Edgar Morin
エドガール・モラン
生誕 (1921-07-08) 1921年7月8日(102歳)
フランス パリ
学派大陸哲学
反基礎付け主義[1]
研究機関CNRS
社会科学高等研究院
研究分野認識論
複雑系[1][2]
影響を受けた人物
ヘラクレイトス[3]バールーフ・デ・スピノザ[4]ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル[4] ブレーズ・パスカル,[5] コルネリュウス・カストリアディス[6] フョードル・ドストエフスキー[4] グレゴリー・ベイトソン, ニールス・ボーア, ジョン・フォン・ノイマン, ルネ・トム, ジョルジュ・バタイユ, レオン・ブリルアン, ガストン・バシュラール, カール・マルクス
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エドガール・モラン(Edgar Morin、本名:エドガール・ナホム Edgar Nahoum、1921年7月8日 - )は、フランスの哲学者、社会学者である。
その仕事は諸学問の境界を横断する超領域
性で知られている。また、文化人類学者ジャン・ルーシュと共同監督した『ある夏の記録』(1961年)によって、ヌーヴェルヴァーグの映画監督としても知られる。ユダヤ系スペイン人(セファルディム)の出身である。パリで生まれる。読書や映画、航空、サイクリングなどをたのしむ少年であった。哲学における仕事は、17世紀を多様な視点から描き出す研究から始まった。
人民戦線とスペイン内戦中のスペイン共和政府との関係で社会主義に関係するようになった。1940年にドイツがフランスを侵略したとき、モランはトゥールーズへ逃れた。当地でマルクス主義的社会主義にコミットし、難民を助ける仕事に従事した。レジスタンス運動に参加し、1941年にフランス共産党に加わったが、そのとき党はゲシュタポに迫害されていた。1944年8月の「パリの解放」に参加。翌年、ヴィオレット・シャプロボーと結婚し、ランダウに住んだ。そこでは、ドイツにおけるフランス占領軍の中尉をつとめた。