エリオット・ペイジ
Elliot Page
2021年
生年月日 (1987-02-21) 1987年2月21日(37歳)
出生地 カナダ、ノバスコシア州ハリファックス
身長155cm
職業俳優
活動期間1997年 - 活動中
配偶者エマ・ポートナー(2018年-2021年)
主な作品
『ハードキャンディ』
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
『JUNO/ジュノ』
『インセプション』
『アンブレラ・アカデミー』
受賞
MTVムービー・アワード
女性演技賞
2008年『JUNO/ジュノ』
恐怖演技賞
2011年『インセプション』
その他の賞
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エリオット・ペイジ(Elliot Page、以前はエレン・ペイジ/Ellen Pageとして活動、1987年2月21日 - )は、カナダの俳優。
テレビシリーズ『Pit Pony
』でキャリアが始まり、その後『トレーラーパークボーイズ』、『リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班』に出演する。活動を映画に移すと『ハードキャンディ』(2005年)への出演を経て『JUNO/ジュノ』(2007年)でブレイクする。他の主な出演映画には『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)、『賢く生きる恋のレシピ(英語版)』(2008年)、『ローラーガールズ・ダイアリー』(2009年)、『インセプション』(2010年)などがある。『JUNO/ジュノ』での演技によりアカデミー主演女優賞などにノミネートされた[1]。
2020年12月にトランスジェンダーであることを公表。2021年にはオープンなトランス男性としては史上初めてタイム誌の表紙を飾った[2][3][4]。 ノバスコシア州ハリファックスで生まれ育つ。グラフィックデザイナーの父デニスと教師の母マルタの間に生まれる[5]。ハリファックス・グラマー・スクール
生い立ち
幼少時代はアクションフィギュアで遊んだり、木登りをしたりしていた[8]。 4歳の頃に学校の舞台で演技デビューした。初めてカメラの前で演じたのはカナダのテレビ映画『Pit Pony
経歴
2005年に映画『ハードキャンディ』に出演し、「今年最も複雑な、不穏な、忘れられない演技の一つ」と賞賛された[9]。また2006年には『X-MEN:ファイナル ディシジョン』で少女キティ・プライド(シャドウキャット)を演じ壁を通り抜けられる能力を演じた。
2007年の映画『JUNO/ジュノ』のジュノ役の演技に賞賛が集まり、映画評論家のA・O・スコット(『ニューヨーク・タイムズ』)に「驚くほどの才能」と評され[10]、またロジャー・イーバートは「エレン・ペイジのジュノよりも優れた演技は今年あっただろうか? 私はそうは思わない」と述べた[11]。ペイジはこれにより20以上の賞にノミネートされ、カナディアン・コメディ賞(英語版)、インディペンデント・スピリット賞、サテライト賞などを受賞した。またアカデミー主演女優賞にもノミネートされ『エディット・ピアフ?愛の讃歌?』のマリオン・コティヤールに敗れた。
また2008年には出演映画『賢く生きる恋のレシピ(英語版)』がサンダンス映画祭でプレミア上映された。これは『JUNO/ジュノ』よりも前に撮影されながら、公開は遅れた作品で、デニス・クエイド演じる大学教授の娘役である[12]。
2008年3月1日に『サタデー・ナイト・ライブ』に出演した[13]。またドリュー・バリモアの監督デビュー作『ローラーガールズ・ダイアリー』に主演し、ジュリエット・ルイス、マーシャ・ゲイ・ハーデン、バリモア、クリステン・ウィグらと共演した[14][注釈 1]。
マイケル・ランダー監督の映画『サイコ リバース(英語版)』ではキリアン・マーフィー、スーザン・サランドン、ビル・プルマン、ジョシュ・ルーカスと共演した[注釈 2]。2009年8月、クリストファー・ノーラン監督の映画『インセプション』の撮影が始まった。この作品ではレオナルド・ディカプリオ、マリオン・コティヤール、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、渡辺謙らと共演し[19]、2010年7月16日に公開された[20]。