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アメリカのレコードレーベル「エピック・レコード」については「エピック・レコード」をご覧ください。
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エピックレコードジャパン
Epic Records Japan
親会社ソニー・ミュージックレーベルズ
設立1978年8月
設立者丸山茂雄
販売元ソニー・ミュージックマーケティング
( - 2019年3月[1][2])
ソニー・ミュージックソリューションズ
(2019年4月 -[1][2])
ジャンルJ-POP
国 日本
公式サイトhttps://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/epic-jp/jp/
旧会社情報
株式会社エピックレコードジャパン
Epic Records Japan Inc.
エピックレコードジャパンが所在していたSME乃木坂ビル(現・ジャニーズ事務所本社ビル)
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒107-8301
東京都港区赤坂九丁目6番35号
SME乃木坂ビル内
設立2001年10月1日
業種情報・通信業
事業内容音楽ソフトウェアの企画・制作・販売および著作権管理、アーティストマネージメント
代表者代表取締役 村松俊亮
代表取締役 青木聡
主要株主ソニー・ミュージックエンタテインメント(100%)
関係する人物丸山茂雄
外部リンクhttps://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/epic-jp/jp/
特記事項:2001年10月1日、SMEJより事業を分割、株式会社に移行。
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エピックレコードジャパン(Epic Records Japan)は、ソニー・ミュージックレーベルズの社内レコードレーベルであり、「エピック」という通称で知られている。
かつては「エピックソニー」というレーベル名であり、規格品番の「ES」はこれにちなむ。
EPICの名は1953年に米・コロムビアレコードが傘下に設立した、ジャズ・クラシック音楽部門を販売するためのサブレーベル名エピック・レコードにその起源をもつ。メインレーベル「Epic Records」は、会社名とは異なり「Japan」の表記はない。
2001年10月にソニー・ミュージックエンタテインメントの製作部門からソニー・ミュージックレコーズ、キューンレコード、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズと共に分離・独立した。2014年4月にレーベルビジネスグループ再編により発足した、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズの社内レーベルとなる。エピックのレーベルは、ソニー・ミュージックレコーズに次いで二番目に歴史が古い。EPICと言えばニューミュージックやロックのイメージが強いが、設立当初はばんばひろふみや因幡晃のフォーク系や、真田広之や渡辺徹の俳優系、内海美幸やオール巨人の演歌系も手掛けていた。 1994年6月、ソニー・ミュージックエンタテインメント副社長丸山茂雄により設立。同年にTMNの活動を終了し、音楽プロデュース業に力を入れ始めていた小室哲哉のソニー側受け皿となるよう、従来型と異なるレーベルが必要とされたことが設立のきっかけである。 小室の中では「今までのシステムは音楽業界の中では、レコード会社が一番偉かったんです。デビューしたいと思えば、レコード会社の門を叩いて判断されるけど、気付いたら知らないディレクターやプロデューサーが付けられていたという馬鹿な事が起きる。自分でディレクター・プロデューサーを決めなかったら、理想の音作りはできない。それを防ぐ為にアーティストとレコード会社が対等な関係になる必要がある」という狙いがあった[5]。
沿革
1971年7月 - CBS・ソニーレコード株式会社から新レーベル「EPIC」が発足。
8月21日の第1回新譜LPのラインナップはチェイス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ソフト・マシーン、ミッシェル・ポルナレフ[3]。
10月 - EPICレーベルの邦楽第一弾として、ハイソサエティーの「不思議な恋の物語/君を奪いたい」を発売。
1976年3月 - EPICレーベルの邦楽部門を廃止。CBS・ソニーレーベルに統合。
1978年8月 - 株式会社EPIC・ソニーを設立(但し、CBS・ソニーから発売されたEPICの邦楽音源(中島まゆこ、浅田美代子、麻生よう子他)はCBS・ソニーが引き続き管理)。
1988年3月 - CBS・ソニーに吸収合併。同時期よりCDの背面ジャケット等に「EPIC/SONY RECORDS」の表記が使用される様になった。
1991年 - CBS・ソニーがソニー・ミュージックエンタテインメントに商号変更。これに伴いレーベルロゴを変更。「Epic/Sony Records」に改称する。
1994年6月 - 株式会社アンティノスレコード(Antinos Records)が設立される。CDの販売をSMEに委託しており、同グループの一員となる。社名は「アンチソニー(Anti Sony)」の意味で、Antinosのnosは、sonyの文字を逆さまにしてyを外したものである。A&Rシステムを本格導入した会社である。
10月 - Epic/Sony Records内に新レーベル「dohb discs」を設立(2000年5月頃にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ傘下に移管後、同年7月にレーベル運営終了)。dohbはepicのスペルを前にずらした造語で、時代の一歩先を常にリードしていくという意味がこめられていた。制作部もエピックと異なり下北沢に設置するなど、独自性の強い展開がなされた。
1998年10月 - 「Epic/Sony Records」から「Epic Records」へレーベル変更。
2001年10月 - SMEの製作部門から分離、再度独立。同時にレーベルロゴを変更する。洋楽部門はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMJI)へ移行。
2002年7月 - アンティノスレコードを吸収合併する。アンティノスはエピック内の一レーベルとなる。
2003年2月 - 会社設立25周年を記念したイベント「LIVE EPIC 25」を開催。
2004年3月 - 会社合併により2002年7月以降経営を行っていた「アンティノスレコード」が運営終了。「アンティノスマネージメント」も「ソイツァーミュージック」と合併し「ブルーワンミュージック」となる。
2005年 - 新レーベル「kowalski」(コワルスキー)設立。
2014年4月1日 - ソニー・ミュージックレコーズがレーベルビジネスグループの7社を吸収合併し、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが発足[4]。エピックレコードジャパンは同社の社内レーベルとなる。
ロゴマークの変遷
初代(1971年7月 - 1973年3月)、5代目(2000年1月 - 現在):大文字の「EPIC」の周囲に、楕円型に放射線状の線が飾られている。日本では旧CBS・ソニーレコードの一レーベルとして発足した初代ロゴマーク、および2024年現在使用中の現行(5代目)のロゴマークだが、アメリカでは1953年にエピック・レコードが設立され、その7年後となる1960年に若干のリニューアルを実施し、2代目のロゴマークとして使用された[注 1]。現在のアメリカのエピック・レコードのロゴマークは後述する日本での3代目のロゴマークが再び使用されており、日本でも洋楽の一部アーティストに使われている。また、このロゴマークは日本コロムビア時代の1968年6月30日までに発売されたエピックレーベル(通称・EPICコロムビア)の新譜(レコード)にも使用されていた。
2代目(1973年4月 - 1978年7月):四角い枠の中に丸でレコードの溝をかたどった「e」のマークの下に「Epic」と書かれている。
3代目(1978年8月 - 1991年3月):筆記体の「Epic」の表記で、安定感のあるロゴマーク。日本でのEPIC・ソニー黄金期に使われており、エピックレコードジャパンを象徴するロゴマークでもある。1988年2月末までは連綿で「ES」のロゴの下部に「EPIC/SONY」のロゴも併用されていた。当時発売されていたCDに於ける背表紙の上に表記されている記号は正方形[注 2]で、これは当時のCBS・ソニーでも使用されていた。1988年2月末からは前述の連綿の「ES」ロゴに代わり「EPIC/SONY RECORDS」の表記が使用される様になった。
4代目(1991年4月 - 1999年12月):アルファベットの「E」を模ったロゴマーク。3本の細い楕円に左に斜め向きの線が入る、牧歌的な雰囲気を持つロゴマークで、下部に小文字で「epic」の表記がある。背表紙上部の記号も正方形から楕円に変更されている。この頃から背表紙に「Epic Sony Records」の表記[注 3]が使用される様になった。
レーベル
Epic Records(エピック・レコード・メインレーベル)
LAUNDRY POLE RECORDS(ラウンドリー・ポール・レコード) - キョエのプライベートレーベル。
かつて存在したレーベル
BOOGIE WOOGIE(ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド、竜童組、所ジョージプライベートレーベル。宇崎竜童の離脱と共に消滅)
Sweet Donuts (1979 - 1981年)CBSグループ外から買い付けたヨーロッパのキャンディ・ポップの国内流通専用レーベル。ドリー・ドッツとユー & アイのみに使用。
コワルスキー(Kowalski、2010年運営停止)ESCL-
アンティノスレコード(1997 - 2004年、Antinos Records)ARCJ-
SO What? RECORDS(1999年 - 2000年、ロゴマークは$をもじったもの)
dohb discs(1994年 - 2000年)ESCB-
MINT AGE(1997年 - 1998年)ESCB-
mf(佐野元春プライベートレーベル。佐野の独立とともに消滅)
NeOSITE DISCS(もともとはエピックレコードのレーベルであったがソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ(2000年)を経てキューンレコード(2001年 - )のレーベルへと移行した)
Robin Discs(福岡智彦がプロデュースした音楽レーベル。かつては松谷卓等も所属した。現在[いつ?]はEpic Recordsに統合)
Cha-DANCE(東京パフォーマンスドールのプライベートレーベル。TPDの活動休止に伴い廃止)
アンティノスレコード