エリエール
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、大王製紙の家庭用品ブランドについて説明しています。元関連会社が運営するレストランのエリエールについては「エリエールフーズ」をご覧ください。

エリエール(elleair)は、大王製紙が販売を行う家庭用品の商品名。大王製紙を代表するブランドにして、衛生用紙での生産量基準の国内市場占有率(シェア)が約15%で首位[1]にあり、業界のトップブランドでもある。
主要商品

「エリエール」ブランドの商品は、ティッシュペーパートイレットペーパーのほかにも、ベビー用紙おむつ、大人用紙おむつ、生理用品、ペット用品など幅広い生活用品がラインナップされている。派生ブランドとして「GOO.N(グ?ン)」、「アテント」、「elis(エリス)」等が著名だが、商品パッケージには「エリエール」のブランドも併記されている。また、家庭用品だけでなく、業務用紙加工製品も販売している[2]

また、2015年8月にブランドロゴを変更したことに伴い、同年9月以降に発売した新製品やリニューアル品、一部の既存品で新ブランドロゴへの移行を開始している。商品によっては正面はカタカナロゴのみを変更し、側面などの別の場所にエアーエンブレム・英字ロゴ付のロゴマークを表記している。なお、「エルフォーレ トイレットティシュー」はブランドロゴ変更に伴い、側面に「エリエール」のブランドロゴ(エアーエンブレム・英字ロゴ付)が新たに表記された[3][4]

2017年4月3日、日清紡ホールディングスの紙製品事業を担う日清紡ペーパープロダクツの全株式を大王製紙が譲り受け、同日付でダイオーペーパープロダクツに商号変更[5]。2018年1月、にダイオーペーパープロダクツの営業部門が大王製紙へ統合された。これらにより、「コットンフィール」や「シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパー」などが「エリエール」ブランドに組み込まれるようになった。

(2023年11月現在、◎印は旧「NISSINBO」ブランドで発売されていた製品)
ベビー用品


GOO.N(グ?ン)(2002年に「エリエールフレンド」からブランド変更[6])名称の由来はGood.Nappy。

プラス 敏感肌設計(テープタイプ紙おむつ) - 2020年10月発売。表面シートに「エリエール 贅沢保湿」と同じ保湿成分(グリセリンコラーゲンヒアルロン酸)を配合。サイズは生まれてすぐの赤ちゃん用3Sからテープタイプでは珍しいBIGサイズまで6サイズを揃えている。

プラス 肌快適設計パンツ(パンツタイプ紙おむつ) - 2020年10月発売。表面シートに「エリエール 贅沢保湿」と同じ保湿成分(グリセリン、コラーゲン、ヒアルロン酸)を配合。

ぐんぐん吸収パンツ(パンツタイプ紙おむつ) - 2017年11月にテープタイプの「はじめての肌着」とパンツタイプの「やわらかパンツ」がリニューアルされ、「まっさらさら通気」に名称を統一。2020年10月にラインナップをパンツタイプのみに絞り、ディズニーキャラクターを採用して全面リニューアル。2023年10月に製品名を変更するとともに、MとLは「くまのプーさん」、BIGとBIGより大きいサイズは「ミッキー&フレンズ」にデザインを刷新して再度リニューアルされた。

12時間ぐんぐん吸収パンツ(パンツタイプ紙おむつ) - 2023年3月発売。

スーパーBIG - 大人用とベビー用の中間サイズ(体重15?35kg対応)。紙おむつはテープタイプとパンツタイプがあり、2010年3月からは中間サイズ紙おむつ専用パッド「安心吸収パッド」がラインナップされている。2016年4月に全製品リニューアルされた。

スイミングパンツ(水遊び用紙おむつ) - 2003年6月発売(当初はトイザらス先行発売だった)。当時、紙おむつとしては日本初となる水遊び対応(吸水ポリマー非採用のため、通常の紙おむつとしての使用は不可)。2018年4月に大容量パックの12枚を追加発売。2021年3月にリニューアル。男女共用(ユニセックスデザイン)となり、ミッキーマウス&ミニーマウスデザインへ変更。少数パックの入数が3枚から4枚に増量された。

おむつバイバイ♪トレーニングパッド - 2019年11月に「安心トレーニングパッド」のパッケージと剥離紙のデザインを変更し、改名してリニューアルされた。

ナイト - 2019年11月に従来の「おやすみ用 夜1枚安心パッド」に立体平面ギャザーを採用、子供のモデルを使用しないパッケージデザインへ刷新して「ナイトキッズパッド」に改名するとともに、下着サイズに合わせて2サイズの展開した夜用パンツ2種類(ナイトキッズパンツ・ナイトジュニアパンツ)を発売し、「グ?ン ナイト」としてシリーズ化された。

プラス 汚れすっきりおしりふき - 2022年3月発売。

肌にやさしいおしりふき - 2007年9月発売。2021年10月に単品で使用可能は個包装パックに変更し、ディズニーツムツムデザインへ全面刷新してリニューアルされた(リニューアルに伴って廃止された本体容器へ詰替えて使用することも可能)。


生理用品


elis(エリス) ※製品ラインナップは詳細記事を参照

介護用品


アテント2007年(平成19年)にP&Gよりブランド買収)※製品ラインナップは詳細記事を参照

吸水ケア(軽い尿もれ用)用品


ナチュラ さら肌さらり - 2022年4月に「アテント」の吸水ケア用品の一部アイテムを統合してリニューアルされ、従来の吸水量から症状と長さで選択可能なラインナップに刷新された。

おまもり吸水ライナー - 2022年4月に「吸水パンティライナー」から「軽やか吸水パンティライナー」へ改名。2023年4月に17cm 3ccを追加発売。同年10月にパッケージ変更と同時に再改名するとともに、「よれスッキリ吸水ナプキン[せき・くしゃみのときのおまもりケア]」として発売されていた20.5cm 15ccをラインナップに組み込んだ。

コットン100% おまもり吸水ライナー - 2022年4月に「コットン100% 吸水パンティライナー」から「コットン100% 軽やか吸水パンティライナー」へ改名。2023年4月に17cm 3ccを追加発売。2023年10月にパッケージデザイン変更と同時に再改名するとともに、「コットン100% よれスッキリ吸水ナプキン[せき・くしゃみのときのおまもりケア]」として発売されていた20.5cm 15ccをラインナップに組み込んだ。また、17cm 5ccには、文字要素を必要最低限に留めたベージュのパッケージとブラウンの個包装が採用された「シンプルデザイン」が追加発売された(同年3月に直営オンラインショップとLOHACOで先行発売され、同年10月に店頭販売が開始された)。

よれスッキリ吸水ナプキン - 従来の「吸水ナプキン」から改名。リニューアル当初は3つの症状全てを網羅した全10種類が発売されていたが、2023年10月に一部製品が「ちょこっと吸水ナプキン」・「夜つけて朝あんしん吸収パッド」への移行や製造終了となった為、[せき・くしゃみのときのおまもりケア]は2022年4月のリニューアル時に追加発売された20.5cm ロング2種類(5cc、10cc)のみに、[急なときでもちょこっとケア]は2022年4月のリニューアル時に追加発売された24cm ロング 30ccと26cm ロング 50ccのロングタイプ全4種類に集約された。

ちょこっと吸水ナプキン - 2023年10月に「よれスッキリ吸水ナプキン[急なときでもちょこっとケア]」として発売されていた20.5cm 30cc、24cm 50cc、26cm 65ccの3種類のパッケージデザインを変更と同時に改名してリニューアルされた。

コットン100% ちょこっと吸水ナプキン - 2022年4月に「コットン100% 吸水ナプキン」から「コットン100% よれスッキリ吸水ナプキン」へ改名、2023年10月に[急なときでもちょこっとケア]2種類(20.5cm 30ccと24cm 50cc)のパッケージデザイン変更と同時に再改名するとともに、文字要素を必要最低限に留めたベージュのパッケージとブラウンの個包装が採用された「シンプルデザイン」が追加発売された(同年3月に直営オンラインショップとLOHACOで先行発売され、同年10月に店頭販売が開始された)。

夜つけて朝あんしん吸収パッド - 2023年10月発売。従来発売されていた「よれスッキリ吸水ナプキン」と「超吸収さらさらパッド」それぞれの[多くても余裕のパワフルケア]4種類(26cm 85cc、29cm 130cc、33cm 180cc、36cm 210cc)を引き継ぎ、20.5cm 30ccと24cm 50ccを加えた6種類に拡充。ブランド初の夜用製品となった。


ティシューペーパー
2015年10月に「エリエール ティシュー(箱)」がリニューアルされた際、シートの大きさはそのままで外箱の大きさをコンパクト化(幅・奥行ともにコンパクト化)しており、そのほかの箱入ティシューペーパーもブランドロゴの変更に合わせ、外箱の奥行が5mmコンパクト化された。製品名に記している(P)はポケットタイプが設定されている製品。

エリエール 贅沢保湿(P) - 2022年9月に箱(200組)が約6年ぶりにリニューアルされ、保湿成分を含むローションに「なめらか成分」を加えた「うるおいバリア製法」が採用された。2023年1月には一度製造を終了していた「メントール」をポケットタイプのみ復活発売した。

エリエール +Water(P) - 2010年10月発売。2021年3月にはフィルム包装とし、入数を120組とした「ソフトパック」を追加発売した。

エリエール コットンフィールティシュー(P)◎ - 2023年3月に柔軟剤処方の改良を行うとともに、パッケージデザインを刷新してリニューアルされた。

エリエール ティシュー(P) - 2015年10月のリニューアルに合わせて、水に流せる仕様のポケットタイプを追加。2021年10月に自然由来の柔軟剤を配合し、パッケージデザインを変更してリニューアルされた。2023年8月には160組×8個入りのソフトパックが発売された(ソフトパックは北海道では未発売)。

エリエール北海道 - グループ会社の赤平製紙が製造を行い、売上の一部は北海道の「ほっかいどう未来チャレンジ基金」へ寄附される大容量シリーズ。北海道限定発売。

しっとりティシュー なまらたっぷり - 2022年10月発売。箱の高さを「贅沢保湿」と同じとしつつ、入数を1.2倍の240組とした保湿系スペシャルティシュー。

ティシュー なまらたっぷり - 2021年10月発売。入数を「i:na ティシュー」2箱分となる300組としたスタンダードティシュー。


エリエール i:na(イーナ)

ティシュー - 北海道では別デザイン品が発売されている。また、通常品(150組)の約1.5倍となる220組の大容量とした「たっぷり使える」を設定している。

ソフトパックティシュー - 2019年11月発売。外装フィルムに植物由来原料を配合したフィルムを使用した国内製造のソフトパック入りティシュー。また、コンパクト化や縦並びとすることでティシューでは珍しい1パック10個の大容量を実現している。2023年1月には既存品(150組)の約1.3倍となる200組に大容量化された200組6個パックが追加発売された。なお、北海道では未発売となる。

petit(プチ)ティシュー - 2021年10月発売。ティシューのシート幅を短くすることでボックスをコンパクト化し、且つ、箱入ティシューでは珍しい7個パックとしている。東北?近畿エリア限定となる。


エリエール オーデュス(P)◎ - 水洗式便所へ流すことが可能なタイプ。ボックスタイプも発売されていたが、2018年2月にパッケージデザインがリニューアルされたポケットタイプのみの設定。
トイレットティシュー
※写真は2015年7月以前の仕様
トイレットティシュー


エリエール トイレットティシュー

エリエール フラワープリント - 2007年2月発売(なお、発売当初は首都圏のみで、それ以外の東日本地区は同年4月、西日本地区は同年6月より順次発売)。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:46 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef