エデンより彼方に
Far from Heaven
監督トッド・ヘインズ
脚本トッド・ヘインズ
製作クリスティーン・ヴェイコン
『エデンより彼方に』(原題: Far from Heaven)は、2002年製作のアメリカ映画である。
監督は『ベルベット・ゴールドマイン』のトッド・ヘインズ。1950年代のアメリカ東部コネチカット州を舞台に、ブルジョワ家庭に暮らす理想的な主婦が主人公の、ダグラス・サークの映画 『天はすべて許し給う』 へのオマージュ的メロドラマ。1950年代を再現したセット、衣装、美しい風景も見所。
2002年のヴェネツィア国際映画祭で女優賞を受賞した。ゴールデングローブ賞では、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞の4部門にノミネート。アカデミー賞では主演女優賞、脚本賞、撮影賞、作曲賞にノミネートされた。 1957年のコネチカット州ハートフォードに暮らすキャシーは、一流企業に勤める夫と二人の可愛い子供を持ち、家族のために家事にいそしむ主婦で、周りからは理想の家族と見られていた[1]。しかしある日、夫のフランクがゲイであることが分かり、夫婦で治療を試みたものの最終的にはキャシーの元を去ってしまう。悲しみに暮れるキャシーは、ふとしたことから庭師のレイモンドと親しくなる。しかしレイモンドが黒人だったため、二人は周りから白い眼で見られることになる。 ※括弧内は日本語吹替
ストーリー
キャスト
キャシー・ウィテカー - ジュリアン・ムーア(深見梨加)
アメリカで暮らす主婦[1]。
フランク・ウィテカー - デニス・クエイド(磯部勉)
キャシーの夫。一流企業に勤める[1]。ゲイ。
レイモンド・ディーガン - デニス・ヘイスバート(相沢まさき)