エディオンピースウイング広島
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「広島サッカースタジアム」はこの項目へ転送されています。「広島スタジアム(Balcom BMWスタジアム)」あるいは「広島ビッグアーチ(旧称:エディオンスタジアム広島)」とは異なります。
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広島サッカースタジアム[1]
Hiroshima Soccer Stadium
エディオンピースウイング広島[2]
EDION PEACE WING HIROSHIMA

施設情報
所在地広島県広島市中区基町15番2-1[1]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度24分06秒 東経132度27分14秒 / 北緯34.40167度 東経132.45389度 / 34.40167; 132.45389座標: 北緯34度24分06秒 東経132度27分14秒 / 北緯34.40167度 東経132.45389度 / 34.40167; 132.45389
起工2022年
開場2024年2月1日
所有者広島市
運用者株式会社サンフレッチェ広島指定管理者
グラウンド天然芝
ピッチサイズ105m×68m
大型映像装置あり
建設費256億9,600万円(本体詳細設計含む)
設計者東畑大成EDI・復建設計JV(設計)
PwC昭和設計福山コンサルタントJV(基本計画策定支援)
建設者大成フジタ広成東畑EDI・復建・あい・シーケィJV
使用チーム、大会
サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島レジーナ
収容人員
28,520席
アクセス
当該項参照

エディオンピースウイング広島(: EDION PEACE WING HIROSHIMA)は、広島県広島市中区基町広島市中央公園内にある球技場。広島市が事業主体となって整備し、Jリーグサンフレッチェ広島の運営会社である株式会社サンフレッチェ広島が指定管理者として施設運営を行う。

2024年(令和6年)2月1日にオープンした[3]。条例上の名称は「広島サッカースタジアム」だが[1]、開場時から家電量販店のエディオンが命名権を取得し「エディオンピースウイング広島」の名称を用いている(後述)。
建設の経緯詳細は「広島のサッカースタジアム構想」を参照

サンフレッチェ広島(サンフレ)は広島市安佐南区広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ、2013年より2024年までの名称は命名権により「エディオンスタジアム広島」)を本拠地としていたが、陸上競技場兼球技場であることから臨場感に欠けるほか、広島市中心部からバスで都市高速を使い、20分から25分かかる立地の不便さもあって、2000年代前半から広島市中心部におけるサッカースタジアム建設構想が持ち上がっていた。しかし建設予定地を巡って市・県・サンフレ、さらには広島の財界を巻き込んで紆余曲折を重ね、最終的に広島市中央公園に建設する方針が固まり、2019年に中央公園自由・芝生広場をサッカースタジアムの建設地とする「サッカースタジアム建設の基本方針」をとりまとめられた[4]

基本方針の策定を受け、広島市は市民アンケートや、学識経験者らで構成される「サッカースタジアムについて意見を聴く会」[注釈 1]を開催し、2020年3月30日にサッカースタジアム建設推進会において基本計画を公表した[6]

基本計画では、以下の内容を想定した。

スタジアムの配置についてスタジアム基準の「南北方向」を前提とし、中央公園の回遊性や地下埋設物の影響[注釈 2]を考慮し、当初想定されていた計画よりも西寄り、旧太田川に近い側に配置する。

サッカーのみならずラグビーにも対応した施設とすることとし、芝は天然芝あるいはハイブリッド芝を採用する。

メインスタンドを西側、ホームゴール裏席を南側に配置することを想定し、全面2層式とした上で、全観客席を屋根で覆い、騒音や照明の影響をできるだけ抑える計画とする。

スタジアム全周を囲むコンコースやVIPラウンジを配置する。

駐車場は附置義務台数を確保し、試合非開催時には一般向けの有料駐車場として活用する。

災害時の防災機能を想定し、備蓄倉庫スペースを確保するとともに、耐震性貯水槽を活用する。

観客らの動線はスタジアム南側からのアクセスが主になることを想定し、広島県立総合体育館横から城南通りを跨いでスタジアム(コンコース)に直結するペデストリアンデッキを整備する。

建設及び管理運営の主体は広島市とした上で、スタジアムの設計・施工一体型発注(DB方式)により建設することを想定。管理運営に指定管理者制度を念頭に置いており、設計・施工・運営一括(DBOO方式)による発注も視野に入れるとしている。今後は2020年(令和2年)度に設計・施工の発注準備、事業者選定を行い、2020年(令和2年)度 - 2023年(令和5年)度に基本・実施設計、建設工事、開業準備を行うとのスケジュールとしている。概算事業費は当初の想定より膨らみ、約230億から270億円(ペデストリアンデッキの整備及び埋蔵文化財発掘調査費を含む)と想定されている。

2020年10月22日、広島市が「サッカースタジアム等整備事業」としてDB方式による公募型プロポーザルWTO調達案件)を公示[7]。事業期間を2024年(令和6年)7月末まで(ただしペデストリアンデッキについては同年3月末までに市に引き渡し)に設定し、参加者はスタジアム本体施工担当を代表企業とする2社以上の共同企業体を対象とする。

4グループから参加があり、2021年3月30日に最終プレゼンテーションが行われ、翌日に行われた選定審議会(古谷誠章会長)による技術提案書等の評価の結果、大成建設を代表企業とする共同企業体(構成員:大成建設、フジタ広成建設東畑建築事務所環境デザイン研究所、復建調査設計、あい設計、シーケィ・テック)を優先交渉権者として選定した[8]。(次点:みんなの街なかスタジアム創造企業体=竹中工務店竹中土木・三和鉄構建設・大旗連合建築設計・MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO・亀山ランドスケープデザイン事務所・オオバ安井建築設計事務所)。

2021年6月29日に、広島市と大成JVとの間で、256億9600万円で設計施工(DB)の事業契約が締結された[9]。設計者は上羽一輝(東畑)+伊藤真樹(大成建設)。

2022年1月26日に、白神社(広島市中区)において安全祈願祭を終え、同年2月1日から建設工事を開始した。

2022年4月7日に、スタジアムに隣接する「広場エリア」の整備・管理運営事業(Park-PFI事業)の事業予定者についても公募が行われ、NTT都市開発を代表企業とする共同企業体(構成員:NTT都市開発、RCC文化センターエディオン、NTTアーバンバリューサポート、NTTファシリティーズ、大成建設、中国新聞社日本工営広島電鉄UID)が選ばれた[10](次点:大和リース共立・第一ビルサービス共同企業体)。


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