この項目では、2016年の映画について説明しています。
1997年の映画については「エルヴィスとニクソン」をご覧ください。
エルヴィスとニクソン
?写真に隠された真実?
Elvis & Nixon
監督リザ・ジョンソン
『エルヴィスとニクソン ?写真に隠された真実?』(エルヴィスとニクソン しゃしんにかくされたしんじつ、原題:Elvis & Nixon)は、2016年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。監督はリザ・ジョンソン、脚本はジョーイ・セイガル、ハナラ・セイガル、ケイリー・エルウィス。
リチャード・ニクソン大統領をケヴィン・スペイシー、歌手のエルヴィス・プレスリーをマイケル・シャノンが演じ、1970年12月21日に行われたホワイトハウスでの2人の面談を描いている。他に、アレックス・ペティファー、ジョニー・ノックスビル、コリン・ハンクス、エヴァン・ピーターズらが出演。
2016年4月22日にアマゾン・スタジオとBleecker Streetより公開[4]。日本では劇場未公開で、Amazon Primeでの配信となった。配信邦題は『エルヴィス&ニクソン』。 1970年12月21日の朝、歌手・俳優のエルヴィス・プレスリーがホワイトハウスの通用門に現れ、リチャード・ニクソン大統領との緊急面談を要請した。プレスリーは、ドラッグ文化、ヒッピー運動、SDS
あらすじ
ニクソンの2人の補佐官、ドワイト・チェイピンとイージル・クローは協議し、ニクソンに面談受諾を依頼した。最初、ニクソンは断ったが、ニクソンに対する国内の支持拡大を狙い、面談を実現させたいクローらがニクソンの次女ジュリーに情報を流し、プレスリーのファンであるジュリーの懇願によりニクソンはプレスリーと会うことに同意する。
面談の直前、クローはプレスリーに対して大統領執務室入室後の振る舞い方について細かく指示を出すが、執務室に入ったプレスリーはそれらの指示に悉く反する行動をとり、クローのはらわたは煮えくり返ることとなる。
面談の中で、2人は自分たちに共通点が多いことに気づく。恵まれない境遇から懸命に働き、自分の力で成功までのし上がった人物同士であり、2人ともアメリカの若者文化に正当に評価されていないと感じていた。そういった部分での見解の一致があり、当初5分間とされていた面談時間は大幅に延びることとなり、大統領の次の予定を気にするクローをやきもきさせる。最後に2人は一緒に写真に写り、プレスリーはジュリーのために自分の写真にサインする。