エフエムナックファイブ
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株式会社エフエムナックファイブ
FM NACK5 CO., LTD.
本社が入居するJACK大宮
種類株式会社
略称NACK5
本社所在地 日本
330-8579
埼玉県さいたま市大宮区錦町682番地2 JACK大宮11階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度54分29.2秒 東経139度37分17.9秒 / 北緯35.908111度 東経139.621639度 / 35.908111; 139.621639座標: 北緯35度54分29.2秒 東経139度37分17.9秒 / 北緯35.908111度 東経139.621639度 / 35.908111; 139.621639
設立1988年3月2日
業種情報・通信業
法人番号7030001001129
事業内容放送法に基づく超短波放送事業
代表者代表取締役会長 益子弘
代表取締役社長 片岡尚
資本金8億円(2021年3月31日現在)[1]
売上高23億0773万3000円
(2021年3月期)[1]
営業利益3482万6000円
(2021年3月期)[1]
経常利益3594万0000円
(2021年3月期)[1]
純利益1368万3000円
(2021年3月期)[1]
純資産24億6157万8000円
(2021年3月31日現在)[1]
総資産31億4735万0000円
(2021年3月31日現在)[1]
従業員数29人(2020年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主#資本構成参照
外部リンクhttps://www.nack5.co.jp/
特記事項:2001年7月、株式会社エフエム埼玉から株式会社エフエムナックファイブに商号変更。
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エフエムナックファイブ
FM NACK5 CO., LTD.
種別FMラジオ放送
放送対象地域埼玉県
系列独立
略称なし
愛称NACK5
コールサインJODV-FM
開局日1988年10月31日
本社330-8579
埼玉県さいたま市大宮区錦町682番地2 JACK大宮11階
演奏所本社と同じ
親局 / 出力ときがわ 79.5MHz / 5kW
主な中継局秩父 77.5MHz / 50W
公式サイトhttps://www.nack5.co.jp/
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株式会社エフエムナックファイブ(NACK5、: FM NACK5 CO., LTD.[2])は、埼玉県放送対象地域とするFMラジオ放送特定地上基幹放送事業者である。
局の概要

1988年(昭和63年)10月31日に「エフエム埼玉」(エフエムさいたま)として開局。当初から愛称は「NACK5」。2001年にはエフエムナックファイブが正式名称となった。

関東においては、横浜エフエム放送に次ぐ、特定の系列に属さない独立系FMラジオ放送である。

名前の由来は、周波数の79.5MHzの語呂合わせである【7(な)・9(く)・5(Five=ファイブ)】。一部のパーソナリティは番組内で「79点5、だからNACK5」とコメントする場合がある。なお、当初ラテ欄では「FM795」と表記されていた。多くは「NACK5」であるが、さらに略して「NACK(ナック)」とも呼ばれる。

キャッチフレーズは、2024年4月1日から、「No.1 HOT STATION FM NACK5」(ナンバーワン・ホットステーション・エフエムナックファイブ)を使用している。2016年10月1日から2024年3月31日までは、「make the future FM NACK5」(メイク・ザ・フューチャー・エフエムナックファイブ)を、2016年9月までは「Challenge for the future FM NACK5」(チャレンジフォーザフューチャー・エフエムナックファイブ)だった。
事業所

本社:
埼玉県さいたま市大宮区錦町682番地2 JACK大宮11階(〒330-8579)

東京支社:東京都中央区銀座4丁目1番 北数寄屋ビル1階(〒104-0061)

可聴エリア

開局当初から受信環境の悪かった埼玉県北西部の聴取環境改善のため、1998年(平成10年)6月に、本局の送信所を浦和市(現・さいたま市)の平野原送信所から、比企郡都幾川村(現・比企郡ときがわ町)の飯盛峠に移設し、送信所アンテナ地上高が高くなったことで、可聴エリアが関東平野一円に広がった[3]。また送信所を移転してからは、ビデオリサーチ聴取率調査の首都圏対象地域も可聴エリアに入ったことから[注釈 1]、調査の対象になった。

5月から8月頃に発生するスポラディックE層により、同じ周波数であるエフエム長崎の電波と混信する場合がある[4]
放送内容

20歳代をコアターゲットとしたコンテンポラリー音楽のヒット曲を中心とする編成(CHR)は基本的に維持しつつ、隣県他局と差別化を行っている。

声優・アニメ系番組やバラエティ要素の強い番組が多く、若者向け総合放送局の色彩が濃い。また、電波がほぼ関東地方全域に行き渡るほどの放送エリアの広さから、CM・スポーツを除くと埼玉ローカル色は抑えた内容にされている。

全曜日午前5時基点であり、平日と土日の時報スポンサーの切り替わりも午前5時であるが、かつては基点をまたぎ、午前6時まで放送する番組が多いのが特徴であった。しかし、2013年4月からは平日深夜の『STROBE NIGHT!』が1時間短縮され『NACK5時ラジ』が開始、また2016年10月からは金曜深夜『FANTASY RADIO』が短縮され『Startup Saturday』が開始し、『手賀沼ジュンのウナンサッタリ・パンツ』も2018年春改編で短縮され『THE SONG OF MIND』『ディスカバー彩の国』が開始されたことで、基点をまたぐ番組は消滅した。

独立局では珍しく報道局「ニュースルーム」(旧称「報道情報センター」。2010年秋より改称)を持ち、ニュース・天気予報や埼玉県の道路交通情報が多い。また、「MORNING LINE」、「AFTERNOON LINE」、「NACK5経済情報」などのミニニュース番組を放送しているのも特徴である。また、気象警報や鉄道運行情報も、番組中に頻繁に随時挿入される。

独立局であるため、改編期以外に小規模な改編が行われる場合がある(放送時間の5分から10分程度の短縮・拡大、番組の枠移動など)。他局でも見られる傾向はあるが、NACK5は小規模改編が多め。
番組の特徴

他のFM局に比べ、トークを中心とした番組の割合が高い
[5]。パーソナリティもディスクジョッキーは少なく、ラジオパーソナリティ歌手お笑いタレント、しかも埼玉県出身者が中心である。

FM局としては珍しく、アニラジ番組や、演歌歌謡曲をテーマにした番組がある。番組販売も盛んに行われており、『松山千春 ON THE RADIO』は、全国17局ネットで放送されている(アニラジは地方AM局からの逆ネットもある)。

日本のFM局で初めてスポーツの実況中継をしたことで知られ、スポーツ番組に注力している。埼玉県にフランチャイズを置くプロ野球埼玉西武ライオンズ戦や、Jリーグ浦和レッズ大宮アルディージャ戦の実況中継を生放送している(年間を通して、定期的にスポーツ中継を行っているFM局は他にない)ほか、スポーツ情報番組が盛んに放送されている[5]

一時期、番組名の頭に「NACK」をつけた番組が多く制作された。それらは「WITH YOU」「ON TOWN」「AFTER5」など「NACK」を外した名前で通称とされた。

CM

埼玉県に本社を置く企業や、西武鉄道が筆頭株主の関係上、西武グループの企業が多く占めている。可聴範囲が広いことから東京都区部多摩地域や栃木県・群馬県・茨城県ローカルの企業(パチンコ店・不動産業者・結婚式場・自動車販売店など)・私立学校のスポットCMも流れる。冬場はスキー場のCMが多く流れ、移動体通信事業者や飲料企業・石油元売企業といった大手企業のCMも多い。ラジオ時報CM一社提供、平日と休日で出稿社が異なる(→#時報スポット)。
ジングル

通常のステーションジングル[注釈 2]の他に、夏季シーズン(毎年7月半ばから8月中)は「夏の風景バージョン」(風鈴ししおどし、鳥の鳴き声、ホラー調など。5秒バージョンが多い)、鈴虫バージョン、12月1日から25日まではクリスマスジングル(「赤鼻のトナカイ」がBGMの5秒バージョンと、「恋人たちのクリスマス」がBGMとクリスマスメッセージ「Marry Christmas, from NACK5.」の10秒バージョン2種類の計3種類)が流れる。

オープニングアナウンスの後は「This is NACK5♪」というジングルがある[注釈 3]

FUNKY FRIDAY』のジングルは通常とは異なり、銀座スタジオのスタッフが選んだものである。

2008年4月から10月は開局20周年記念ジングル(「Happy 20th Anniversary FM NACK5?♪」と歌うもの)が流れていた。さらに2013年6月24日から10月は開局25周年記念ジングル(「25th Anniversary FM NACK5?♪」「A Happy Thanks Year FM NACK5?♪」)が流れている。
記念ソング

2005年に本社移転に伴い記念ソングが作成された。ステーション・イメージソングとしてaccessが起用され「CATCH THE RAINBOW」がテーマソングとして起用された。

2006年には、かかしによる「We are the NACK5」という楽曲が作成され、当時のNACK5のほぼ全ての番組パーソナリティが参加した。「様ソニ」というNACK5のカウントダウンイベントのテーマソングとして作成されたこの楽曲は、2006年・2007年・2008年と3つのバージョンが存在し、年末年始日中プライムタイムを中心として流された。

2008年に開局20周年記念ソング「NACK 5」(DOMINO & KAIOH)が制作された。この楽曲では、2008年秋改編時点で放送されていたワイド番組名・NACK5・キャッチフレーズであるChallenge for the futureというフレーズが数多く織り込まれており、20周年特番「STAR RADIO」前には大量オンエアされ、「STAR RADIO」の終わりにDJ・リスナーらがアルシェ前にて踊った。ちなみにSUPER EUROBEAT VOL.192 ?LET'S PARTY?に収録されている。

2013年、開局25周年記念イメージソングとして「25」が決定した。2013年でファイルレコード設立25周年になるのに合わせてラッツ&スター鈴木雅之佐藤善雄桑野信義ゴスペラーズ村上てつや黒沢薫酒井雄二AJIのメンバー全員が集まり「FUTURE FILE 25 ALL STARS」というスペシャルユニットを結成して作成した楽曲となっている。
NACK5イメージソング

NACK5イメージソングは、1988年の開局に合わせて作られた曲である。開局前の試験電波発射時、コールサイン読み上げの後に曲をずっと流していた。

イメージソングは2曲存在する。

DJ PLEASE

This good beat the night

聴取率

J-WAVEとともに、関東地方でFM局聴取率1、2位を争うFMラジオ局である。2004年4月期・2006年12月期・2009年6月期・2012年2月期・2012年12月の聴取率調査(首都圏35キロ圏)にて、NACK5はFM全局での聴取率首位を獲得している(2004年はJ-WAVEと同率、2006年12月・2009年6月はM1層+F1層の平日平均で単独、2012年2月期はM1層、M2層+F1層、F2層で単独。さらに2012年12月期はAM、FM局の首都圏全ラジオ局中、M1・M2、F1・F2層で単独首位だったことに加え、月曜日 - 木曜日のすべての生ワイド番組が単独首位を獲得している)。近年の2018年6月でもFM全局でJ-WAVEに0.1%差で2位を獲得しており、AM局を入れてもニッポン放送と同率で3位である[6]。2018年4月度では首都圏35キロ圏でM1・F1層首位[7]、2020年6月度では1都3県でM1・F1層首位[8]、2020年8月期では首都圏AM・FM全局中、M1・M2、F1・F2層で平日平均・週平均ともに単独首位[9]を獲得しており、若年層のシェアは盤石なものとなっている。
キャラクター


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