エリック・ゼムール
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フランス政治家エリック・ゼムールEric Zemmour
エリック・ゼムール(2022年)
生年月日 (1958-08-31) 1958年8月31日(65歳)
出身校パリ政治学院
所属政党再征服
配偶者ミレーヌ・チクポルティッチ
宗教ユダヤ教
サイン
公式サイト[zemmour2022.fr エリック・ゼムール]
初代 再征服党首
在任期間2021年12月5日 - 現職
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エリック・ゼムール(フランス語: Eric Zemmour、1958年8月31日 - )は、フランス政治家作家ジャーナリストセーヌ=サン=ドニ県モントルイユ出身。

フィガロ』紙や『フィガロ・マガジン』でコラムを執筆している。また、テレビ番組フランス2やラジオ・ルクセンブルク (RTL) などにも出演していた。またパリ・プルミエールでも番組をもつ[1]2022年大統領選挙に出馬し、4位にとどまり落選した。
経歴

1958年8月31日セーヌ=サン=ドニ県モントルイユアルジェリアユダヤ人の家庭に生まれた[2][3]アルジェリア戦争の際に一家はフランスに渡った[4]。祖先は1000年もの間アラブ人と共存してきたベルベル系ユダヤ人であるという[2][5]。父ロジェはコ・メディカルで、エリックはドランシ、パリ区域のシャトールージュで青年期を過ごした[6]。父は家庭にしばしば不在で、母と祖母から男らしさを教わった[7]

ユダヤ人学校のエコール・ルシアン=ド=ヒルシュ(Ecole Lucien-de-Hirsch)とエコール・ヤブネ(Ecole Yabne)を経て、パリ政治学院卒業後、フランス国立行政学院を二度受験したが不合格に終わった[8]。1986年、新聞『Le Quotidien de Paris』で政治部記者、Info-Matin紙で社説を担当、1996年にフィガロ紙で政治記者となった[9]。2009年にフィガロ・マガジンでウィークリーコラムを執筆。政治記者としての活動を評価され、2006年にフランス国立行政学院アドミッション委員になった[10]
作家活動

エドゥアール・バラデュールジャック・シラクの評伝や小説を書いた。

2006年にはLe Premier sexeで社会の女性化について論じた。2010年の「フランスの憂鬱」では「政治的過誤賞(Prix du livre incorrect)」を受賞した[11]
テレビ

2003年以来、I-Tele局の番組で毎週出演。Canal+フランス2の番組にも出演。フランス2のOn n'est pas coucheでは、ローラン・リュキエ、ミシェル・ポラック、エリック・ノローとともに「正直な批判」を本、映画などについて論じた[12]。ケーブルネットワークHistoireの番組Le grand debatにも出演[13]。2010年以来、ラジオ・ルクセンブルク(RTL)でZ comme Zemmourを毎週月曜日と金曜日に放送[14]

ジャン=マリー・ル・ペンは、評価できるジャーナリストはエリザベス・レヴィ、セルジュ・モアティ、エリック・ゼムールの三人だけだと述べた[15]。ゼムールは、ル・ペンの発言はユダヤ系のジャン・ピエール・エルカバック、イヴァン・ルバイを批判したスキャンダルを踏まえたもので、同じユダヤ系の自分を入れるのは皮肉だとし、そんなことはみんな分かっていることだと述べた[16]

2009年、ラッパーのユスーファが歌詞で「ゼムールを黙らせろ」といったり、また侮蔑したことに対して、犯罪的で公然たる人身攻撃であると批判した[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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