『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』
エマーソン・レイク&パーマー の スタジオ・アルバム
リリース1970年11月20日
録音1970年7月-8月
ロンドン、アドビジョン・スタジオ
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間41分14秒
レーベルアイランド(オリジナル盤)
WEA(リイシュー盤)
アトランティック(オリジナル盤)
Rhino(リイシュー盤)
ワーナー・パイオニア(オリジナル盤)
イーストウエスト・ジャパン→ビクター(リイシュー盤)
プロデュースグレッグ・レイク
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
エマーソン・レイク・アンド・パーマー
(1970)タルカス
(1971)
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『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』(Emerson, Lake & Palmer)は、イギリスで1970年11月20日に発売されたエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)のデビュー・アルバムである。 ELPは、キース・エマーソンがザ・ナイス、グレッグ・レイクがキング・クリムゾン、カール・パーマーがアトミック・ルースターの出身で、メンバー全員が既にかなりのキャリアと知名度とを有しており、高い実力を備えていることが証明されていたので、結成が発表された時点で「スーパーグループ」と呼ばれていた。その為、各レコード会社で争奪戦が繰り広げられ、結果、イギリスではアイランド・レコード、アメリカではアトランティック・レコード[2]、日本ではアトランティック系列のワーナー・ブラザース・パイオニア[注釈 1]が発売に携わることになった[注釈 2]。 ELPの結成は1970年5月30日に公表されたが、メンバーは、同年4月頃から収録曲の作曲を開始したと伝えられている。彼らは6月1日にロンドンのアイランド・スタジオ
解説
経緯
内容
本作は結成してまだ間もない時期に慌ただしい日程の中で録音されたせいか、複雑な多重録音や緻密なスタジオ・ワークはあまり含まれていない。制作はリアル・タイムの一発録音に多少のオーバー・ダビングを施した程度であったことが聴きとられる内容である。
「未開人」はハンガリーの作曲家バルトーク・ベーラ[注釈 3]が1911年に発表したピアノ曲『アレグロ・バルバロ』をアレンジしたインストゥルメンタルである[注釈 4]。