この項目では、1099年のエルサレム攻囲戦について説明しています。その他のエルサレム攻囲戦については「エルサレム攻囲戦 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
エルサレム攻囲戦
第1回十字軍中
エルサレムの戦い
戦争:第1回十字軍
年月日:1099年6月7日 - 7月15日
場所:エルサレム
結果:十字軍の勝利
交戦勢力
十字軍ファーティマ朝
指導者・指揮官
トゥールーズ伯レーモン
ゴドフロワ・ド・ブイヨンイフティハール・アッ=ダウラ
戦力
歩兵 12,000
騎士 1,500守備隊 1,000
損害
歩兵 11,000守備隊 1,000
市民 40,000
第1回十字軍
リスト
民衆十字軍
クセリゴルドン
エルサレム攻囲戦(エルサレムこういせん、英: Siege of Jerusalem)は、1099年6月7日から7月15日まで、聖地エルサレムを舞台に戦われた、第1回十字軍の主要な攻城戦の一つ。最終的には十字軍がファーティマ朝軍を破り、聖地を占領することに成功した。 1098年6月にアンティオキア攻囲戦を成功裏に終えたものの、十字軍は半年以上アンティオキア周辺のシリア北西部から先に進まなかった。対立する諸侯同士をまとめる役を担ってきた教皇使節アデマールはアンティオキア陥落後に蔓延した疫病で没し、次の行動をどうすべきかをめぐる諸侯の際限ない諍いを止める者も、行軍の指揮を執る者もいなくなった。
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