有限会社エムツー
M2 Co.,Ltd.
種類特例有限会社
本社所在地 日本
〒270-1143
千葉県我孫子市天王台2-9-2 2/3F
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度52分18.3秒 東経140度2分38.5秒 / 北緯35.871750度 東経140.044028度 / 35.871750; 140.044028
有限会社エムツー(英: M2 Co.,Ltd.)は、千葉県我孫子市に本社を置く日本のコンピュータゲームソフトウェア制作会社である。いわゆるレトロゲームの現行ハードウェアへの移植復刻で知られる。
かつて存在していたゲームメーカーであるコンパイルが遺した知的財産権のうち、『武者アレスタ』を除く「アレスタ」シリーズの版権を保有する。また2023年に株式会社ライトウェイトから、同社が保有していたPCエンジンの全ソフトの権利を譲渡された[1]。
2016年にパブリッシャー化を発表し、過去のアーケードSTGタイトルを主軸とした「M2ショットトリガーズ」シリーズを自社からリリースしている。 社名は設立当時の商業登記法に基づく商業登記規則等がアルファベットでの登記を認めていなかったため「エムツー」が正式なものとなっている[2][3]。2002年に商業登記規則等の改正によりアルファベットの使用が認められた[4]以降においても社名は変更しておらず、公式ウェブサイト、SNSアカウントにおいてもエムツーの表記を使用している。そのため本項においても原則「エムツー」と表記する。 経営理念として、「面白さ至上主義」を掲げ、テレビゲーム制作を通じて「面白いとは何か?」を追求し、変化を続ける世の中で娯楽という形で人々の生活を豊かにする事を目指すとしている[5][6]。 もともとエムツーは活動を開始した1993年に移植開発をしたメガドライブ(MD)版『ガントレット』から、レトロゲームの移植を現在に至るまで連綿と続けている。ここで言う「移植」とは「オリジナルハード用のゲームプログラムを他機種でネイティブに動く形にリプログラミングし直す技術」を端的に表現したものだが、近年はそれらとは異なるエミュレーション技術を駆使した移植作品も多くなっている。これまでに手掛けた移植作は日本のメジャーゲームメーカー製のものが多いが、特にセガのゲームタイトル移植についてはPlayStation 2(PS2)の「セガエイジス2500シリーズ」(後半)に始まり、ニンテンドー3DSの『セガ3D復刻プロジェクト』・Nintendo Switch版『SEGA AGES』といった同社の復刻シリーズに長きに渡って担当し、深い繋がりを持っている他、2019年にセガゲームス(当時)が直接リリースした復刻系ゲーム機・メガドライブ ミニにプリインストールされるメガドライブ用ゲーム42作品(+α)の移植を全て担当している。 セガ以外では、コナミ系作品(『ツインビー ポータブル』・『沙羅曼蛇 ポータブル』・『コナミ アーケード コレクション』・『PCエンジン mini』)、ナムコ系作品(『ナムコミュージアムDS』)、タイトー作品(『ダライアス コズミックコレクション』)などの移植タイトルに関わっている。 また、PS2『ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』収録の『SYSTEM16版ファンタジーゾーンII』などの移植の枠に留まらないアレンジタイトルや『グラディウス リバース』『魂斗羅ReBirth』『ドラキュラ伝説 ReBirth』といったリメイクタイトルなども手掛ける。 開発タイトルは移植作が多くを占めるが、『デ・ジ・キャラット でじこミュニケーション』など少数ながら非移植系タイトルの開発も手掛けており、2013年には初の自社オリジナルIPタイトルとして『アホ毛ちゃんばら』をリリースした。
社名の表記
概要