エブラーヒーム・ライースィー
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2023年 撮影
イラン・イスラム共和国
第8代大統領
任期2021年8月3日 – 現職
副大統領モハンマド・モフベル(第一)
最高指導者アリー・ハーメネイー
イラン・イスラム共和国
第7代司法府長官
任期2019年3月7日 – 2021年7月1日[2]
最高指導者アリー・ハーメネイー
出生 (1960-12-14) 1960年12月14日(63歳)
イラン マシュハド[3]
政党戦闘聖職者協会など
配偶者ジャミーレ・アラモルホダー
(ジャミレ・アラモルホダ[4])
子女2人
宗教イスラム教シーア派
署名
セイイェド・エブラーヒーム・ライースィー[注釈 1](ペルシア語: ??? ??????? ????? [eb????hi?m-e ra?i?si?] ( 音声ファイル)、ラテン文字表記:Seyed Ebrahim Raisi、英語: Ebrahim Raisi、1960年12月14日[5][6] - )は、イランの政治家、司法関係者、イスラム教シーア派ウラマー(アーヤトッラー[7])。同国第8代大統領(在任:2021年8月3日[8] - )。マシュハドのエマーム・レザー廟(ペルシア語版、英語版)を管理する慈善団体アースターン・ゴドス・ラザヴィー(ペルシア語版、英語版)の2代目守護者(最高責任者、2016年3月 - 2019年3月)[9]。検事総長(ペルシア語版、英語版)、司法府第一副長官、司法府長官[2]を歴任した。 パフラヴィー朝時代の1960年12月14日にマシュハドに誕生。コラサン神学校を卒業した。 イラン革命後の1985年にテヘランの次席検事に任命されて首都へ引っ越した[10]。その3年後である1988年の初め頃、ルーホッラー・ホメイニー(ホメイニ師)の目に留まって、ロレスターン州、セムナーン州、ケルマーンシャー州など各州の法的問題に取り組むために、ホメイニーから特別な規定(司法から独立したもの)を授けられた。 その後もイランの司法
司法関係者としての経歴
2017年の大統領選挙大統領候補として首都テヘランで演説するライースィー(2017年4月29日)
2017年4月6日に来たる5月の大統領選挙(ペルシア語版、英語版)に出馬することを表明[11]。その後、大統領選挙の最終登録日である4月15日までに、ライースィーや現職の大統領ハサン・ロウハーニーなどを含めた18歳から92歳の老若男女1636人が立候補する中で[12]、4月20日、ライースィーとロウハーニー大統領を含む6人の候補者が、正式に選挙参加資格を認められた[13]。選挙戦の終盤、ライースィーと同じ保守候補者で、テヘラン市長でもあるモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフが大統領選を辞退すると同時にライースィーへの全面的な支持を表明し、自身を支持する有権者たちにライースィーを支持するよう働きかけた[14]。
2017年5月19日に大統領選が行われ、翌20日にアブドッレザー・ラフマーニー・ファズリー(ペルシア語版、英語版)内務大臣(ペルシア語版、英語版)より開票結果が発表、開票された4122万131票の有効票のうち、ライースィーは約38.3%に相当する1578万6449票を獲得したが、現職のロウハーニー大統領が有効投票の過半数となる2354万9616票を獲得したため、決選投票にはもつれ込まず、ライースィーの落選が確定した[15]。イランでイスラム共和制による大統領選挙が始まって以来、落選した大統領候補としては得票数、得票率ともに過去最高を記録しており、イラン大統領選史上で最も僅差で落選した大統領候補となった。これまでは、2009年の大統領選挙で落選したミールホセイン・ムーサヴィー候補が獲得した1321万6411票(得票率は約33.75%)、および2005年の大統領選挙で落選したハーシェミー・ラフサンジャーニー候補が獲得した得票率35.93%(得票数は1004万6701票)が過去最高であった[16]。 2020年6月の時点では2021年の大統領選挙
2021年の大統領選挙
2021年6月18日に投票が行なわれ、集計の結果、開票された2893万3004票のうちライースィーが約61.95%に相当する1792万6345票を獲得し、決選投票にもつれ込まず1回目の投票で当選が確定した[20][21]。
大統領として