この項目では、1984年の映画について説明しています。映画シリーズ全体については「エルム街の悪夢シリーズ」を、2010年の映画については「エルム街の悪夢 (2010年の映画)」をご覧ください。
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エルム街の悪夢
A Nightmare on Elm Street
監督ウェス・クレイブン
脚本ウェス・クレイヴン
製作ロバート・シェイ
『エルム街の悪夢』(エルムがいのあくむ、A Nightmare on Elm Street)は、1984年のアメリカの超自然的スラッシャー映画。ウェス・クレイヴンが監督・脚本、ロバート・シェイが製作を務めた。出演は、ヘザー・ランゲンカンプ、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、フレディ・クルーガー役のロバート・イングランド、そして映画デビューのジョニー・デップ。
1984年11月9日に米国で公開され、110万ドルの推定製作費に対して全世界で5700万ドルの興行収入を記録した[2]。『エルム街の悪夢』は絶賛され、史上最高のホラー映画のひとつと考えられており[3]、6つの続編、テレビシリーズ、「13日の金曜日」とのクロスオーバー、その他さまざまな商品からなるフランチャイズを生み出した。2010年には同名のリメイク版が公開された[4][5]。『スタントマン殺人事件』『ポリエステル』や『ジャンク・イン・ザ・ダーク』を除けば、それまで映画の配給を主に行っていたニュー・ライン・シネマが初めて製作した作品のひとつであり、2008年までに同社を成功した映画スタジオへと導いた[6]。 悪夢に悩まされる女子高生のナンシー。それは、焼けただれた顔で指にナイフのような爪を装着した男に襲われる夢で、町の子供たちが縄跳びの時に歌う数え歌に登場するフレディにそっくりだった。 親友のティナの親が留守の日に、家に泊まるナンシーと男友達たち。その夜、ティナは切り裂かれて死に、男友達のロッドが逮捕された。殺していないと言うロッドのために、夢の中でフレディを探そうとして、逆に殺されかけるナンシー。ロッドは留置場で自殺に見せかけて殺された。 フレディは実在したと打ち明けるナンシーの母親。フレディは昔、この町で20人の子供を殺し、町の人々に追い詰められて焼き殺された男だったのだ。 男友達のグレンの手を借りて、フレディを夢の中から引きずり出そうと計画するナンシー。だが、グレンは眠ってしまい、フレディに殺された。 全ては夢だと看破するナンシー。フレディは消えて、ナンシーはティナたちが生きている明るい世界に戻った。だが、その世界にも現れるフレディ。悪夢は続いていた、
ストーリー
登場人物
フレディ・クルーガー
眠っている人の夢に出現し、右手の庭師用手袋にはめられた鉄の爪で相手を引き裂く殺人鬼。
ナンシー・トンプソン
今作の主人公。父親やグレンに、フレディや夢の出来事の話をするが、信じてもらえない。フレディと対決する。
ドナルド・トンプソン
ナンシーの父親。娘のナンシーの話を信じようとはしなかった。
マージ・トンプソン
ドナルドの妻でナンシーの母親。夢に悩まされるナンシーを心配する。ナンシーにフレディの真実を話す。