エドモンド本田
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エドモンド本田 プロフィール

初出作品:
ストリートファイターII

格闘スタイル: 

ジャパニーズスモウレスラー(IV、V[1]

相撲(CVS)


出身地: 日本

生年月日:昭和35年11月3日

身長:185cm(まげ含む)

体重:137kg

スリーサイズ:B212 W180 H210

血液型:A型

好きなもの:風呂ちゃんこ鍋ティラミス

嫌いなもの:優柔不断

特技:鍋奉行、風呂掃除[1]

職業/所属:力士(V)

キャッチコピー:
「張り手十番勝負」(II)「角界一の風雲児」(ZERO3)「豪快スモウパワー」(CVS)「熱血力士参上」(IV)「熱血力士」(V)

関連キャラクター:ソドム - ハカン

エドモンド本田(エドモンドほんだ、Edmond Honda)は、カプコン対戦型格闘ゲームストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。ゲーム内ではE.本田(E.HONDA)やE・ホンダと表記される。
キャラクターの設定

ストリートファイターII』(以下『ストII』)のプレイヤーキャラクターとして初登場した日本代表の力士。番付は大関張出)。相撲の素晴らしさを世界に広めようとストリートファイトの旅に出る。

赤いまわしの上に青い縦縞の浴衣を身に着け、闘うときは上半身をはだけた姿になる。顔に施された隈取りや、勝利時に見せる歌舞伎の演技を取り込んだ決めポーズ(飛び六方など)は日本文化を知ってもらおうという本田のアイディアによるもの。『ストリートファイターZERO2』のソドムのエンディングに登場する本田は土俵の上でも隈取りをしていた。『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』と表記)の家庭用版アニメーションでは素顔で取組を行う本田を見ることができる。浴衣と隈取りは『ストII』で本田をデザインしたERICHANによると、アートディレクターのあきまんの「普通の相撲取りだとさびしいので何か考えて」という指示で作ったものであり、海外でストリートファイトをするときに身分を隠して戦うのに日本をアピールする歌舞伎の隈取りがいいということで、正義のヒーロー「」のメイクを参考にしている[2]

頭の大銀杏(髷)は硬くセットされており、頭突きなどをしても乱れることはない。『ストII』シリーズや『ZERO3』でブランカの電撃を受けた時に髷の中に骨が描写されており、この骨は『ストIV』でキャラクターがポリゴンモデル化された際にも再現されている[3]。ゲーム雑誌『ゲーメスト』では「髷の中には頭突きの威力を上げるためにフライドチキンの骨を仕込んでいる[4]」と説明されたが、ERICHANによると「相撲取りの心意気」であり、頭突きを多用したために拳ダコのように骨が生えたというイメージだという[5]

ホームステージは土俵。『ストII』シリーズでは銭湯の中に作った土俵[6]で、『ストリートファイターZERO3』(以下『ZERO3』)では銭湯前に土俵がある。

『スーパーストリートファイターIIX』(以下『スパIIX』)での登場を最後に『ZERO3』で再登場するまで約4年間のブランクがあったが、その間もカプコン格闘ゲームの名物キャラクターとして背景や他キャラクターのエンディングなどに登場していた(本人が登場するもののほか、「カプコン湯」「本田湯」という名の銭湯など、間接的に本田を連想させるものもある)。

ストリートファイターV』(以下『ストV』)ではアレックスのストーリーモードに火引弾ハカンと共にコピーファイターで登場する。ハカンと共にアレックスに襲い掛かるがアッパー一発で吹き飛ばされる。『ストV』では「登場キャラクターの国籍の偏りを軽減したい」という理由があり、『ストII』初出のキャラクターの中で唯一プレイアブルキャラクターになっていなかった[7]。だが『ストリートファイターV アーケードエディション』(以下『ストV AE』)のシーズン4にてルシアポイズンと同時にプレイアブルキャラクターとして2019年8月5日に配信された。

あきまんによると、映画『ティファニーで朝食を』に登場する日系人のユニオシや、テクモアーケードゲーム忍者龍剣伝』に登場する相撲取りのような、勘違いした日本文化をイメージしているという[8]

『ストII』開発中の名前は「E・鈴木」[9](エドモンズ.鈴木[10])。『ストII』では各国人のステレオタイプを強調したキャラクターデザインがなされており、日本人の典型的な名前ということで鈴木や田中が考えられていたが、欧米で知られているということで「本田」となった[11]
人物

豪放でさっぱりした性格で、一人称は「わし」、口調は「?でごわす」。本田の型破りなスタイルは角界からはあまり良い目では見られていなかった(実力的には横綱になれる器だが、番付が張出大関のままなのはこれが原因)。だが、本田自身は相撲のことをこよなく愛しており、人々にもっと相撲のことを好きになってもらいたいと考えている。『ストII』ではある日突然「ワールドに相撲の素晴らしさを認めてもらおう」と思い立ち、世界巡業と称してストリートファイトの旅に出る。

『ストIV』でもその想いが爆発し、仲間力士たちの制止を振り切って、相撲を「わあるどわいど」にするべく再び世界格闘大会への参加を表明する。同作のエンディングでは、日本に帰国した際に報道陣から格闘大会の出場期間中に行われていた取組を放棄していたことについての責任を追及されるが、当の本田は休んだ取組を一度にこなすとともに「次は相撲をオリンピック競技にする」と新たな野望に燃えていた。

『ストV AE』では銭湯の文化を広めるために一役買っており、『ストII』の本田ステージが「本田湯」として登場している。自身のストーリーモードでは髪をまとめないまま湯船に入ろうとするララに「湯船に入る前は長い髪をまとめるのがマナー」、竜巻を起こして体を乾かそうとしたラシードに「風呂から出たらきちんと体を拭く」、シャワーを滝行替わりに使うリュウに「シャワーで修行はやめて、りらっーくす!」と笑顔で注意している。他にもストーリーモードにはメナト、ジュリいぶきレインボー・ミカが銭湯の客として登場している。

朝稽古が毎日の恒例となっており、その際の騒音が近所迷惑になっていた。『ストII』で本田が日本国外へ旅立った際、住人はこれで安眠できると思っていたが、毎日弟子たちに大音量で国際電話をかけていたため、以前とそれほど変わらなかった。

ウルトラストリートファイターII』(以下『ウルII』)では、最終的な目標は「相撲の技と通して心と体の融和を図ること」そして「毎日ちゃんこを食べること」だと語っている。

東駒形にある銭湯「加富根湯(かぷこんゆ)」の主人には昔から世話になっていた。同銭湯が経営難に陥った際、再建に協力できないだろうかと考えた結果、銭湯の前に作った土俵でストリートファイトを行い集客を行うなど心優しい一面も持っている。

日本国内での知名度は高く、さくらなどは本田が本場所の取組を放り出して格闘大会に出場したことをニュースで知っており、帰国の際にも多数の報道陣が待ち構えていたことから、良くも悪くも世間を騒がせていることが窺える。

好物にちゃんこ鍋、特技に鍋奉行とあるようにちゃんこ鍋に対する思い入れが強く、料理人で究極の料理を求めているエル・フォルテにもちゃんこ鍋を強く薦めている。

『ZERO3』のザンギエフのエンディングでは、麻薬や兵器を売りさばく悪い奴を退治するという目的でシャドルーの基地に単独潜入しており、偶然出会ったザンギエフと協力してサイコドライブを破壊し、互いに意気投合した。また面倒見の良い性格で、『ZERO3』の本人のエンディングではベガの洗脳から解放されたものの記憶を無くして行き場を失っていたベガ親衛隊のメンバーたちを引き取り、稽古をつけさせながら面倒を見ている。
ゲーム上の特徴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}


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