株式会社エナリス
ENERES Co., Ltd.種類株式会社
市場情報東証マザーズ 6079
株式会社エナリス(英: ENERES Co., Ltd.)は、エネルギーエージェントサービスや電力卸取引などを行っている企業である。 2004年に池田元英が創業し「エネルギー流通情報事業」を役務としている。需要家の電源選択と効率的利用へ向けた各種サービスと[2][3]、東日本大震災以降に節電マネジメントサービスを提供している[4]。 2014年10月23日、約10億円の売掛金残高がある取引先「テクノ・ラボ」が実態不明の会社である[10]と東京アウトローズが報じ、10月24日に株価が1090円から790円のストップ安まで下落した。
概要
沿革
2004年12月 - 有限会社エナリス設立
2006年5月 - 株式会社エナリスへ組織変更
2012年4月 - 経済産業省の補助事業「エネルギー管理システム導入促進事業」におけるBEMSアグリゲータに登録
2013年10月 - 東京証券取引所マザーズに上場、上場2日目の初値は、公開価格の280円の2.6倍となる717円をつけた[3]。
2014年12月 - 社長が池田元英から村上憲郎へ交代。
2015年1月 - 東京証券取引所から特設注意市場銘柄に指定。
2016年
6月 - エナリス労働組合が結成。
8月 - KDDI株式会社と資本・業務提携。KDDIが池田元英とその親族から30%の株式を取得し、同社はその他の関係会社となる[5]。
9月 - 東京証券取引所から特設注意市場銘柄の指定を解除。
2018年
8月 - KDDI株式会社と電源開発株式会社が共同で、エナリス株式の株式公開買付けを行うことを発表。同時に監理銘柄(確認中)に指定[6][7]。
12月 KDDIと電源開発による株式公開買付けが成立。KDDIが親会社に、電源開発がその他の関係会社となる[8]。
2019年
3月 - 東京証券取引所マザーズ上場廃止。株式併合により株主がKDDI及び電源開発のみとなる[9]。
不祥事