エビヅル
エビヅルの果実と葉
分類
エビヅル(蝦蔓[8][9]・??[8][9]、学名: Vitis ficifolia)は、ブドウ科ブドウ属でつる性の落葉木本である。雌雄異株。 和名「エビヅル」は、つる性の植物で、実がエビの目に似ていることから名付けられている[10]。 古名はヤマブドウとともに「エビカズラ」(葡萄蔓)[8]、「エビ」とはブドウの古名である[11]。ただし、中国では「??」は Vitis adstricta Hance という別の野生ブドウを指す。学名に Vitis ficifolia を使われることが多いが、Vitis ficifolia のタイプ標本は中国の桑葉葡萄につけられたもので、桑葉葡萄とエビヅルでは形態的な違いも大きい。 日本、朝鮮半島、中国の東アジア地域に分布し、日本では本州、四国、九州に分布する[11]。山地や丘陵地にふつうにみられる[11]。 落葉つる性の木本で、他の木本などに巻きひげによって上昇する[11]。巻きひげは茎に対して葉と対生するが、2節ずつついていて3節目ごとに消失しているが、これで他の植物に絡まる[10]。
名称
分布と生育環境
特徴
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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