言いなりに5年目のラスベガス・ショーを契約するエルヴィス。その後、激太りしたエルヴィスは、1977年に42才で心臓発作により急逝した。

パーカーはエルヴィスの死後に裁判でマネージャーとしての悪事を暴かれ、ギャンブル癖により財産を散財して亡くなった。
キャスト

※括弧内は日本語吹替[9]

エルヴィス・プレスリーオースティン・バトラー小野大輔

若い頃のエルヴィス・プレスリー:チェイトン・ジェイ


トム・パーカー大佐トム・ハンクス江原正士

プリシラ・プレスリーオリヴィア・デヨング井上麻里奈

グラディス・プレスリー:ヘレン・トムソン(英語版)(田村聖子

ヴァーノン・プレスリー:リチャード・ロクスバーグ中根徹

ミニー・メイ・プレスリー:リズ・ブラッケット

B.B.キングケルヴィン・ハリソン・Jr

ハンク・スノウ(英語版)?デビッド・ウェナム

ジミー・ロジャーズ・スノウ:コディ・スミット=マクフィー白石兼斗

ジェームズ・イーストランド(英語版)上院議員:ニコラス・ベル

ジェリー・シリング(英語版):ルーク・ブレイシー(英語版)

スティーヴ・ビンダーデイカー・モンゴメリー

トム・ディスキン:レオン・フォード(英語版)

アーサー・”ビッグ・ボーイ”・クルーダップ:ゲイリー・クラーク・Jr(英語版)

シスター・ロゼッタ・サープ:ヨラ(英語版)

ディクシー・ロック:ナターシャ・バセット(英語版)

スコティ・ムーアゼイヴィア・サミュエル

ビル・ブラック:アダム・ダン

リトル・リチャード:アルトン・メイソン(英語版)

ビッグ・ママ・ソーントンションカ・デュクレ

シルヴィア・シェムウェル:シャロン・ブルックス

さらに、ジョシュ・マッコンヴィル(英語版)とケイト・マルバニー(英語版)はサン・レコードサム・フィリップスとマリオン・ケイスカー(英語版)をそれぞれ演じ、クレ・モーガンはマヘリア・ジャクソンとして登場する。
製作
プリプロダクション・キャスティング


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:73 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef