エルディル(古ノルド語: Eldir)は、北欧神話に登場する召使いの名前である。「火夫[1]」という意味がある。 エーギルの召使いとして、フィマフェングらとともに、神々を招待した酒宴の準備をしていた。 フィマフェングがロキに殺されたので、怒った神々が彼を追い出した。しかしロキは酒宴をぶちこわそうと企み、会場に戻ってきた。エルディルはロキを見て、「中にいる神々と妖精の誰も、おまえのことを良く言っていない」と、ロキを中に入れまいとした。しかしロキはエルディルを無視して会場に入っていって、口論を始めた。
概要
脚注[脚注の使い方]^ Orchard (1997:37).
^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』80-81頁。
関連項目
エーギル
ロキの口論
フィマフェング
参考文献
Orchard, Andy (1997). Dictionary of Norse Myth and Legend. Cassell. ISBN 978-0-304-34520-5.
V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
表
話
編
男神
ウル
オーズ
オーディン
クヴァシル
ダグ
テュール
デリング
トール
エーギル
ニョルズ
ヴァーリ
バルドル
ヴィーザル
ヴィリとヴェー
ヒューキ
フォルセティ
ブラギ
フレイ(イングナ・フレイ|ユングヴィ)
ヘイムダル
ヘズ
ヘーニル
ヘルモーズ
マグニとモージ
マーニ
ミーミル
メイリ
ロキ
ローズル
女神
イズン
イルムル(英語版)
イルパ(英語版)
エイル
グナー
グルヴェイグ
ゲフィオン
ゲルズ
ゲルセミ
サーガ
シェヴン
シギュン
シヴ
スカジ