この項目では、イギリス女王について説明しています。その他の用法については「エリザベス2世 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
エリザベス2世
Elizabeth II
イギリス女王
1959年肖像画
在位1952年2月6日 - 2022年9月8日
戴冠式1953年6月2日
於 ウェストミンスター寺院
別号イギリス連邦王国女王
イギリス女王(1952年 - 2022年)
カナダ女王(1952年 - 2022年)
オーストラリア女王(1952年 - 2022年)
ニュージーランド女王(1952年 - 2022年)
ジャマイカ女王(1962年 - 2022年)
バハマ女王(1973年 - 2022年)
グレナダ女王(1974年 - 2022年)
パプアニューギニア女王(1975年 - 2022年)
ソロモン諸島女王(1978年 - 2022年)
ツバル女王(1978年 - 2022年)
セントルシア女王(1979年 - 2022年)
セントビンセント・グレナディーン女王(1979年 - 2022年)
ベリーズ女王(1981年 - 2022年)
アンティグア・バーブーダ女王(1981年 - 2022年)
セントクリストファー・ネイビス女王(1983年 - 2022年)その他、パキスタン、南アフリカ連邦、フィジーなど、現在共和制を採る英連邦加盟国の多くにおいても、かつては女王として君臨した。
全名エリザベス・アレクサンドラ・メアリー
Elizabeth Alexandra Mary
出生1926年4月21日
イギリス
イングランド、ロンドン、メイフェア
死去 (2022-09-08) 2022年9月8日(96歳没)[1]
イギリス
スコットランド、アバディーンシャー、バルモラル城
埋葬2022年9月19日
イギリス
イングランド、ウィンザー、ウィンザー城内国王ジョージ6世記念礼拝堂
エリザベス2世(エリザベスにせい、Elizabeth the Second、1926年4月21日[注釈 1] - 2022年9月8日[1])は、イギリスのウィンザー朝第4代女王(在位: 1952年2月6日 - 2022年9月8日)[2]。また、イギリスの他14か国の英連邦王国及び王室属領・海外領土の君主。イングランド国教会の首長(英語版)であった。全名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー(Elizabeth Alexandra Mary)。ジョージ2世の雲孫、プリンス・オブ・ウェールズフレデリック・ルイスの仍孫、ジョージ3世の昆孫、ヴィクトリア女王の玄孫、エドワード7世の曾孫。 1926年4月21日、父方の祖父である国王ジョージ5世治世下のイギリスにおいて、首都ロンドンのメイフェアで、ヨーク公アルバート王子(後の国王ジョージ6世)とエリザベス妃(スコットランド貴族第14代ストラスモア=キングホーン伯爵クロード・ボーズ=ライアン末娘)の第1子・長女として誕生。宮廷内で育てられた。 1936年12月11日、父のアルバート王子の兄で自身の伯父であるエドワード8世が退位し(王冠をかけた恋)、父がジョージ6世としてイギリス国王に即位すると、エリザベス王女は推定相続人(王位継承順位第1位)となった。また、第二次世界大戦中に英国女子国防軍に所属して公務に携わるようになった。 1947年に、フィリップ・マウントバッテンと結婚
年譜
1952年2月6日、父の国王ジョージ6世が崩御し、1701年王位継承法に基づき、25歳の若年にして「女王エリザベス2世(Queen Elizabeth II)」としてイギリス女王(君主)に即位した[3]。なお、夫のフィリップは共同君主・共同統治者ではなく、「Prince Consort(いわゆる王配)」の称号を持たなかった。