(国旗)(国章)
国の標語:Dios, Union, Libertad(スペイン語)
神、団結、自由国歌:Himno Nacional de El Salvador(スペイン語)
エル・サルバドルの国歌(誇り高き祖国に敬礼)
公用語スペイン語
首都サンサルバドル[1]
最大の都市サンサルバドル
政府
大統領クラウディア・ロドリゲス・デ・ゲバラ(代理)[基礎情報 1]
副大統領(スペイン語版)(空席)[基礎情報 1]
面積
総計21,040km2(148位)
水面積率1.5%
人口
総計(2020年)6,486,000[2]人(109位)
人口密度313[2]人/km2
GDP(自国通貨表示)
合計(2019年)268億9700万[3]アメリカ合衆国ドル[4]
GDP(MER)
合計(2019年)268億9700万[3]ドル(100位)
1人あたり4167.44[3]ドル
GDP(PPP)
合計(2019年)591億6200万[3]ドル(104位)
1人あたり9166.66[3]ドル
独立
- 日付スペインより
1821年9月15日[1]
通貨アメリカ合衆国ドル[4](USD)、ビットコイン(BTC)[4][基礎情報 2]
時間帯UTC-6 (DST:なし)
ISO 3166-1SV / SLV
ccTLD.sv
国際電話番号503
^ a b 2024年大統領出馬に伴い、ナジブ・ブケレ大統領とフェリックス・ウジョア(スペイン語版)副大統領は2023年12月1日から2024年5月31日まで休職している。
^ ビットコインは暗号通貨(仮想通貨)である。またサルバドール・コロンも法定通貨ではあるが、流通していない。
エルサルバドル共和国(エルサルバドルきょうわこく、スペイン語: Republica de El Salvador)、通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置する、ラテンアメリカの共和制国家である。北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、南と西は太平洋に面している[5]。中央アメリカ5か国のうち唯一、カリブ海に面していない[5]。首都はサンサルバドル[1]。
カリブ海の島国を除く米州大陸部全体で最小の国家であるが、歴史的に国土の開発が進んでいたこともあり、人口密度では米州最高である。 正式名称はスペイン語で、Republica de El Salvador (発音 [re?puβlika de el salβa?dor] レプブリカ・デ・エル・サルバドル)。通称、El Salvador。エルナン・コルテスの部下として1524年にやってきたペドロ・デ・アルバラードによって「救世主」を意味するエル・サルバドールと名付けられた[5]。 公式の英語表記は、Republic of El Salvador。通称、El Salvador。 日本語の表記は「エルサルバドル共和国」で、通称は「エルサルバドル」。「エル・サルバドル」「エル・サルバドール」とも表記される。漢字表記は、救世主国(もしくは薩爾瓦多)。 紀元前のこの地にはモンゴロイド系の先住民、すなわちインディヘナ(インディオ)が暮らしていた。先古典期中期には、オルメカ文明の影響を受け、チャルチュアパ
国名
歴史詳細は「エルサルバドルの歴史」を参照
先コロンブス期詳細は「マヤ文明」を参照
10世紀ごろには小王国がいくつか成立し、そのうちピピル人はクスカトラン(スペイン語版、英語版)を首都にして16世紀までに統一王国「クスカトラン王国(スペイン語版、英語版)」(ピピル語: Tajtzinkayu Kuskatan, 1200年ごろ - 1528年)を建設しつつあった[5]。
スペイン植民地時代征服者の一人ペドロ・デ・アルバラード「スペインによるアメリカ大陸の植民地化」も参照
1524年にスペイン人、エルナン・コルテスの部下ペドロ・デ・アルバラードがクスカトラン王国を征服しようとした[5](アカフトラの戦い(スペイン語版、英語版))。インディヘナは一度スペイン人を打ち負かし、グアテマラに撤退させるが、1525年に再びやって来たアルバラードの攻撃により、ベルムーダ市はサンサルバドル(聖救世主)市と改称された。その後、1528年にはエルサルバドルのほぼ全域が征服された。
スペインの支配に入った後の1560年以降はグアテマラ総督領の一部として管理下に置かれ、農業や牧畜業、藍の生産などが営まれたが[5]、中央アメリカの中ではグアテマラと並び開発された地域だった。
独立と中央アメリカ連邦の崩壊「近代における世界の一体化#ラテンアメリカ諸国の独立」および「中米連邦」も参照中米連邦の擁護者だったフランシスコ・モラサン。
19世紀前半にはインディアス植民地各地のクリオージョたちの間で独立の気運が高まった[5]。1789年のフランス革命以来のヨーロッパの政治的混乱のなか、ナポレオン戦争によりフランスに支配されたスペイン本国では、1808年からナポレオン支配に対するスペイン独立戦争が勃発した。フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトがボルボン朝のフェルナンド7世を退位させ、兄のジョゼフをスペイン王ホセ1世に据えると、インディアス植民地は偽王への忠誠を拒否した。