「エメラルドの伝説」
ザ・テンプターズ の シングル
リリース1968年6月15日
録音日本ビクター・スタジオ(築地)[1]
ジャンルグループ・サウンズ
時間2分53秒
レーベルフィリップス・レコード/
日本ビクター
作詞・作曲なかにし礼(作詞)
村井邦彦(作曲)
チャート最高順位
週間1位(オリコン)[2]
1968年度年間16位(オリコン)[2]
ザ・テンプターズ シングル 年表
神様お願い!
(1968年)エメラルドの伝説
(1968年)おかあさん
(1968年)
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「エメラルドの伝説」(エメラルドのでんせつ)は、ザ・テンプターズの楽曲で、3枚目のシングルである。1968年6月15日に発売。
リリースされて1ヶ月程でオリコンチャートの6位に初登場し、2週間後には1位を獲得した。又ザ・テンプターズとしては、オリコン上において最大のセールス(46.2万枚)を記録している[2]。 これまではメンバーの松崎由治作の曲をリリースしてきたテンプターズであったが、ヒットが継続するのかどうか危惧したフィリップス・レコード側は、新進気鋭の作曲家・村井邦彦となかにし礼に依頼することとした[1]。 村井はフランス印象派の影響を受けて神秘的なロマンティシズムを狙い、アレンジを担当した川口真はストリングスに加えてホルンとオーボエの採用により、独自のサウンドを作り上げた。 なかにしに作詞を依頼するにあたり、ディレクターの本城和治
概要
収録曲
エメラルドの伝説(The legend of emerald)ソロ:萩原健一
作詞:なかにし礼 作曲:村井邦彦 編曲:川口真
僕たちの天使(Our angels)ソロ:松崎由治
作詞・作曲:松崎由治
カバー
エメラルドの伝説
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ(1971年) - アルバム『G.S.R.』に収録。
メイジャー・チューニング・バンド(1977年) - メドレー曲「ソウル・これっきりですよ!!」(同名シングルに収録)の1曲として歌唱。
ザ・マイクハナサーズ(1989年) - メドレー曲「ブルー・シャトウを君だけに」(シングル『二人でカンパイ!』に収録)の1曲として歌唱。
Mi-Ke(1991年) - アルバム『想い出のG・S九十九里浜』に収録。
近田春夫&ハルヲフォン(2008年) - アルバム『リメンバー・グループ・サウンズ』に収録。
彩風咲奈
桑田佳祐(2014年) - DVD・BD『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』収録。
The KanLeKeeZ(2016年) - アルバム『G.S. meets The KanLeKeeZ』に収録。
吉幾三(2019年) - アルバム『あの頃の青春を詩う vol.4 グループサウンズ編』に収録。
レーモンド松屋(2019年) - アルバム『歌謡クラシックスIII ?俺たちのGS?』に収録。
関連項目
1968年の音楽
脚注^ a b テンプターズ最大のヒット「エメラルドの伝説」はプロの作家チームの手によって生まれたものであった。
表
話
編
歴
ザ・テンプターズ
松崎由治 - 萩原健一 - 田中俊夫 - 高久昇 - 大口広司
シングル
忘れ得ぬ君 - 神様お願い! - エメラルドの伝説 - おかあさん - 純愛 - 雨よふらないで - 帰らなかったケーン - エブリバディ・ニーズ・サムバディ - 愛の終り - 復活 - 出来るかい?出来るかい? - 若者よ愛を忘れるな
アルバム
ザ・テンプターズ・ファースト・アルバム - 5-1=0 ザ・テンプターズの世界 - ザ・テンプターズ・オン・ステージ - ザ・テンプターズ・イン・メンフィス - テンプターズ・ゴールデン・アルバム - ザ・テンプターズ・アンコール
出演映画
濡れた逢引き - 星影の波止場 - ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを
関連項目
表
話
編
歴
オリコン週間シングルチャート第1位(1968年7月8日-7月15日付)
1月
4日・11日・18日 ラブユー東京(黒沢明とロス・プリモス)
25日 帰って来たヨッパライ(ザ・フォーク・クルセダーズ)
2月
1日・8日・15日・22日 帰って来たヨッパライ(ザ・フォーク・クルセダーズ)
26日 恋のしずく(伊東ゆかり)
3月
4日・11日・18日 恋のしずく(伊東ゆかり)
25日 ゆうべの秘密(小川知子)
4月
1日 マサチューセッツ(ビージーズ)
8日 恋のしずく(伊東ゆかり)
15日・22日・29日 花の首飾り/銀河のロマンス(ザ・タイガース)