国 イタリア
地域イタリア北東部
州都ボローニャ
面積22,123.09 [1] km²
人口4,341,240 [2] 人 2012-01-01
人口密度196.2 人/km2
県ボローニャ、フェラーラ、フォルリ=チェゼーナ、モデナ、パルマ、ピアチェンツァ、レッジョ・エミリア、リミニ、ラヴェンナ
コムーネ数341 (一覧)
公式サイト ⇒[1]
エミリア=ロマーニャ州(エミリア=ロマーニャしゅう、イタリア語: Emilia-Romagna)は、イタリア共和国北東部に位置する州。州都はボローニャ[3]。
ヨーロッパの中で最も豊かな地域の一つであり、一人当たりGDPはイタリア共和国で3番目に高い[4]。ボローニャをはじめ、モデナ、パルマ、フェラーラといったルネサンス都市が所在し、文化・観光の中心地である。食品産業
が盛んで、パルミジャーノ・レッジャーノやバルサミコ酢、パルマハムやボローニャソーセージなどの産地である。また、フェラーリやランボルギーニなどが本社を置く自動車産業の中心地でもある。標準イタリア語以外では以下の名称を持つ。
エミリア語: Emelia-Rumagna
ロマーニャ語: Emelia-Rumagna
州名は、州西部から中部にかけての「エミリア
(イタリア語版)地方」と州東南部「ロマーニャ地方」を結んだものである。ロマーニャ地方はラヴェンナ県、フォルリ=チェゼーナ県、リミニ県一帯を指す。「エミリア」地方は、古代ローマ時代に北イタリアの主要街道であったエミリア街道(Via Amilia)にちなむ。ピアチェンツァとリミニを結ぶ(リミニでフラミニア街道に接続しローマに至る)エミリア街道の名は、建設当時の執政官マルクス・アエミリウス・レピドゥスの名にちなんでいる[5]。「ロマーニャ」地方は、Romania という語から派生したもので、中世初期に東ローマ帝国がラヴェンナを中心としてこの地を支配したことによる。 イタリア共和国北東部の州で、イタリア半島のつけ根に位置する。南のアペニン山脈、北のポー川に挟まれた地域で、東はアドリア海に面する。 州都ボローニャは、フィレンツェから北へ81km、ヴェネツィアから南西へ130km、アンコーナから北西へ200km、ミラノから南東へ201km、首都ローマから西北西へ306kmの距離にある[6]。 隣接する州および国は以下の通り。 ポー川流域に位置し、ポー平原が広がる。トスカーナ州を跨ぐ地域にはアペニン山脈がそびえ、一帯は2015年にユネスコの生物圏保護区に指定された[7]。
地理エミリア=ロマーニャ州の地方コムーネの高度区分 (it:Zone altimetriche d'Italia) による面積比率。州のおおまかな地形傾向が見て取れる。
位置・広がり
ヴェネト州 - 北東
マルケ州 - 南東
サンマリノ共和国 - 南東
トスカーナ州 - 南西
リグーリア州 - 西
ピエモンテ州 - 西
ロンバルディア州 - 北西
地勢