エリートヤンキー三郎の登場人物
[Wikipedia|▼Menu]

エリートヤンキー三郎の登場人物(エリートヤンキーさぶろうのとうじょうじんぶつ)では、阿部秀司の漫画『エリートヤンキー三郎』に登場する人物について述べる。また、続編である『エリートヤンキー三郎 第2部:風雲野望編』の登場人物もここで述べる。目次

1 三郎軍団

2 大河内一族

3 徳丸学園

3.1 生徒

3.2 教師


4 女性陣

5 流星会

6 大阪マッドブルズ

7 その他

8 第2部からのキャラクター

8.1 主要キャラ

8.2 徳丸学園

8.3 九州の番格

8.4 九州の番格の関係者

8.5 その他


9 脚注

三郎軍団

能力や座右の銘は実写版における河井調べ。
大河内三郎(おおこうち さぶろう)
主人公。身長170cm、体重60kg。誕生日は11月29日。座右の銘は「仲良きことは美しき哉」。普通の高校生活を望む温厚な少年だが、「大河内の人間」という周囲の先入観や誤解、河井の口車、更には後述の三郎自身の秘められた力により、一郎、二郎の退学した徳丸学園で総長に祭り上げられてしまう。また、ひょんな事から二郎より最凶の暴走族流星会の二代目会長となる。軍団員からは「総長」、流星会メンバーからは「会長」、前田、石神、桐山からは「三郎ちゃん」、九州の番格達からは「千葉の大魔王(単に大魔王と呼ばれることが多い)」と呼ばれている。趣味は読書(
少女漫画)、フィギュア・食玩集め、テレビゲーム(特にギャルゲー)。浅井春菜に片思いしている一方、萩原、関と徳丸交際グループを組んでいてマネー担当。仏像や神社仏閣をこよなく愛するが、寺を燃やしてしまったことも。ビジュアル系バンドのメンバーにビジュアル担当として入れられたときは、ゴスロリの女装をさせられていた(それ以降もたびたび女装することがある)。なお、第1部と第2部を通して三郎の最大の欠点は、根本的に反省出来ない点にある。事後に無責任な発言で泣くばかりで、その後、何故そのような事態に陥ったのか、自分の行為に問題はなかったかを考察する描写はほぼ皆無であり、新しい行為に挑戦することはあっても改善のために行動することはない。
第1部
非常に運が悪く、大河内家の人間と言うレッテルで小さい頃からろくな目に遭っていない。河井や前田と違って痛い目に遭う事はあまりないが、相手に高圧的な態度で出てこられると自分の意見を言えずにその場しのぎの言葉で誤魔化してしまう気弱で優柔不断な性格。軍団員の暴走を見ても関わって巻き込まれる事を恐れ何も手を打とうとせずに自然に事が収まるのを待っているだけという事なかれ主義。他力本願な所もあり、時には好転した状況でもそのような一面が災いして根回しも何もしないため望まない結果を引き起こしたり事態をより悪化させて自分の首を絞めることも多い。自分が関わったことでも不本意な結果になった場合は無責任な言動が目立ち、自分がいる立場を理解しておらず危機意識は極端に低いため、後述の田所や川上のように間接的に多くの人の人生を歪めていることに気付いていない。勉強は努力していたが結果が伴わずにいる。努力を重ねたにも関わらず泥酔状態の河井よりテストの点数は低く、2年生(1回目)の際には素の学力で留年してしまう(名目上はテストでのカンニング発覚による留年)。その反面観察力はあるが、他人に伝えられない、自己推量の内で納得して裏付けを取らないなど行動力が伴っていないため生かされた事はない。当初は情けない一面が目立っていたが、それでも駄目ながらも料理人を目指す、農業のリゾートバイトやボランティア活動の参加、近藤が進めたラグビーなど様々な方向に努力し、金銭感覚(高級志向がある訳ではなく、高い安いの感覚が違う)を除けば常識もあった。
第2部
非常に運が悪い所がほとんどなくなり(ただし色々なキャラに振り回されたり、しりをたたかれてはいる)ある意味かなりポジティブになった。それに伴い大河内の財力に甘んじる傲慢な性格になり、人の迷惑を顧みなくなり都合の良い知識で屁理屈をこねるようになる。顕著になった「アイドルオタク」という一面はストーカーまがいの行動や殺人未遂等の犯罪行為すら引き起こし、その時ばかりは石井にすら愛想を尽かされかけた。当初は力を入れていたはずの勉強もサボりがちになり、テストは常に1桁で0点も珍しくない上に何度か反省して勉強しても、遊びに堕落するか何らかの挫折で逃避するため進歩は見られない。また一郎・二郎から家族が知っている事を教えられていなかったりと腑抜けた一面が目立つようになる。そのせいか、徳丸内での評価も「普段は優しくて大人しいが怒らすと怖い人」から「金持ちだがどうしようもない程可哀想なダメ人間」というものに変わってきている。九州制圧戦以降は留年されている描写がなく、成績も出席日数も授業態度も全くの不足ながら結局は「厄介払い」の意味で卒業。卒業から1ヶ月後、浪人生として予備校通いを始めるもそこで三郎軍団のメンバーと再会し、驚愕のあまり鼻血を吹き出し物語が完結する。
凶暴化
幼少期は兄の一郎と二郎からも蔑まれ、兄の悪行を注意した際に殺されかけたトラウマをキッカケに失禁すると凶暴(一郎と二郎曰く「一族一濃い大河内家の血が三郎を支配する」)な人格に変貌し、プロレスラーや銃を持ったマフィア猛獣をも(敵や味方など関係なく)倒す作中最強の存在となり、一郎・二郎、桐山ですら瞬殺は免れない。その時の凶暴性は尿量に比例し、恐怖による失禁以外にもトイレを我慢している時に下腹を殴られての失禁や緊張によるものでも発生する。この状態のときは見境も無く(片想いしていた春菜にすら殴りかかっこともあるが、終盤ではキスをしている)状況を滅茶苦茶にしてしまうが、本人に凶暴化時の(理性がない為)記憶はないため非常に性質が悪い。凶暴化した際は何故か全裸になる事が多い。当初は自分のピンチで凶暴化し活躍する傾向があったが、話が進んでいくうちにせっかくの良いところで凶暴化して状況を悪化させることが多くなってきた。作品序盤辺りまでは普通に二足で立ってパンチやキックなどで闘っていたが、第2部では「キシャー!!」と叫んで四足で駆け回りつつ飛び掛るように腕を振ってぶつけるといった野獣と言える状態となる。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:71 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef