エファージュ_(フランスの企業)
[Wikipedia|▼Menu]

エファージュ(フランス語: Eiffage S.A.)は、フランスの大手建設会社。6万人以上の従業員を雇用し、フランスの建設会社としてはヴァンシブイグに次ぐ第3位。パリ南西のヴェリジー=ヴィラクブレーに本社を置く。ユーロネクスト上場企業(Euronext: FGR )。
目次

1 沿革

2 グループ会社

3 主な施工物件

4 脚注

5 外部リンク

沿革

1844年設立のFougerolleと、1924年設立のSAE(La Societe Auxiliaire d' Enterprises Electriques et de Travaux Public)が、1993年に合併して設立された[1]。Fougerolleはゴッタルド鉄道トンネルタンカルヴィル橋などを建設し、SAEはフランス最古のオートルートであるオートルート A13やインドネシアのスカルノ・ハッタ国際空港などを建設、1990年にSAEに合流したEiffel社は、エッフェル塔の建設会社であった[2]

1871年設立のBeugnetを1995年に買収[3]1999年の夏に組織の再編成が決定され、2000年1月に1863年設立のQuilleryを統合の上、建設をはじめとする各部門制となった[4]2005年12月のフランス政府による高速道路混合経済会社(SEMCA)の一部事業売却に応じる形で、2006年2月にグループ会社Autoroutes Paris-Rhin-Rhone (APRR)を発足させ、フランス国内のオートルート運営事業にヴァンシ、アベルティスと共に参与している[5]2008年12月、Clemessyを買収し子会社とし[6]2014年6月、カナダオンタリオ州の橋梁土木事業者Innovative Civil Constructors Inc.(ICCI)を買収し、エファージュカナダ支社の子会社とした[7]
グループ会社

エファージュ・コンストラクション
:都市施設建設事業

エファージュ・インフラストラクチャー:道路や鉄道の建設・土木事業

エファージュ・エネルギー:エネルギーインフラ事業

エファージュ・コンセッション:コンセッション事業

Autoroutes Paris-Rhin-Rhone (APRR):高速道路・有料道路運営子会社

Clemessy:エンジニアリング子会社

主な施工物件

英仏海峡トンネル(1994年完成)

ノルマンディー橋(1995年完成)

欧州議会拡張工事(1998年完成)

パリメトロ14号線(1998年完成)

コペンハーゲン地下鉄(2002年完成)

ミヨー橋(2004年完成)

LGVペルピニャン-フィゲラス線(2009年完成)

リエージュ=ギユマン駅 新駅舎建設工事(2009年完成)

ルーヴル美術館ランス別館(2012年完成)

スタッド・ピエール=モーロワ(2012年完成)

ピカソ美術館改修工事(2012年完成)

ルイ・ヴィトン財団美術館(2013年完成)

モン・サン=ミシェル アクセス道路(2014年完成)

LGVブルターニュ-ペイ・ド・ラ・ロワール線(2017年完成)

ベルリン・ブランデンブルク国際空港(2020年完成予定)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:60 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef