エピックメタル
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出典検索?: "エピックメタル" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2013年11月)

エピック・メタル (epic metal) は、ヘヴィメタルのサブジャンルの一つ。主に叙事詩的なヘヴィメタルの総称として用いられる。1980年代初期に誕生したスタイルであり、タイトルの「エピック」という言葉は叙事詩的なファンタジー神話に由来する[1]。音楽性に関しては、主に正統派メタルの影響が強く、大仰なドラマ性とヒロイックなスピードを融合させたサウンドが一般的。また、その壮大かつ勇壮なスタイルから、近年ではシンフォニックメタルヴァイキングメタルとの関連性も強くなっている。
概要

ロックの歴史において、ストーリー性を強調したコンセプチュアルな作品は重要な役割を持ってきた。ハードロックでもマイケル・ムアコックに影響を受けたイギリスホークウィンドが登場し、1975年にアルバムWarrior On The Edge Of Timeを発表、その後も続々とエピカルな方向性のバンドが登場した。やがて、その叙事詩的なスタイルがヘヴィメタルに組み込まれると、マニラ・ロードやマノウォーなどの打ち出したヒロイックな世界観に影響を受け、徐々にシーンに浸透していった。

エピックメタルが登場した初期には、主に正統派メタルをベースにした古典的なサウンドが特徴的だったが、時代が進歩するにつれてクラシックオペラなどの大仰な要素を取り入れるようになった。現在ではサウンドトラックの要素を導入しているバンドもいる。なお、エピックメタルのコンセプチュアルな世界観や複雑なサウンドは、プログレッシブ・ロックプログレッシブ・メタルからの影響も強い。
歴史

エピックメタルの歴史は1980年代のアメリカ、マニラ・ロードの1980年のアルバムInvasionから始まったとされる。このアルバムのインタビューで、マーク・シェルトンが自身のアルバムのスタイルを「EPIC METAL」と形容したため、一般的に認知が広がった[2]。なお、ここではJ・R・R・トールキンやマイケル・ムアコックなどのファンタジー小説に影響を受けたキリス・ウンゴルの1981年のアルバムFrost & Fireも、エピックメタルの起源として同時に語られている[3]

80年代後半になると、アメリカのブローカス・ヘルムやオーメンを筆頭に、ドイツからブラインド・ガーディアン、イタリアからアドラメレクなどが登場してエピックメタルのシーンが盛り上がった。しかし、1990年代に入るとヘヴィメタルのシーン低迷の影響を受け、エピックメタルもアンダーグラウンドでの活動を余儀なくされる。

90年代中頃に近づくと、ヴァージン・スティールが1994年にアルバムThe Marriage of Heaven & Hellを発表。そのアルバムが続編The Marriage of Heaven & Hell, Pt. IIと共に1995年のヨーロッパ圏内で決定的な成功を収めると、世界的にエピック・メタルは認知された。

その後、90年代後半には、イタリアラプソディー・オブ・ファイアの1997年のアルバムLegendary Talesがヒットし、エピックメタルバンドは大幅に増加する。同国からは、後に新世代勢力となるドミネ、ドゥームソード、マーティリア、ロジー・クルーシズ、ザイ・マジェスティなどのバンドが次々登場した。

21世紀に入ると、エピックメタルは海外のアンダーグラウンドシーンで着実に支持を獲得し、イタリアやギリシャを発端としてムーブメント"New Wave of Mediterranean Epic Metal(NWOMEM)"が起こる。この地中海のエピックメタルのムーブメントによって、エピックメタルは新時代へと突入した。なお、ムーブメントからはセイクリッド・ブラッド、バトルロア、バトルラム、アイシー・スティール、ホーリー・マーターなどの次世代バンドが登場した[4]

現在、エピックメタルはヘヴィメタルのサブジャンルとしてヨーロッパを中心に大きな人気を集めている。しかし、これとは逆に日本での認知度が低いことも有名である。
世界観

エピックメタルの題材になるのは、主に古代中世近未来などを舞台にした実在の史実や架空のファンタジーである。ここでは叙事詩や中世騎士物語ヒロイック・ファンタジー(剣と魔法の物語)、戦士勇気名誉、壮大な戦争などが描かれている[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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