エデンズボゥイ
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ヱデンズボゥイ
ジャンル
ファンタジー
漫画
作者天王寺きつね
出版社角川書店
掲載誌コンプティーク
月刊少年エース
レーベル角川コミックス・エース
発表号コンプティーク1994年1月号 -
月刊少年エース2009年11月号
巻数全20巻
アニメ:エデンズボゥイ
原作天王寺きつね
監督須永司
シリーズ構成十川誠志
脚本十川誠志、田中哲生
キャラクターデザイン数井浩子
音楽外山和彦
アニメーション制作スタジオディーン
製作テレビ東京創通映像
放送局放送局参照
放送期間1999年4月6日 - 9月28日
話数全26話
テンプレート - ノート
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『ヱデンズボゥイ』(EDEN's BOwY)は、天王寺きつねによる日本漫画作品。『コンプティーク』(角川書店)1994年1月号より連載を開始し、1996年に『月刊少年エース』(角川書店)に移籍したのち2009年11月号で完結した。完結を記念し、2009年11月から2010年1月まで小冊子プレゼント(1,000名)キャンペーンが実施された。単行本は全20巻。1998年にはラジオドラマ化、1999年にはテレビアニメ化された。

「神殺し」の業を背負った少年ヨルンと女神の少女エリシスが、神殺しの秘密を狙い襲い来る刺客達と戦いながら成長していくダーク・ファンタジー作品。少年誌向けとしてはかなり残酷な描写や露骨なお色気シーンも存在する。
目次

1 ストーリー

2 用語解説

3 登場人物

3.1 主要人物

3.2 天上都市ユルガハ

3.3 天上都市ヤヌエス

3.4 天上都市ウルト

3.5 セフィナの民

3.6 神族

3.7 天上武会

3.8 その他の人物


4 書誌情報

5 ラジオドラマ

6 テレビアニメ

6.1 スタッフ

6.2 主題歌

6.3 各話リスト

6.4 放送局


7 関連商品

8 外部リンク

ストーリー

天上都市(エデン)の落とし子ヨルンは、いつか天上都市へ昇り母と再会することを夢見て地上で暮らしていた。ある日、ヨルンは空から降ってきた少女エリシスと出会う。時を同じくして、天上都市の一つで神殺しの秘密を求めるユルガハが送り込んだ刺客も現れ、ヨルンは戦いに巻き込まれていく。
用語解説
神殺し
神を凌駕し、世界を変えると伝えられる力。特殊な血筋にある条件を備えた場合に発現する。
天上都市
高度な魔法と科学力によって空中に浮かぶ巨大都市。ユルガハ・ヤヌエス・ウルトの3つが勢力争いを繰り広げている。地上を支配する存在であり、地上の人々は憧れを込めて「エデン」と呼ぶ。
セフィナの民
地上に住む人間の中で唯一魔法を使うことができる民族。神殺しを神敵として滅ぼそうとする。
登場人物

声優はラジオドラマ、テレビアニメの順に記載。特記ない場合は共通。
主要人物
ヨルン・コットゥ
声 -
山口勝平(幼年期 - 山田みほ / 永島由子)本作の主人公。農家の素朴な少年だったが、天から降ってきた少女・エリシスとの出会いによって運命が大きく変わることとなる。「神殺し」の業を背負い、旅での成長を通し神殺しの力が覚醒していく。
エリシス
声 - 椎名へきる天から降ってきた謎の少女。本名は「エリュエステーラ・シーディア」。恥ずかしがり屋で最初はほとんど話さなかったが、ヨルンと共に旅をしていくうちに普通に話すようになる。実は女神の一柱で、「エリシス」、「シーダ」、「テーラ」の3つの姿を取ることができる。エリシスは最も人間に近い姿だが、振るうことができる力は最も弱い。なお、3つの姿に共通するのはヨルンのことが好きという感情だけである。正体は大地母神の伝生。
シーダ
声 - 椎名へきる大人の女性の姿を取ったエリュエステーラ・シーディア。エリシスよりも強い力を持ち、積極的にヨルンの危機を救う。
テーラ
声 - 椎名へきる(ラジオドラマ)エリュエステーラ・シーディアの中で最も強い神の力を振るうことが可能になる姿。反面、人間味には乏しい。
エネフェア
声 - 天野由梨 / 五十嵐麗エリシスの姉。「戦いの女神」。本名は「エネフステーラ・ソーフィア」。父のマーサ・イヴェラ(声 - 大友龍三郎)の呪いによって豹の姿となっている。第二部からは呪いの解けた姿も見せる。アニメ版では常に豹の姿のままだった。
ウルガー・ダイン / おやぢ
声 - 菅原正志ヨルンと共に旅をするヒゲの剣士。通称・おっちゃん。天上武会で優勝するほどの実力の持ち主。ヨルンに剣技を教授する。天上都市に追われる身で、普段は本名を隠していた。
天上都市ユルガハ
フェニス
声 -
川村万梨阿 / 永島由子若いが優秀な魔導士。コントロール系を特に得意とする。アグマイカの部下で、ウィトーらを指揮する。フィールド球と呼ばれる防御装置を身体の周りに展開する。実はアグマイカは育ての父であり、実の父はルメザヴィアだった。
セルロッタ
フェニスの飼っている猫。その正体はヒルダが作り出した魔法生物で、フェニスのダメージを引き受ける憑代。
ウィトー・ウェッジ
声 - 辻谷耕史 / 成田剣「人形使い」(ドールマスター)という、傀儡を操ることを得意とするエリート魔導士の一人。中でもウィトーは、ナンバーワンの人形使いとして名高かった。禁断の愛の末に死んでしまった妹のヘアラを傀儡として再生した。
ヘアラ
声 - 山田みほ / 柊美冬ウィトーの妹。フェニスとは生前、友人だった。死後、ウィトーにより「生体をベースにした人形」として再生された。戦闘により再び死亡(破壊)するも、ある家族の新生児へと転生する。アニメ版では第二の身体であった傀儡を廃棄工場で失ったが、すでに自動車に意識を転移していた。その後、兄の肉体に再転移し、ウィトーと身体を共有する。
アグマイカ
声 - 中博史 / 辻谷耕史ユルガハの幹部。有能な魔導士であり、フェニスの上司かつ父親である。
ヒルダ
声 - 中島麻実(ラジオドラマ)アグマイカの妻だが、それを隠して表向きはフェニスの付き人としてフェニスを陰から見守っている。本名は「ブリュンヒルデ」。本来は強力無比な魔導士だが、フェニスのためにセルロッタを作った反動で、力の大半を失っている。
先見の姫(さきみのひめ)
声 - 田中敦子 / 川村万梨阿未来を知る能力を持つ女性。ヨルンの母であり、ユルガハにある先見の塔で暮らしている。本名は「ヨニハ」。主神(マーサ・イヴェラ)がサヨイを襲い、産ませた娘。
サクラ
声 - 吉住梢フェニスの部下。マイナス系を得意とする魔導士。お茶のみが趣味。ワグナーの孫娘。
六導士
ユルガハを統治する6人の高位の魔導士たち。実態はルメザヴィアの傀儡に等しい。
ミカエラ
六導士の一人。ラレシロに操られる。
グロワ
六導士の一人。
皇導士ルメザヴィア
ユルガハを統治する最高位の魔導士。
天上都市ヤヌエス
ニャコ・ミーケニカ
声 -
水橋かおり(テレビアニメ)ヤヌエスの元首の座に就く(天上都市ウルトで生み出され、捨てられた)獣人の少女。ユルガハ打倒のため神狩りの力を求める。先見の姫の熱烈なファン。部下達の失態に苛立って自ら出撃した。なお、放送当時の『月刊ニュータイプ』によると演じた水橋は母親に「ニャコは貴女に似ている」と言われたらしい。
オルトラン
声 - 松尾銀三(テレビアニメ)ヤヌエス四天王の一人で、副官。


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