この項目では、日本における派生作品について説明しています。大元については「X-メン」をご覧ください。
X-MEN(エックスメン)
ジャンルスーパーヒーロー
アニメ
原作マーベルコミックス
監督木ア文智
シリーズ構成広田光毅
キャラクターデザイン横山愛
音楽高橋哲也
アニメーション制作マッドハウス
製作Superhero Anime Partners
放送局アニマックス
放送期間2011年4月1日 - 6月24日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『エックスメン』(MARVEL X-MEN)は、2011年4月1日から6月24日までアニマックスにて放送されたテレビアニメである。マーベル・コミックの『X-メン』を原作としており、日本のアニメ制作会社であるマッドハウスの作品である。 マーベル・コミック、マッドハウス、ソニー・ピクチャーズ、アニマックスによるマーベル作品アニメ化プロジェクト「Marvel Anime」の第3弾で、『ウルヴァリン』に続いての制作、放送となる。第5話より冒頭で東日本大震災の被災者向けの応援メッセージが挿入されている[1]。 第12話の最後に続編の存在を示すかのようなメッセージが描かれているが、現時点では続編の制作は不明である。 キャッチコピーは「最凶.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}変異(ミュータント)軍団 日本集結」。 人類とミュータントの両方を守る為に結成されたX-MENだったが、1年前の「インナーサークル」との戦闘中にメンバーのジーン・グレイが死亡し、それ以来、活動休止になっていた。その中で東北に住むミュータントの中学生が行方不明になり、その両親からX-MENの創始者であるプロフェッサーXのもとへ助けを求める連絡が入った。この失踪事件に大きな事件を予兆したプロフェッサーは、X-MENを再結成させるべく各地に散らばっていたメンバーを招集させた。 ただ1人、恋人であったジーンを失ったリーダーのサイクロプスだけが復帰を拒んでいた。 エグゼビア機関のミュータントチーム。1年前から活動休止状態になっていたが日本での事件を機に活動再開する。
概要
あらすじ
登場人物
エックスメン
サイクロプス
声 - 森川智之エックスメンのリーダー。本名スコット・サマーズ。眼から破壊光線であるオプティック・ブラストを発射するミュータントで、その制御の為に常にバイザーをかけている。ジーンの死により心に深い傷を負う。活動再開した後もその影を落としており、ジーンが死ぬ間際にエマ・フロストの姿を見ていたため、彼女に対して非常に警戒心を持っていたが、プロフェッサーXの精神ダイブで彼女の無実を知り和解した。
ビースト
声 - 田中秀幸エックスメンの一員。本名ヘンリー・P・”ハンク”マッコイ。青い毛皮で覆われた獣のような外見のミュータントで、見た目に似合わぬ天才的な生化学者でありチームのブレーン。活動休止中は大学の講義もしていた。
ストーム
声 - 久川綾エックスメンの一員。本名オロロ・マンロー。ショートカットの白い髪[2]と褐色の肌を持ち、天候を自由に操るミュータント。
ウルヴァリン
声 - 小山力也エックスメンの一員。本名はジェームズ・ハウレッドだが、主にローガンを名乗る。驚異的な回復能力であるヒーリングファクターを持つミュータントで、両手の甲から飛び出すアダマンチウム製の鋭い爪が武器。前作『ウルヴァリン』では若々しくスマートな容姿をしていたが[3]、本作では原作に近い野生的で筋肉質な男性である。
プロフェッサーX
声 - 堀勝之祐エックススメン創始者。本名チャールズ・フランシス・エグゼビア。世界最強の能力を持つテレパスで、下半身不随のため特殊な車椅子に乗る。エグゼビア機関にあるミュータント反応探知装置のセレブロを使うことにより広範囲のミュータントを探知することができる。15年前に日本滞在中に佐々木結衣と恋に落ちたが別れている。
市来久子
声 - 田村ゆかりエックスメンジュニアメンバー。東北地方に住む女子中学生の日本人のミュータントで、オーラをアーマー状に実体化する能力を持つ。そのアーマーはある程度伸縮自在で、一種のパワードスーツないしは小型ロボット兵器のような役割もする。右の掌に健夫と出会った時に負った火傷の痣があるが、本人はそのことを記憶から消されていた。幼い頃に1度だけ覚醒したがその後普通の生活をしていたものの、東北地方でのミュータント狩りを危惧し、両親がエマに家庭教師を依頼していた。その後U-MENに拉致されエックスメンにより救出され、エックスメンジュニアメンバーとして迎え入れられる。
エマ・フロスト
エックスメンと敵対する、全人類を制圧し奴隷のように操ろうと企むミュータント組織。世界を本来のあるべき姿にする事を目的としている。1年前の戦いののち活動を停止。
マスターマインド
ホモサピエンス至上主義で、ミュータントの能力を悪用し人類を殲滅しようと企むマッドサイエンティスト組織。過去にウルヴァリンと戦った経験がある。日本でミュータント狩りを行っており、ミュータントの臓器を採取しその能力を自分のものにしている。なお、その肉体は改造と機械化とが繰り返され、もはやホモサピエンスには見えない。実はインナーサークル傘下の組織であった。
ジェイク
声 - 西凛太朗U-MENのメンバー。対ミュータント用のパワードスーツでエックスメンに挑むも倒された後に証拠隠滅の為に自ら自爆した。
トッド
声 - 高木渉U-MENでドクターと呼ばれるマッドサイエンティスト。巨大な装置と繋がっており対ミュータント用の武装も備えている。ジェイクと共にミュータント狩りをし臓器を採取していたが、エックスメンに倒される。
佐々木結衣の関係者
佐々木結衣(ささき ゆい)
声 - 榊原良子ミュータントを教育する施設、佐々木学園の園長だった人物。現在は東北の山奥に住んでミュータントと医療について研究をしている。15年前にプロフェッサーXと会っており彼との間に息子、健夫が産まれている。健夫の消滅後、U-MENに手を貸した罪を償うために自害しようとしたが思い止まった。
真田純(さなだ じゅん)
声 - 関智一佐々木結衣の研究を手伝っている助手。何らかの実験の為に薬を打っている。加賀、韮崎の2人とは違い佐々木学園の生徒ではなく2ヶ月前に助手として来た。しかし、その正体はマスターマインドが結衣の施設に潜入する為に作り上げた幻覚によるものである。
加賀功一(かが こういち)
声 - 小西克幸佐々木結衣のミュータント研究を手伝っている助手。元佐々木学園の生徒。結衣のミュータント抑制剤を打っていたが、韮崎理子に続きデイモン・ホール症候群を発症して巨大な怪物に変質した。